ラボルの審査は厳しい?審査落ちの確認点と利用を決める基準
ラボルの審査が厳しいのかは、申し込むかどうかを決める前に知りたいところです。ただ、公式情報には他社と難易度を比べられる審査通過率がなく、「自分なら通る」「別の業者なら通りやすい」とは判断できません。
事前に確かめられるのは、手元の請求書が対象になるか、10%の手数料を払っても使う意味があるか、必要な資料を用意できるかです。この3点が合わなければ、他社との比較や利用を見送る理由になります。
この記事では、申込前の判断、ラボルのデメリット、他社を選ぶ基準を順に説明します。すでに申請した人に向けて、審査落ちと追加資料の連絡を分けた対処法もまとめました。
他のサービスも検討する場合は、FundBridgeのファクタリング比較で費用や対応条件を確認できます。
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ラボルの審査は厳しい?
ラボルには買取審査があり、提出すれば必ず利用できるサービスではありません。公式FAQは、請求書の情報や提出した資料を基に審査すると説明しています。一方、公開されている条件だけから、個々の申請が通る確率までは計算できません。
「信用情報の照会をしない」という案内も、審査を省略するという意味ではありません。ラボルは事業の請求代金を期日前に買い取るため、その請求に実体があるかを示す資料が必要になります。借入れの審査に不安がある人も、まず手元の請求書と取引資料を確認するところから始められます。
参考:ラボル公式FAQ「審査について」、信用情報の照会について
なお、アカウント開設時の審査と、請求書を提出した後の買取審査は別です。登録できたことを理由に、希望額の入金まで決まったとは考えられません。
申込前に照合したい請求書の条件
申込みを検討する段階なら、まず請求書が買取の対象かを確認します。ラボルが公表している主な対象外条件は次のとおりです。該当する場合は、資料を増やしても、その条件に合わないという問題は解消しません。
| 確認する点 | 対象外になる例 |
|---|---|
| 請求先 | 法人ではなく、個人に対する請求 |
| 金額 | 経費を除いた請求額が1万円未満 |
| 入金予定日 | 申請日から151日以上先、または期日を過ぎている |
| 支払いの状況 | 取引先が支払いを拒否または保留している |
| 請求代金を受け取る権利 | すでに他社へ譲渡したもの、担保に入れたもの |
| 取引先との契約 | 債権譲渡が禁止されているもの |
これらは主な確認点であり、表に該当しなければ審査に通るという一覧ではありません。買取日までに果たすべき納品などの義務を終えていることや、登録情報が正確であることも規約上の条件です。
参考:ラボル公式FAQ「買取対象となる請求書」、期日超過や支払いを拒否された請求書、利用規約 第17条第9項
請求先を普段は屋号やサービス名で呼んでいて、正式な会社名が分からない場合は、契約書の名義や取引先への確認から始めましょう。名称や所在地を調べる際は、国税庁法人番号公表サイトも使えます。ただし、法人番号が見つかったことは支払能力や審査通過の証明にはなりません。
申し込む前に知っておきたいラボルのデメリット
審査が不安でも、通れば必ず使いたいとは限りません。申請に時間をかける前に、費用と準備の負担を受け入れられるかを確かめておくと、利用するかの判断がつきます。
10%の手数料で、受け取れる売上が減る
通常の買取手数料は10%です。経費などの控除がない10万円分の買取なら、先に受け取れるのは9万円。10万円の支払いを予定している人は、それだけでは不足します。回収金をラボルへ送る際の振込手数料も利用者の負担です。
「審査に通るか」だけを考えると、入金額や後日の資金不足を見落としかねません。支払期日を調整できるなら、費用を払って前倒しする必要があるかを先に考える余地があります。
請求書だけでは申請の準備が終わらない
本人確認書類と請求書に加えて、取引を裏付けるエビデンスが必要です。請求内容への合意が分かるやり取りを探したり、指定どおりに画面を撮影したりする手間がかかります。添付ファイルのあるメールでは、動画での提出を求める案内もあります。
資料が手元にそろっていれば進めやすい一方、取引の記録をすぐ出せない人には負担です。代わりに何を提出できるかを確認してから、申請を進めるか決めてください。書類の少なさをうたう他社でも、追加資料を求められる可能性は確認しておく必要があります。
参考:ラボル公式FAQ「利用に必要な書類」、メールの撮影方法
急いでいても、入金の締切は約束されない
