クラウドファクタリング完全ガイド|安心×お得な資金調達を実現する方法と厳選10社
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
「売掛金はあるのに、今月の支払いに間に合わない…」
「銀行融資は審査に時間がかかりすぎる…」
このような資金繰りの悩みを抱えている経営者の方は、決して少なくないのではないでしょうか。特に中小企業や個人事業主の方にとって、キャッシュフローの問題は事業継続に直結する深刻な課題ですよね。
結論からお伝えすると、クラウドファクタリング(オンライン完結型ファクタリング)を活用すれば、最短即日での資金調達が可能です。しかも、従来型のファクタリングと比較して手数料が安く、来店不要でスマホひとつから申し込めるため、忙しい経営者の方でも手軽に利用できます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
この記事で分かること
- クラウドファクタリングの仕組みと従来型との違い
- 安心×お得に利用できるおすすめ会社10社の比較
- メリット・デメリットと向いている人の特徴
- 悪徳業者を避けて安全に利用するためのチェックリスト
ファクタリング会社おすすめTOP3
手数料・入金スピード・審査通過率・口コミを総合評価。
初めての方でも安心して選べる人気の3社を厳選。手数料・スピード・口コミで人気の3社を厳選
- 【結論】クラウドファクタリング会社おすすめ10社比較表
- クラウドファクタリングとは?従来型との違いをわかりやすく解説
- クラウドファクタリングのメリット6選|安心×お得に資金調達できる理由
- クラウドファクタリングのデメリットと注意点4選
- 【目的別】クラウドファクタリング会社10社を徹底比較
- 【独自視点】銀行系クラウドファクタリングという選択肢
- クラウドファクタリングの利用手順|申込から入金まで6ステップ
- クラウドファクタリングが向いている人・向いていない人
- 悪徳クラウドファクタリング業者の見分け方と安全対策
- クラウドファクタリングに関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:安心×お得なクラウドファクタリングで資金調達を成功させる3つのポイント
【結論】クラウドファクタリング会社おすすめ10社比較表
まずは結論として、クラウドファクタリングを検討されている方に向けて、厳選した10社の比較表をご紹介します。どの会社を選べばよいか迷っている方は、この比較表を参考に、ご自身の状況に合った会社を見つけていただければと思います。
クラウドファクタリング会社の選び方3つのポイント
クラウドファクタリング会社を選ぶ際には、以下の3つのポイントを重視することをおすすめします。
1. 手数料の安さ
クラウドファクタリングの手数料は、一般的に1%~15%程度の範囲で設定されています。オンライン完結型のサービスは、店舗運営コストや人件費を削減できるため、従来型と比較して手数料が低く抑えられている傾向があります。ただし、手数料率だけでなく、その他の諸費用(事務手数料、振込手数料など)も含めた総コストで比較することが大切です。
2. 入金スピード
急な資金需要に対応するためには、申込から入金までのスピードが重要になります。クラウドファクタリングでは、最短2時間~即日入金に対応している会社も多く存在します。ただし、「最短即日」と表記されていても、実際には午前中までの申込が条件となっている場合もありますので、各社の詳細条件を確認することをおすすめします。
3. 運営会社の信頼性
ファクタリングは法律で規制された業種ではないため、残念ながら悪徳業者も存在します。運営会社の実績、法人登記の有無、口コミ評判などを事前に確認することが重要です。特に、銀行系や上場企業グループのサービス、一般社団法人が運営するサービスは、信頼性が高いと言えるでしょう。
【比較表】おすすめクラウドファクタリング10社
| 会社名 | 取引形態 | 入金スピード | 手数料 | 買取可能額 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| OLTA | 2社間 | 最短即日 | 2%~9% | 下限上限なし | クラウドファクタリングの元祖・業界最大手 |
| QuQuMo | 2社間 | 最短2時間 | 1%~14.8% | 下限上限なし | オンライン特化・スピード重視 |
| ペイトナーファクタリング | 2社間 | 最短10分 | 10% | 1万円~100万円 | フリーランス・少額対応に強み |
| ラボル | 2社間 | 最短60分 | 10% | 1万円~上限なし | 業界最速水準・24時間対応 |
| ビートレーディング | 2社間/3社間 | 最短2時間 | 2%~12% | 下限上限なし | 累計買取額1,300億円超の実績 |
| 入金QUICK(SBI) | 2社間 | 最短2営業日 | 0.5%~ | 1万円~ | 大手金融グループの安心感 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 2社間/3社間 | 最短3時間 | 1.5%~10% | 下限上限なし | 一般社団法人の信頼性 |
| PayToday | 2社間 | 最短即日 | 1%~9.5% | 10万円~上限なし | AI審査で柔軟対応 |
| WEST | 2社間 | 最短即日 | 2%~ | 下限上限なし | 業界最安水準の手数料 |
| アクセルファクター | 2社間/3社間 | 最短即日 | 2%~20% | 30万円~1億円 | 審査通過率93%の高さ |
上記の比較表から、ご自身の優先事項に合わせて選んでいただければと思います。
- 手数料を最重視する方:入金QUICK(0.5%~)、WEST(2%~)、OLTA(2%~)がおすすめです
- 入金スピードを最重視する方:ペイトナーファクタリング(最短10分)、ラボル(最短60分)、QuQuMo(最短2時間)がおすすめです
- 信頼性・安心感を最重視する方:入金QUICK(SBIグループ)、日本中小企業金融サポート機構(一般社団法人)がおすすめです
クラウドファクタリングとは?従来型との違いをわかりやすく解説
クラウドファクタリングという言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、クラウドファクタリングの基本的な仕組みと、従来型ファクタリングとの違いについて、わかりやすく解説していきます。
クラウドファクタリングの定義と特徴
クラウドファクタリングとは、申込から審査、契約、入金までの一連の手続きを、すべてオンライン上で完結できるファクタリングサービスのことを指します。従来のファクタリングでは、ファクタリング会社への来店や対面での面談、紙の書類のやり取りが必要でしたが、クラウドファクタリングではこれらの手続きがすべてインターネット上で完了します。
経済産業省が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れを受けて、ファクタリング業界でもオンライン化が急速に進んでおり、特に2020年以降は非対面サービスへの需要が高まったことで、クラウドファクタリングを提供する会社が増加しています。
クラウドファクタリングの主な特徴としては、以下の点があげられます。
まず、24時間いつでも申込可能という点があります。インターネット環境さえあれば、営業時間を気にすることなく、深夜や早朝でも申込手続きを進めることができます。これは、日中は業務で忙しい経営者の方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
次に、来店不要でスマホ完結できるという点があります。従来型のファクタリングでは、契約のために会社に出向く必要がありましたが、クラウドファクタリングではスマートフォンやパソコンから全ての手続きを行えます。地方在住の方でも、都市部のファクタリング会社のサービスを利用できるようになりました。
さらに、審査スピードが早いという特徴もあります。AI(人工知能)を活用した審査システムを導入している会社も多く、従来型と比較して短時間で審査結果が出る傾向にあります。
「クラウドファクタリング」はOLTA株式会社の登録商標
ここで一つ、重要な点をお伝えしておきます。
実は「クラウドファクタリング」という名称は、OLTA株式会社の登録商標です。
OLTA株式会社は、2017年に日本で初めてオンライン完結型のファクタリングサービスを開始した会社であり、「クラウドファクタリング」という概念を日本に広めたパイオニア的存在です。そのため、厳密に言えば「クラウドファクタリング」はOLTA社が提供するサービスを指す固有名詞となります。
ただし、現在では「クラウドファクタリング」という言葉が、オンライン完結型ファクタリング全般を指す一般的な用語として広く使われるようになっています。本記事でも、オンライン完結型ファクタリング全般を指す意味で「クラウドファクタリング」という表現を使用していきます。
他社のサービスを利用する場合は、「オンラインファクタリング」「Web完結型ファクタリング」「クラウド契約ファクタリング」といった呼称が使われることが多いですので、覚えておいていただければと思います。
クラウド契約(電子契約)の仕組みと法的有効性
クラウドファクタリングでは、契約手続きも電子契約(クラウドサイン、DocuSign等)で行われます。「紙の契約書がなくても大丈夫なの?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
e-Gov法令検索で確認できる「電子署名及び認証業務に関する法律」(電子署名法)により、一定の要件を満たした電子署名には、手書きの署名や押印と同等の法的効力が認められています。具体的には、電子署名法第3条において、本人による電子署名が行われた電磁的記録は、真正に成立したものと推定されると規定されています。
法務省も、適切な電子署名が付された電子契約は法的に有効であることを認めており、多くの企業でも電子契約の導入が進んでいます。クラウドサインなどの大手電子契約サービスは、この電子署名法の要件を満たしているため、安心して契約を締結することができます。
また、ファクタリング契約の根拠となる債権譲渡についても、民法上は書面での契約が必須とされているわけではありません。電子契約であっても、当事者間の合意があれば有効に成立します。
従来型ファクタリングとの違い【比較表付き】
クラウドファクタリングと従来型ファクタリングの違いを、比較表で整理してみましょう。
| 比較項目 | クラウドファクタリング | 従来型ファクタリング |
|---|---|---|
| 申込方法 | オンライン(Web・アプリ) | 電話・来店・FAX |
| 必要書類の提出 | データアップロード | 郵送・持参・FAX |
| 面談 | 不要(またはWeb面談) | 対面での面談が必要 |
| 契約方法 | 電子契約 | 紙の契約書に押印 |
| 審査スピード | 最短数時間~即日 | 数日~1週間程度 |
| 入金スピード | 最短即日 | 最短即日~数日 |
| 手数料相場 | 1%~15%程度 | 5%~20%程度 |
| 対応エリア | 全国対応 | 会社所在地周辺が中心 |
| 営業時間 | 24時間申込可能 | 営業時間内のみ |
このように比較してみると、クラウドファクタリングは手続きの手軽さ、スピード、コストの面で優位性があることがお分かりいただけるかと思います。
ただし、従来型ファクタリングにも、対面で相談しながら進められる安心感や、個別の事情に柔軟に対応してもらいやすいといったメリットがあります。どちらが良いかは、ご自身の状況や優先事項によって異なりますので、両者の特徴を理解した上で選択していただければと思います。
クラウドファクタリングのメリット6選|安心×お得に資金調達できる理由
クラウドファクタリングには、従来型ファクタリングにはない多くのメリットがあります。
ここでは、特に重要な6つのメリットについて詳しく解説していきます。
メリット1:最短即日入金でキャッシュフローを即改善
クラウドファクタリングの最大のメリットは、なんといってもスピードです。従来型のファクタリングでは、申込から入金まで数日から1週間程度かかることも珍しくありませんでしたが、クラウドファクタリングでは最短即日、場合によっては数時間で入金を受けることができます。
例えば、QuQuMoでは最短2時間での入金実績があり、ペイトナーファクタリングでは最短10分での入金にも対応しています。このスピード感は、「今週中に支払いがある」「急な出費に対応しなければならない」といった緊急の資金需要に対応する上で、非常に心強い味方となります。
中小企業の経営者が抱える課題として「資金繰り」は常に上位にランクインしています。売掛金の入金サイトが長い業種では、売上があるにもかかわらず手元資金が不足するという状況が生じやすく、クラウドファクタリングはこうした課題を解決する有効な手段となり得ます。
メリット2:手数料が従来型より安い傾向
クラウドファクタリングは、従来型ファクタリングと比較して手数料が安い傾向にあります。これは、オンライン完結によって店舗の賃料や人件費などの固定費を削減できることが大きな理由です。
従来型ファクタリングの手数料相場が5%~20%程度であるのに対し、クラウドファクタリングでは1%~15%程度が相場となっています。特に、入金QUICK(SBI)では0.5%~という業界最安水準の手数料を実現しており、OLTAやWESTでも2%~という低水準の手数料を提示しています。
例えば、100万円の売掛債権を売却する場合、手数料率が5%と10%では、受け取れる金額に5万円もの差が生じます。継続的にファクタリングを利用する場合、この手数料の差は年間で見ると非常に大きな金額になりますので、手数料率の低いクラウドファクタリングを選ぶことで、コスト削減につなげることができます。
メリット3:オンライン完結で来店・対面不要
クラウドファクタリングでは、申込から契約まですべての手続きをオンラインで完結できるため、ファクタリング会社への来店や対面での面談が一切不要です。
この特徴は、以下のような方にとって特に大きなメリットとなります。
まず、地方在住の経営者の方です。従来型ファクタリングでは、ファクタリング会社の多くが東京や大阪などの大都市圏に集中しているため、地方の経営者の方は利用できる会社が限られていました。しかし、クラウドファクタリングであれば、全国どこからでも同じサービスを利用できます。