最短30分の案内は、すべての申請で30分以内に入金されるという意味ではありません。24時間365日の振込対応も、審査が終わった後の話です。審査自体は24時間対応ではないため、夜の申請を前提に翌朝の支払い予定を立てることはできません。
締切まで時間がない人は、審査結果を待つ間にも支払先への相談が必要です。早さに期待できる場面はあっても、確定した入金の代わりにはできません。
参考:ラボル公式FAQ「審査と振込の時間」、ラボル公式サイトの対応時間の注記
審査が不安なら他社を選ぶ?ラボルと比べる基準
他社を選ぶ理由は、「ラボルより審査が甘そう」だけでは決められません。合否の見込みを比べる情報がない以上、まず自分の請求書や費用の希望に合うかを比べます。ラボルでは難しい条件でも、別のサービスでは対象になる場合があります。
個人事業主宛ての請求書なら、対象が異なる会社を確認する
ラボルは個人に対する請求を対象外としています。一方、ペイトナーは個人事業主との取引にも対応すると案内しています。請求先が個人事業主でラボルの条件に合わないなら、比較する理由はあります。
ただし、ペイトナーにも審査があり、請求書の支払期日は申請日から70日以内という条件があります。手数料も10%なので、この違いだけで費用が安くなるわけではありません。本人確認や入出金明細などの提出も必要になるため、対象条件と必要資料を合わせて確認してください。
参考:ペイトナー公式サイト「個人の取引先OK」・よくある質問
10%の費用が気になるなら、下限料率ではなく見積額を比べる
QuQuMoは手数料1%~と案内し、審査後に買取金額と手数料を提示する仕組みです。ただし、表示されている1%が自分の申請に適用されるとは限りません。ラボルの10%と広告の下限値だけを並べて、どちらが安いとは決められません。
同じ請求書について、買取対象額、すべての費用を引いた受取額、契約後の入金予定を比べる必要があります。QuQuMoにも本人確認や個人事業主向けの資料案内があるため、「請求書と入出金明細の2点だけで全部終わる」とは考えず、手続き全体で必要なものを確認します。
法人宛ての請求書と取引資料があり、費用を把握して少額を前倒ししたいなら、ラボルも検討対象に残ります。一方、10%の費用で次の支払いが苦しくなる、必要な資料を用意できないという場合は、他社の条件確認や利用見送りを先に考える方が、自分の事情に合います。
比較する際は、各社でいつ契約が成立するかも確認してください。ラボルは買取承諾の通知で契約が成立する規約です。合否を試す目的で複数社へ同じ請求書を申請し、同じ債権の契約が重なる進め方は避けてください。
参考:ラボル利用規約 第17条
ラボルを使う価値があるか、受取額と次の支払いで考える
申請できそうでも、売上を早く受け取る費用が負担になるなら、利用を急ぐ必要はありません。ラボルは1万円から利用でき、請求書の一部だけの買取にも対応します。少額の不足を補いたい人は、請求額を丸ごと資金化する必要があるかも検討できます。
必要なのが4万5,000円なら、5万円分の買取という選択肢
通常の買取手数料は10%です。買取対象額をそのまま受け取れるわけではなく、5万円分なら受取額は4万5,000円になります。以下は、経費などの控除がない10万円の請求書から、5万円分を買い取ってもらった計算例です。
| お金が動く時点 | 金額 |
|---|---|
| ラボルが買い取る請求代金 | 5万円分 |
| 手数料10% | 5,000円 |
| 先に受け取るお金 | 4万5,000円 |
| 後日、取引先から入る請求代金 | 10万円 |
| そのうちラボルへ支払う回収金 | 5万円 |
| 取引先の入金から残るお金 | 5万円(ラボルへの振込手数料を除く) |
この場合、先に受け取る4万5,000円と後日に残る5万円を合わせて9万5,000円です。受け取る時期を早める代わりに、合計で手数料5,000円と回収金の振込手数料を負担します。ラボルからの入金時の振込手数料と、利用者が回収金を送る際の振込手数料は、負担する側が異なります。
取引先から入金された後は、ラボルへの支払いも必要です。公式FAQでは請求書の入金予定日から3日後が支払期限とされ、土日祝日やラボルの休業日に当たる場合は翌営業日となります。回収金を別の支払いに使う前に、取引画面で金額と期限を確認してください。
一時的な不足と、毎月続く不足で判断を分ける
Webで手続きを進められ、少額でも利用できる点は、面談の時間を取りにくい事業者や、支払いまでの数日だけ資金が足りない場面に合います。ただし、入金時刻は審査次第です。使える金額にも個別の上限があり、初回は一度に複数の請求書を買取申請できません。