次に、多忙で時間が取れない経営者の方です。中小企業の経営者は、営業、経理、人事など多くの業務を兼務していることが少なくありません。ファクタリング会社への訪問に半日を費やすことが難しい場合でも、クラウドファクタリングであれば、業務の合間にスマートフォンから申込手続きを進めることができます。
メリット4:必要書類が少なくシンプル
クラウドファクタリングでは、従来型と比較して必要書類が少なく、シンプルな手続きで利用できるケースが多いです。
一般的なクラウドファクタリングで必要となる書類は、以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 請求書または売掛金の証明書類
- 直近の入出金明細(通帳コピー等)
- 確定申告書または決算書
従来型ファクタリングでは、これらに加えて登記簿謄本、印鑑証明書、会社案内、取引先との契約書など、より多くの書類が求められることがありました。
国税庁のe-Taxなどで電子申告を行っている方であれば、確定申告書のデータをそのままアップロードできる場合もあり、書類準備の手間をさらに削減できます。
ただし、買取金額が大きい場合や、売掛先の信用調査が必要な場合には、追加書類を求められることもありますので、各社の必要書類をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
メリット5:24時間いつでも申込可能
クラウドファクタリングの大きな特徴として、24時間365日いつでも申込が可能という点があります。
従来型ファクタリングでは、ファクタリング会社の営業時間内に電話や来店で申込を行う必要がありました。平日の9時~18時といった営業時間に連絡を取ることが難しい経営者の方にとっては、これが大きな障壁となっていました。
一方、クラウドファクタリングでは、深夜でも早朝でも、土日祝日でも、Webサイトやアプリから申込手続きを進めることができます。例えば、ラボルでは24時間審査対応を行っており、土日祝日でも入金を受けられるサービスを提供しています。
「金曜日の夜に急な支払いが発生したが、翌週の月曜日まで対応を待てない」といった状況でも、クラウドファクタリングであれば週末のうちに手続きを進められる可能性があります。
メリット6:信用情報に影響しない
ファクタリングは借入ではなく「売掛債権の売却」であるため、信用情報機関への登録対象とはなりません。これは、将来的に銀行融資を受けることを検討している経営者の方にとって、非常に重要なポイントです。
CICやJICCなどの信用情報機関には、カードローンや銀行融資などの借入情報が登録されますが、ファクタリングの利用履歴は登録されません。そのため、ファクタリングを利用したことが原因で、将来の融資審査に悪影響を与えることはありません。
また、全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センター(KSC)にも、ファクタリングの情報は登録されません。
ただし、注意していただきたいのは、ファクタリングはあくまでも売掛債権の売却であり、借入ではないという点です。「審査に通りやすい」「ブラックでもOK」といった表現を前面に出している業者の中には、実質的に貸付を行っている悪徳業者も存在しますので、後述する「悪徳業者の見分け方」をしっかりと確認していただければと思います。
クラウドファクタリングのデメリットと注意点4選
クラウドファクタリングには多くのメリットがありますが、当然ながらデメリットや注意点も存在します。利用を検討する際には、これらの点もしっかりと把握しておくことが大切です。
デメリット1:対面相談ができず不安を感じる場合も
クラウドファクタリングは、すべての手続きがオンラインで完結するため、担当者と直接会って相談することができません。これは、メリットでもある一方、デメリットと感じる方もいらっしゃるでしょう。
特に、ファクタリングを初めて利用する方や、自社の状況が特殊で個別相談が必要な方にとっては、対面での説明を受けられないことに不安を感じるかもしれません。また、書類の不備や審査の進捗状況について、電話やメールでのやり取りだけでは意思疎通が難しいと感じる場合もあるでしょう。
このような場合は、電話やビデオ通話でのサポートが充実している会社を選ぶことをおすすめします。例えば、ビートレーディングやアクセルファクターなどは、オンライン対応と並行して電話での相談も受け付けており、担当者からのフォローを受けながら手続きを進めることができます。
デメリット2:基本的に2社間ファクタリングが中心
クラウドファクタリングでは、2社間ファクタリング(利用者とファクタリング会社の2者間で行う取引)が中心となっており、3社間ファクタリング(売掛先も含めた3者間で行う取引)には対応していない会社が多いです。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いを簡単に説明しますと、2社間では売掛先に知られることなくファクタリングを利用できる一方、3社間では売掛先への通知と承諾が必要となります。3社間ファクタリングは、売掛先の協力が得られる分、ファクタリング会社にとってのリスクが低くなるため、手数料が安くなる傾向があります。
3社間ファクタリングは、手数料が1%~5%程度と非常に低く抑えられるケースがあります。しかし、クラウドファクタリングでは売掛先との対面でのやり取りが難しいため、3社間での取引に対応している会社は限られています。
手数料を最優先に考える場合は、3社間ファクタリングに対応しているビートレーディングや日本中小企業金融サポート機構などを検討してみてください。
デメリット3:AI審査は融通が利きにくい
クラウドファクタリングの多くは、審査のスピードを上げるためにAI(人工知能)を活用した自動審査システムを導入しています。これにより、短時間で審査結果を得られるというメリットがある一方、個別の事情に柔軟に対応してもらいにくいというデメリットもあります。
例えば、「創業間もないが将来性のある事業である」「一時的な赤字だが回復の見込みがある」といった事情は、対面での面談であれば説明の機会がありますが、AI審査では数値やデータのみで判断されるため、こうした事情を考慮してもらうことが難しい場合があります。
AI審査のメリットを享受しつつも、必要に応じて人による審査を行っている会社を選ぶことで、このデメリットを軽減できる可能性があります。
デメリット4:書類のデータ化(PDF・画像化)が必要
クラウドファクタリングでは、必要書類をすべてデータ(PDF、画像ファイルなど)で提出する必要があります。紙の書類しか手元にない場合は、スキャナーやスマートフォンのカメラで撮影してデータ化する作業が必要となります。
高齢の経営者の方や、デジタル機器の操作に不慣れな方にとっては、この作業がハードルとなる可能性があります。また、スマートフォンのカメラで撮影する場合、画質が悪かったり、書類の一部が切れていたりすると、再提出を求められることもあります。
書類のデータ化が難しいと感じる場合は、以下の点を意識していただくと、スムーズに進められます。
- 明るい場所で撮影し、影が入らないようにする
- 書類全体がフレームに収まるように撮影する
- 文字がはっきり読める程度の解像度を確保する
- PDFファイルに変換できるスキャンアプリを活用する
最近のスマートフォンには、書類を自動で認識してきれいにスキャンしてくれるアプリが、プリインストールされていることも多いので活用してみてください。
【目的別】クラウドファクタリング会社10社を徹底比較
ここからは、おすすめのクラウドファクタリング会社10社について、それぞれの特徴や強みを詳しく解説していきます。各社のサービス内容を把握した上で、ご自身の状況に最も合った会社を選んでいただければと思います。
OLTA|クラウドファクタリングの元祖・業界最大手
OLTA株式会社は、2017年に日本初のオンライン完結型ファクタリングサービスを開始した、クラウドファクタリングのパイオニアです。「クラウドファクタリング」という名称自体がOLTA社の登録商標であることからも、その先駆者としての地位がうかがえます。
OLTAの最大の特徴は、その信頼性と実績です。MUFG Digital アクセラレータに採択されたフィンテックスタートアップであり、三菱UFJフィナンシャル・グループとの連携実績もあります。累計申込金額は1,000億円を超えており、業界最大手としての実績を誇っています。
手数料は2%~9%と業界でも低水準であり、買取金額に上限も下限もないため、少額から大口まで幅広い金額に対応可能です。審査はAIを活用したスピーディーなシステムで行われ、最短即日での入金にも対応しています。
また、OLTAは全国の地方銀行と提携したサービスも展開しており、「○○銀行クラウドファクタリング powered by OLTA」という形で、地域金融機関を通じたサービス提供も行っています。地元の銀行を通じて利用したいという方にも安心感を提供しています。
QuQuMo|最短2時間入金・オンライン特化
QuQuMo(ククモ)は、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン特化型のファクタリングサービスです。「最短2時間での入金」を売りにしており、スピードを最重視する方に特におすすめです。
QuQuMoの特徴は、徹底したオンライン完結型のサービス設計にあります。申込から契約まで、すべての手続きがWeb上で完結し、来店や対面での面談は一切不要です。契約は電子契約(クラウドサイン)で行われるため、印鑑を用意する必要もありません。
手数料は1%~14.8%と幅がありますが、これは売掛先の信用度や取引実績などによって変動します。買取金額に上限・下限がないため、小規模な取引から大口の取引まで対応可能です。
また、必要書類が少ないことも特徴の一つです。請求書と通帳のコピーがあれば申込可能であり、決算書が不要なケースもあります。これにより、創業間もない事業者や、決算書の準備に時間がかかる方でも利用しやすくなっています。
ペイトナーファクタリング|フリーランス・少額対応に強み
ペイトナーファクタリングは、フリーランスや個人事業主を主なターゲットとしたファクタリングサービスです。最大の特徴は、最短10分での入金という驚異的なスピードと、1万円からの少額対応という点にあります。
従来のファクタリングは、法人向けの大口取引が中心であり、数十万円以下の少額取引には対応していない会社も多くありました。しかし、ペイトナーファクタリングでは1万円からの買取に対応しており、「今月のちょっとした出費を賄いたい」というニーズにも応えることができます。
手数料は一律10%とシンプルな料金体系を採用しており、「手数料がいくらになるか分からない」という不安を感じることなく利用できます。初回利用時の買取上限は25万円ですが、利用実績を積むことで最大100万円まで上限が引き上げられます。
申込はアプリから行うことができ、請求書をスマートフォンで撮影してアップロードするだけで手続きが完了します。クラウドソーシングやリモートワークで活躍するフリーランスの方にとって、非常に使いやすいサービス設計となっています。
ラボル|最短60分入金・24時間対応
ラボルは、株式会社ラボルが運営するオンラインファクタリングサービスで、最短60分での入金という業界最速水準のスピードが最大の特徴です。
ラボルの大きな強みは、24時間365日対応という点にあります。土日祝日でも審査・入金に対応しており、「金曜日の夜に急な支払いが発生したが、月曜日まで待てない」といった状況でも利用できる可能性があります。これは、他のファクタリング会社では見られない特徴です。
手数料は一律10%であり、ペイトナーファクタリングと同様にシンプルな料金体系を採用しています。買取金額は1万円から上限なしとなっており、フリーランスの少額取引から法人の大口取引まで幅広く対応しています。
必要書類も、本人確認書類、請求書、取引を証明するもの(メールのスクリーンショット等でも可)、入金確認ができるものの4点のみとシンプルです。特に、正式な契約書がなくてもメールのやり取りなどで取引を証明できる点は、フリーランスの方にとって嬉しいポイントでしょう。
ビートレーディング|累計買取額1,300億円超の実績
ビートレーディングは、ファクタリング業界で圧倒的な実績を誇る大手企業です。累計買取額は1,300億円を超えており、累計取引社数は5.8万社以上と、業界トップクラスの規模を誇っています。
ビートレーディングの特徴は、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応している点です。クラウドファクタリングでは2社間のみという会社が多い中、3社間にも対応していることで、より低い手数料でのファクタリングを希望する方にも対応できます。
手数料は2%~12%となっており、3社間ファクタリングを選択した場合は、より低い手数料で利用できる可能性があります。入金スピードは最短2時間と非常に早く、オンラインでの手続きにも対応しています。
また、専任のアドバイザーが付くサポート体制も特徴の一つです。オンライン完結だけでなく、電話や対面でのサポートも受けられるため、「オンラインだけでは不安」という方にも安心して利用していただけます。買取可能額に上限・下限がないため、小規模から大規模まであらゆる取引に対応可能です。
入金QUICK(SBI)|大手金融グループの安心感・手数料0.5%~
入金QUICKは、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供するオンラインファクタリングサービスです。SBIグループという大手金融グループが運営しているため、信頼性・安心感を重視する方に特におすすめです。
入金QUICKの最大の特徴は、手数料0.5%~という業界最安水準の手数料設定です。これは、SBIグループとしてのスケールメリットや、グループ内のシナジー効果によって実現されています。手数料を最優先に考える方にとっては、最も魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
ただし、入金スピードは「最短2営業日」となっており、他のクラウドファクタリングサービスと比較するとやや時間がかかります。緊急の資金需要よりも、計画的な資金調達に向いているサービスと言えます。