手数料を払うことで当面の支払いができても、次の入金日に再び資金不足になるなら、継続利用の費用まで考える必要があります。ファクタリングは将来受け取る売上の前倒しであり、売上そのものを増やす方法ではありません。金融庁が説明するように、ファクタリングは売掛債権を期日前に手数料を差し引いて買い取る取引です。今の支払いだけでなく、将来の入金から減る金額まで見て判断する必要があります。
参考:ラボル公式FAQ「複数の請求書の買取」、金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
支払先と期日を調整できないか、取引先と早期入金を相談できないかも検討してください。どちらも相手の合意が必要ですが、調整できれば買取を使わずに済む可能性があります。
費用を払っても今の支払いに間に合わせる意味があり、後日の回収金も支払える場合は、必要な金額に絞って準備を進めてください。なお、規約では買取を承諾する通知をもって譲渡契約が成立します。申請前に条件を読み、「通ってから利用するか考える」という進め方は避けてください。
審査資料は何を、どの形で提出する?
申請を進めるなら、本人確認書類、未入金の請求書、取引の証拠資料を用意します。ラボルがエビデンスと呼ぶのは、取引先との合意や取引実績などを確認する資料です。自分が発行した請求書に加えて、相手とのやり取りを示せるかが準備のポイントになります。
メールが残っていないときの資料候補
取引先とメールを使っていなくても、資料の候補はあります。公式FAQでは、SlackやLINE、Chatworkなどのやり取りのほか、発注書、契約書、支払通知書、請求書サービスの画面なども案内しています。過去の入金が分かる通帳や取引明細も確認材料です。
ただし、候補の資料ならどれか1点で十分とは限りません。手元にある書類がどの取引を示し、請求書の金額や期日とどう対応するかを確かめたうえで、申請画面や個別の案内に従ってください。
参考:ラボル公式FAQ「エビデンス」、請求書以外に提出できる資料
画面を撮る前に、相手と請求内容が分かるかを見る
メールやSlackの資料では、取引先の担当者のメールアドレス、やり取りの日時、納品後の請求に対する承諾、金額、支払期日を確認できる形が案内されています。本文にある「承知しました」の一言だけを切り取ると、何の請求に対する返答なのかが伝わりません。
請求内容が添付ファイルに入っている場合は、動画での提出を求める案内もあります。メッセージと添付された請求書のつながりを確認できるよう、公式の撮影方法に沿って用意します。画像に説明文を上書きしたり、金額を直したりせず、元の内容をそのまま提出します。
参考:ラボル公式FAQ「メールの撮影方法」、Slackの撮影方法
通帳や入出金履歴も、指定された期間の取引と、金融機関名、口座番号、支店名などを確認できる形で準備します。必要期間は案内に従い、該当入金だけを加工して並べることは避けてください。資料をそろえる目的は、実際の取引を確認できる状態にすることです。資料の枚数を増やせば合否が変わるとは限りません。
審査落ちや追加資料の連絡が来たときの確認順
申請後に進まなくなったときは、届いた通知の内容によって対応が変わります。資料を出し直すよう求められたのか、買取不可なのかを分けてから、請求書の条件と提出内容を確認します。
まず、通知と取引の状態を確認する
- 追加資料や再申請の案内がある場合:指定された資料と提出方法を確認します。申請内容の修正は取引履歴の詳細ページから行えますが、進行状況によって編集できないことがあります。
- 買取不可の通知がある場合:前半で示した対象外条件と、登録内容に相違がないかを確認します。理由の記載がなければ、書類不足が原因だったと決めつけることはできません。
- 結果の連絡が見当たらない場合:登録メールの迷惑メールフォルダと取引履歴を確認します。返事が遅いことだけで否決とは判断せず、追加対応の有無を調べます。
公式FAQには「再申請待ち」の案内もあります。画面にその表示がある場合は、同じ内容の申請を増やす前に、その取引で求められている対応を確認してください。
参考:ラボル公式FAQ「申請内容の修正」、キャンセルと再申請待ちの扱い
対象条件と、提出資料の相違を見直す
請求書の条件は、前半の「申込前に照合したい請求書の条件」で確認できます。個人宛ての請求や期日を過ぎた請求など、対象外の条件に当てはまる場合は、同じ請求書の再提出で解決しようとせず、利用できる別の請求書や他の方法を検討します。
対象条件に合う請求書なら、金額や期日、取引先名が提出資料と一致しているかを見直します。相違が見つかった場合は、事実に沿って修正できるかを確認してください。「数週間待てば通る」「金額を下げれば通る」といった再申請の保証は、確認した公式情報にはありません。
夜や土日の申請は、いつまで待てばよい?