入金QUICKは、同じくSBIビジネス・ソリューションズが提供する「請求QUICK」(クラウド型請求書発行サービス)と連携しており、請求QUICKで発行した請求書をそのままファクタリングに回すことができます。すでに請求QUICKを利用している方にとっては、シームレスな連携が可能です。
日本中小企業金融サポート機構|一般社団法人の信頼性
一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人が運営するファクタリングサービスです。営利目的ではない法人形態であることから、「本当に信頼できるのか不安」と感じている方にとって、安心材料の一つとなるでしょう。
日本中小企業金融サポート機構の特徴は、中小企業の経営支援を目的とした組織であり、ファクタリングだけでなく、経営相談や補助金申請支援など、幅広いサポートを提供している点です。単に資金調達を行うだけでなく、経営全般について相談したいという方にも適しています。
手数料は1.5%~10%と比較的低水準であり、2社間・3社間の両方に対応しています。入金スピードは最短3時間と早く、買取金額に上限・下限もありません。
関東財務局長及び関東経済産業局長から「経営革新等支援機関」として認定を受けており、国からのお墨付きを得た機関であることも、信頼性を裏付けるポイントです。
PayToday|AI審査で柔軟対応
PayTodayは、AI(人工知能)を活用した独自の審査システムが特徴のオンラインファクタリングサービスです。AIによる審査と人による審査を組み合わせることで、スピーディーでありながらも柔軟な審査を実現しています。
PayTodayの手数料は1%~9.5%と業界でも低水準であり、コストを抑えたい方に適しています。買取金額は10万円から上限なしとなっており、中小規模の取引から大口取引まで対応可能です。
入金スピードは最短即日となっており、午前中に申込を完了させれば、当日中の入金を受けられる可能性があります。
PayTodayの特徴的なサービスとして、「即日AIファクタリング」があります。これは、AIによる自動審査で即座に買取条件を提示するもので、「今すぐ手数料がいくらになるか知りたい」というニーズに応えることができます。
WEST(ウエスト)|手数料2%~の業界最安水準
WEST(ウエスト)は、クラウド契約に特化したファクタリングサービスで、手数料2%~という業界最安水準の手数料設定が最大の特徴です。
WESTの強みは、完全オンライン完結によるコスト削減を徹底的に追求し、その分を手数料の低さという形で利用者に還元している点です。申込から契約まで、スマートフォンひとつで完結できる手軽さも魅力です。
入金スピードは最短即日となっており、スピード面でも他社に引けを取りません。買取金額に上限・下限がないため、幅広い金額に対応可能です。
また、WESTでは「調達可能額シミュレーション」を提供しており、申込前に自分がいくら調達できそうかを確認することができます。本申込の前に目安を知りたいという方にとって、便利な機能と言えるでしょう。
アクセルファクター|審査通過率93%の高さ
アクセルファクターは、審査通過率93%という高い通過率を誇るファクタリングサービスです。「他社で審査に落ちてしまった」「審査に通るか不安」という方にとって、心強い選択肢となるでしょう。
アクセルファクターの特徴は、審査の柔軟性にあります。AIによる自動審査だけでなく、担当者による個別審査も行っているため、数字だけでは判断できない事情も考慮してもらえる可能性があります。
手数料は2%~20%と幅がありますが、これは個々の案件のリスクに応じて設定されます。2社間・3社間の両方に対応しており、3社間を選択した場合は、より低い手数料で利用できる可能性があります。
買取金額は30万円~1億円となっており、ある程度の規模の取引が前提となっています。入金スピードは最短即日であり、オンラインでの手続きにも対応しています。
【独自視点】銀行系クラウドファクタリングという選択肢
クラウドファクタリングを検討する際、見落としがちな選択肢として「銀行系クラウドファクタリング」があります。
ここでは、銀行が提供または提携しているクラウドファクタリングサービスについて、独自の視点から解説していきます。
銀行系クラウドファクタリングとは?
銀行系クラウドファクタリングとは、銀行が自社で提供している、または外部のファクタリング会社と提携して提供しているオンライン完結型のファクタリングサービスのことを指します。
金融庁の監督下にある銀行が関わっているため、独立系のファクタリング会社と比較して、信頼性・安心感が高いという特徴があります。また、すでに取引のある銀行であれば、審査がスムーズに進む可能性もあります。
銀行系クラウドファクタリングには、大きく分けて2つのタイプがあります。
1. 銀行が自社で提供するサービス
スルガ銀行の「スルガクラウドファクタリング」などが該当します。銀行自身がファクタリングサービスを提供しているため、銀行としての信頼性がそのまま担保されます。
2. 銀行がファクタリング会社と提携して提供するサービス
「○○銀行クラウドファクタリング powered by OLTA」などの形式で、地方銀行がOLTA社と提携して提供しているサービスが該当します。銀行が窓口となりながらも、実際のサービス運営はファクタリング専業会社が行うため、専門性の高いサービスを受けることができます。
スルガクラウドファクタリングの特徴
スルガ銀行が提供する「スルガクラウドファクタリング」は、銀行が直接運営するオンラインファクタリングサービスです。
スルガ銀行は静岡県に本店を置く地方銀行であり、長い歴史と確かな実績を持つ金融機関です。銀行が直接提供するサービスであることから、「ファクタリング会社って本当に信頼できるの?」と不安を感じている方にとって、安心材料となるでしょう。
オンラインで申込から契約まで完結でき、最短即日での資金調達にも対応しています。すでにスルガ銀行と取引がある方であれば、よりスムーズに利用できる可能性があります。
西日本シティ銀行のクラウドファクタリング
西日本シティ銀行も、「クラウドファクタリングサービス」を提供しています。西日本シティ銀行は福岡県を中心に九州地方で広く展開している地方銀行であり、九州地方の事業者にとっては身近な金融機関です。
西日本シティ銀行のクラウドファクタリングでは、請求書をすぐに資金化できるサービスを提供しており、法人・個人事業主のどちらでも利用可能です。地元の銀行を通じてファクタリングを利用したいという九州地方の事業者にとって、検討する価値のある選択肢です。
ふくぎんクラウドファクタリング(福島銀行×OLTA)
福島銀行は、OLTA株式会社と提携して「ふくぎんクラウドファクタリング powered by OLTA」を提供しています。
このサービスは、福島銀行がサポートを行いながら、実際のファクタリングサービスはOLTA社が運営するという形式を取っています。これにより、地元銀行としての安心感と、OLTA社の専門性・サービス品質を両立させています。
個人事業主・法人のどちらでも利用可能で、買取金額に上限も下限もありません。福島県を中心とした東北地方の事業者にとって、地元銀行を通じてクラウドファクタリングを利用できる貴重な選択肢となっています。
銀行系と独立系、どちらを選ぶべきか?
銀行系クラウドファクタリングと独立系クラウドファクタリング、どちらを選ぶべきかは、以下のポイントを基準に判断していただければと思います。
銀行系がおすすめの方:
- 信頼性・安心感を最優先に考える方
- すでに取引のある銀行がクラウドファクタリングを提供している場合
- 将来的に銀行融資を受けることを視野に入れており、銀行との関係構築を重視する方
- ファクタリング会社に対する漠然とした不安がある方
独立系がおすすめの方:
- 手数料の安さやスピードを最優先に考える方
- 取引のある銀行がクラウドファクタリングを提供していない場合
- より専門性の高いサービスや、多様な選択肢から選びたい方
- フリーランスや少額取引など、銀行系では対応していない可能性のある取引を行う方
どちらが優れているということではなく、ご自身の状況や優先事項に合わせて選択することが大切です。
クラウドファクタリングの利用手順|申込から入金まで6ステップ
クラウドファクタリングを実際に利用する際の流れについて、6つのステップに分けて詳しく解説していきます。初めてファクタリングを利用する方でも、この流れを把握しておけば、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。
ステップ1:オンラインで申込・アカウント登録
クラウドファクタリングの利用は、まず各社のWebサイトやアプリから申込・アカウント登録を行うことから始まります。
多くのサービスでは、メールアドレスの登録、会社情報(または個人事業主情報)の入力、代表者情報の入力などを行います。この段階では、まだ詳細な書類提出は不要で、基本的な情報のみで登録が完了します。
経済産業省が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、多くの金融サービスがオンライン化を進めていますが、クラウドファクタリングもその流れに沿ったサービスと言えます。
申込は24時間いつでも可能ですので、営業時間を気にすることなく、ご自身の都合の良いタイミングで手続きを開始できます。
ステップ2:必要書類のアップロード
アカウント登録が完了したら、次は必要書類をアップロードします。一般的に求められる書類は以下の通りです。
法人の場合:
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 売掛金を証明する書類(請求書、契約書等)
- 直近の入出金明細(通帳のコピー、ネットバンキングの画面等)
- 決算書(直近1〜2期分)
個人事業主の場合:
- 本人確認書類
- 売掛金を証明する書類
- 直近の入出金明細
- 確定申告書
国税庁のe-Taxで電子申告を行っている方は、申告データをそのままアップロードできる場合もあります。
書類はスマートフォンのカメラで撮影したものでも問題ありませんが、文字がはっきり読めること、書類全体が映っていることを確認してからアップロードしましょう。
ステップ3:AI審査・オンライン審査の実施
必要書類をアップロードすると、審査が開始されます。クラウドファクタリングの多くは、AI(人工知能)を活用した自動審査システムを導入しており、従来型と比較して短時間で審査結果が出る傾向にあります。
審査では主に以下の点がチェックされます。
- 売掛先(取引先)の信用度
- 売掛金の金額と支払期日
- 利用者の事業実績
- 過去の取引履歴(ファクタリング利用歴がある場合)
重要なポイントとして、ファクタリングの審査では利用者自身の信用度よりも、売掛先の信用度が重視されるという点があります。これは、ファクタリングが「売掛債権の売却」であり、最終的に支払いを行うのは売掛先だからです。
そのため、自社の業績が芳しくない場合でも、売掛先が大企業や公的機関など信用度の高い相手であれば、審査に通過できる可能性があります。
ステップ4:見積もり結果の確認
審査が完了すると、買取条件(見積もり)が提示されます。見積もりでは主に以下の内容が示されます。
- 買取金額(手数料を差し引いた後の入金額)
- 手数料率
- 入金予定日
この段階で、条件に納得できない場合は契約を見送ることも可能です。複数のファクタリング会社に同時に見積もりを依頼し、条件を比較してから決定することも一つの方法です。
見積もりを確認する際には、手数料率だけでなく、実際に手元に入る金額をしっかりと確認しましょう。事務手数料や振込手数料など、手数料率には含まれていない費用が別途かかる場合もあります。
ステップ5:電子契約の締結
見積もり条件に同意したら、契約手続きに進みます。クラウドファクタリングでは、クラウドサインやDocuSignなどの電子契約サービスを利用して契約を締結します。
電子署名法の要件を満たした電子契約は法的に有効です。紙の契約書に押印するのと同様の法的効力がありますので、安心して契約を締結してください。
電子契約の手順は一般的に以下の通りです。
- メールで契約書のリンクが届く
- リンクをクリックして契約内容を確認
- 同意ボタンをクリック(または電子署名を行う)
- 契約完了
契約書の内容は必ず全文を確認し、不明点があればファクタリング会社に問い合わせてから署名するようにしましょう。特に、償還請求権の有無(売掛先が支払えなかった場合に買い戻し義務があるかどうか)は重要なポイントです。
ステップ6:指定口座への入金
契約が完了すると、指定した銀行口座に買取代金が振り込まれます。入金までの時間は会社によって異なりますが、最短で即日、早い会社では数時間で入金される場合もあります。
入金を確認したら、ファクタリングの手続きは完了です。あとは、売掛金の支払期日が来たら、売掛先から支払われた代金をファクタリング会社に支払う(2社間の場合)、または売掛先が直接ファクタリング会社に支払う(3社間の場合)という流れになります。
入金後の流れについても、契約時にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
クラウドファクタリングが向いている人・向いていない人
クラウドファクタリングは便利なサービスですが、すべての人に最適というわけではありません。
ここでは、クラウドファクタリングが向いている人と向いていない人の特徴について解説していきます。
向いている人①:急ぎで資金が必要な経営者
クラウドファクタリングが最も向いているのは、急ぎで資金が必要な経営者の方です。
中小企業が資金調達を必要とする理由として「運転資金の確保」「設備投資」「突発的な支出への対応」などが挙げられています。特に突発的な支出への対応では、銀行融資の審査を待つ時間的余裕がないケースも少なくありません。
クラウドファクタリングであれば、最短数時間~即日で資金を調達できるため、「今週中に支払いがある」「急な設備故障で修理費用が必要」といった緊急の資金需要に対応することができます。
向いている人②:地方在住でファクタリング会社が近くにない人
地方在住の経営者の方にも、クラウドファクタリングは非常に適しています。
従来型ファクタリングの多くは、東京や大阪などの大都市圏に集中しています。地方の経営者の方が従来型ファクタリングを利用しようとすると、都市部のファクタリング会社まで出向く必要があり、移動時間やコストがかかっていました。
クラウドファクタリングであれば、全国どこからでも同じサービスを利用できます。北海道から沖縄まで、インターネット環境さえあれば、都市部の経営者と同じ条件でファクタリングを利用することが可能です。
向いている人③:手数料を抑えたい個人事業主・フリーランス
手数料をできるだけ抑えたい個人事業主・フリーランスの方にも、クラウドファクタリングはおすすめです。
先述の通り、クラウドファクタリングは従来型と比較して手数料が安い傾向にあります。店舗運営コストや人件費を削減できる分、その還元を手数料の低さという形で受けることができます。
また、ペイトナーファクタリングやラボルなど、個人事業主・フリーランス向けに特化したサービスも登場しており、1万円からの少額取引にも対応しています。クラウドソーシングやリモートワークで活躍するフリーランスの方にとって、使いやすいサービスが増えています。
向いていない人①:対面で相談しながら進めたい人
一方で、対面で相談しながら進めたいという方には、クラウドファクタリングは向いていないかもしれません。
クラウドファクタリングはすべての手続きがオンラインで完結するため、担当者と直接会って相談することができません。「自社の状況を詳しく説明して、最適なプランを提案してほしい」「分からないことがあったらその場で質問したい」という方は、対面でのサポートが充実している従来型ファクタリングの方が適している可能性があります。
ただし、クラウドファクタリングでも電話やビデオ通話でのサポートを提供している会社はありますので、完全に対面でなくても、ある程度のサポートを受けながら進めたいという方は、サポート体制が充実している会社を選ぶと良いでしょう。
向いていない人②:3社間ファクタリングを希望する人
3社間ファクタリングを希望する方も、クラウドファクタリングでは選択肢が限られます。
3社間ファクタリングは、売掛先の協力が得られる分、手数料が1%~5%程度と非常に低く抑えられるケースがあります。しかし、クラウドファクタリングでは売掛先との対面でのやり取りが難しいため、3社間に対応している会社は限られています。
手数料の低さを最優先に考え、売掛先の協力も得られるという方は、3社間ファクタリングに対応している会社(ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、アクセルファクターなど)を選ぶか、従来型ファクタリングを検討することをおすすめします。
悪徳クラウドファクタリング業者の見分け方と安全対策
ファクタリングは法律で規制された業種ではないため、残念ながら悪徳業者も存在します。
ここでは、悪徳業者を見分けるポイントと、安全にクラウドファクタリングを利用するための対策について解説していきます。
注意すべき悪徳業者の特徴5つ
悪徳ファクタリング業者の特徴として、以下の5つが挙げられます。
1. 契約前に高額な手数料や事務手数料を請求する
正規のファクタリングでは、買取代金から手数料を差し引く形で支払いが行われるため、契約前に費用を請求されることは通常ありません。「審査料」「事務手数料」「登録料」などの名目で事前に費用を請求する業者は、悪徳業者の可能性があります。
2. 手数料率が異常に高い(30%以上など)
クラウドファクタリングの手数料相場は1%~15%程度です。30%以上の手数料を提示する業者は、相場から大きく外れており、利用を避けるべきです。
3. 会社の実態が不明確
法人登記がない、所在地が不明、連絡先が携帯電話のみ、といった業者は要注意です。正規のファクタリング会社であれば、会社概要、所在地、代表者名などが明確に公開されています。
4. 「審査なし」「誰でもOK」を強調する
ファクタリングでは、売掛先の信用調査が必ず行われます。「審査なし」「誰でもOK」「ブラックでも大丈夫」といった表現を前面に出している業者は、実態として貸金業を行っている可能性があり、注意が必要です。
5. 契約内容が不透明
契約書を見せてもらえない、契約内容の説明を拒否する、といった業者は論外です。また、契約書があっても、専門用語だらけで理解できないような内容の場合も、署名前に必ず説明を求めましょう。
偽装ファクタリング(実質闇金)の見分け方
特に注意が必要なのが、偽装ファクタリングです。これは、ファクタリングを装いながら、実態としては違法な高金利貸付を行う悪徳業者のことを指します。
偽装ファクタリングの特徴としては、以下の点が挙げられます。
償還請求権(リコース)付きの契約
正規のファクタリングは「ノンリコース(償還請求権なし)」が原則です。売掛先が支払いを行わなかった場合でも、利用者に買い戻し義務はありません。
しかし、偽装ファクタリングでは「売掛先が支払わなかった場合は、利用者が買い戻す」という条項が含まれていることがあります。これは実質的に「担保付きの貸付」であり、貸金業法の規制対象となります。貸金業の登録なくこのような取引を行うことは違法です。
給与ファクタリング
「給与ファクタリング」と称して、給与を前払いで受け取れるサービスを提供する業者がありますが、これは違法です。給与債権は、労働基準法により直接払いの原則が定められており、第三者に譲渡することはできません。金融庁も、給与ファクタリングは貸金業に該当すると判断しており、貸金業の登録なく行うことは違法となります。
法外な手数料
年利換算で数百%にもなるような手数料を設定している業者は、実質的に闇金と同様です。例えば、1ヶ月後の売掛金を30%の手数料で買い取る場合、年利換算では360%となり、利息制限法の上限(15%~20%)を大幅に超えています。
安全なクラウドファクタリング会社を選ぶチェックリスト
悪徳業者を避け、安全にクラウドファクタリングを利用するために、以下のチェックリストを活用してください。
会社の信頼性チェック:
- □ 法人登記がされている
- □ 所在地が明確で、実際にオフィスが存在する
- □ 代表者名が公開されている
- □ 運営実績(設立年、累計取引額等)が公開されている
- □ 銀行系や大手企業グループ、一般社団法人などの信頼できる母体がある
契約内容チェック:
- □ 手数料率が相場(1%~15%程度)の範囲内である
- □ ノンリコース(償還請求権なし)の契約である
- □ 契約前に費用を請求されていない
- □ 契約書の内容を事前に確認できる
- □ 不明点について説明を受けられる
口コミ・評判チェック:
- □ インターネット上で極端に悪い評判がない
- □ 利用者の口コミが確認できる
- □ 消費者庁や金融庁からの処分歴がない
少しでも不安を感じる場合は、契約を見送り、他の会社を検討することをおすすめします。
クラウドファクタリングに関するよくある質問(FAQ)
クラウドファクタリングについて、よくいただく質問とその回答をまとめました。
Q1. 個人事業主でもクラウドファクタリングを利用できる?
A: はい、利用できます。
多くのクラウドファクタリング会社は、法人だけでなく個人事業主にも対応しています。日本の事業者の約6割は個人事業主であり、クラウドファクタリング会社もこの層をターゲットとしたサービスを展開しています。
特に、ペイトナーファクタリングやラボルなど、個人事業主・フリーランス向けに特化したサービスも登場しており、1万円からの少額取引にも対応しています。確定申告書や請求書など、必要書類を揃えれば問題なく利用できます。
Q2. 売掛先にファクタリング利用がバレる?
A: 2社間ファクタリングであれば、基本的にバレません。
2社間ファクタリングでは、利用者とファクタリング会社の間だけで取引が完結し、売掛先への通知は行われません。そのため、売掛先にファクタリングの利用を知られることは基本的にありません。
ただし、法務省の管轄する債権譲渡登記を行う場合は、登記情報を調べれば売掛債権が譲渡されていることが分かる可能性があります。ただし、登記情報を日常的に確認する企業は少ないため、実際に発覚するリスクは低いと言えます。
一方、3社間ファクタリングでは、売掛先への通知と承諾が必要となるため、ファクタリングの利用が売掛先に知られることになります。
Q3. 赤字・税金滞納があっても利用できる?
A: 利用できる可能性があります。
ファクタリングの審査では、利用者自身の信用度よりも、売掛先の信用度が重視されます。そのため、利用者の決算が赤字であっても、売掛先が信用度の高い企業(大企業、上場企業、公的機関など)であれば、審査に通過できる可能性があります。
税金滞納についても、直接的な審査基準とはなりにくいですが、会社によっては確認される場合もあります。税金滞納がある場合は、事前にファクタリング会社に相談することをおすすめします。
Q4. 審査に落ちることはある?審査のポイントは?
A: 審査に落ちることはあります。
ファクタリングの審査は、銀行融資と比較して通過しやすいと言われていますが、100%通過するわけではありません。
審査で重視されるポイントは以下の通りです。
- 売掛先の信用度:最も重要なポイントです。売掛先が信用度の高い企業であるほど、審査に通りやすくなります。
- 売掛金の確実性:請求書だけでなく、契約書や取引実績など、売掛金が確実に支払われることを証明できる書類があると有利です。
- 売掛金の支払期日:支払期日が近い(1ヶ月以内など)売掛金の方が、審査に通りやすい傾向があります。
- 過去の利用実績:同じファクタリング会社で過去に問題なく取引が完了していれば、2回目以降は審査がスムーズになることが多いです。
Q5. クラウドファクタリングの確定申告での処理方法は?
A: ファクタリングは「売掛債権の売却」であり、借入ではありません。
ファクタリングで得た資金は「借入金」ではなく「売掛金の回収」として処理することになります。
具体的な仕訳は以下の通りです。
ファクタリングを利用した場合の仕訳例(売掛金100万円、手数料5万円の場合):
借方:普通預金 95万円 / 貸方:売掛金 100万円
借方:支払手数料 5万円
手数料は「支払手数料」または「売上債権売却損」などの勘定科目で費用計上します。詳しくは、顧問税理士や税務署にご確認ください。
Q6. 信用情報(ブラックリスト)に影響する?
A: 影響しません。
ファクタリングは借入ではなく「売掛債権の売却」であるため、CICやJICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)などの信用情報機関への登録対象とはなりません。
そのため、ファクタリングを利用したことが原因で、将来の融資審査やクレジットカード審査に悪影響を与えることはありません。いわゆる「ブラックリスト」に載ることもありません。
ただし、これはあくまでも正規のファクタリング(ノンリコース・償還請求権なし)の場合です。偽装ファクタリング(実質的な貸付)の場合は、信用情報に影響する可能性がありますので、ご注意ください。
まとめ:安心×お得なクラウドファクタリングで資金調達を成功させる3つのポイント
本記事では、クラウドファクタリングについて、基本的な仕組みからおすすめ会社の比較、メリット・デメリット、悪徳業者の見分け方まで、詳しく解説してきました。
最後に、クラウドファクタリングで資金調達を成功させるための3つのポイントをまとめます。
今日中に資金が必要な方 → ラボル・QuQuMo・ペイトナーファクタリング推奨
- 最短10分~2時間での入金に対応
- 24時間申込可能(土日祝日も対応の会社あり)
- 少額からの利用も可能
手数料を最重視する方 → 入金QUICK・WEST・OLTA推奨
- 手数料0.5%~2%の業界最安水準
- オンライン完結によるコスト削減を手数料に還元
- 長期的な利用でコスト差が大きくなる
安心感・信頼性を最重視する方 → 銀行系・日本中小企業金融サポート機構推奨
- 銀行グループや一般社団法人の運営で信頼性が高い
- 国の認定を受けた機関によるサポート
- 初めてのファクタリングでも安心
クラウドファクタリングで資金調達を成功させる3つのポイント
1. 複数社から見積もりを取り、手数料を比較する
クラウドファクタリング会社によって、手数料率は大きく異なります。1社だけで決めるのではなく、2~3社から見積もりを取得し、条件を比較してから契約することをおすすめします。見積もり取得は無料ですので、積極的に活用しましょう。
2. 午前中に申込を完了させ、即日入金を狙う
「最短即日入金」と表記されていても、実際には「午前中の申込完了が条件」となっている会社がほとんどです。即日入金を確実にしたい場合は、できるだけ早い時間帯に申込を完了させることが重要です。
3. 必要書類は事前にデータ化して準備しておく
クラウドファクタリングでは、書類をすべてデータで提出する必要があります。事前に必要書類を確認し、PDF化や画像化しておくことで、申込から入金までの時間を短縮できます。特に、確定申告書や決算書などは、e-Taxのデータをそのまま活用できる場合もあります。
クラウドファクタリングは、中小企業や個人事業主の資金繰りを改善する強力なツールです。
本記事の情報を参考に、ご自身の状況に合った会社を選び、安心×お得な資金調達を実現していただければ幸いです。
資金繰りでお困りの際は、まずは見積もり依頼から始めてみてはいかがでしょうか。多くのクラウドファクタリング会社では、見積もりは無料で、契約の義務もありません。複数社を比較検討することで、最適な条件でのファクタリングが見つかるはずです。