「最短30分」という案内を見て申請しても、30分後に入金されるとは限りません。公式FAQでは土日祝日も審査と振込を行う一方、申請内容によって時間がかかることや、翌営業日になる場合を案内しています。利用規約にも、審査に数日を要する場合があると記載されています。
また、公式サイトの24時間365日対応は審査後の振込についての案内で、審査自体は24時間365日対応ではありません。夜に申し込む場合は、振込対応時間から審査の終了時刻を逆算することはできません。利用する金融機関によって着金が遅れる場合もあります。
参考:ラボル公式FAQ「審査と振込の時間」、ラボル公式サイトの対応時間の注記、利用規約 第17条第3項
待っている間は、登録メールと取引履歴で追加資料の依頼がないかを確認し、対応が必要なら提出を進めます。表示や通知を読んでも状況が分からなければ、公式の問い合わせ窓口へ申請の状況を確認してください。平均所要時間が分からない以上、「あと何分なら待ってよい」と一律には決められません。
今日中の支払いが迫っている場合は、結果を待つと同時に支払先へ期日の相談を始めることも必要です。待ち時間ごとの確認事項は、ラボルの審査が遅いときの対処法でも説明しています。
ラボルの申請に関するよくある質問
2回目なら、残っている枠をすぐ使えますか?
買取上限額が残っていても、次の請求書が自動的に承認されるわけではありません。申請可能額は上限額から買取中の金額を差し引いたもので、利用には今回の請求書の審査が必要です。回収金の支払い後に申請可能額が戻る時期も、公式案内では振込があった翌営業日中とされています。依頼人の名前と異なる名義の口座からの入金は、確認が遅れる場合があります。次回の買取を確実な入金として、先の支払い予定に組み込まないようにしてください。
参考:ラボル公式FAQ「買取上限額と申請可能額」、支払い後の申請可能額の反映
審査に通ってからキャンセルできますか?
取り消せるかは申請の進行状況によって変わります。公式FAQは取引の詳細画面からのキャンセルを案内していますが、振込処理が進んでいると取り消せない場合があります。買取承諾の通知で契約が成立する規約もあるため、費用や利用額は申請前に決めておく必要があります。取り消したい場合は、画面の操作可否と公式窓口への確認を優先してください。
参考:ラボル公式FAQ「申請のキャンセル」、利用規約 第17条第3項
取引先に利用を知られることはありますか?
通常は取引先への連絡なしで利用する仕組みですが、連絡される例外があります。利用規約には、支払いの遅延や拒絶、申告内容の不正確さ、規約違反、債権の管理や回収に必要と判断された場合などが定められています。「どのような場合も知られない」とは考えず、入金や回収金の支払いに問題が生じたら、放置せずラボルへ連絡してください。
参考:ラボル公式FAQ「取引先への連絡」、利用規約 第17条第10項
ラボルを申し込むかは、条件と負担を照らして決める
申込前の不安は、必ずしも「通りやすい会社」を探せば解消するものではありません。ラボルが自分に合うかを考えるなら、まず対象になる請求書があるか、費用を払う意味があるか、資料を用意できるかを確認します。
- ラボルは法人宛ての請求が対象で、信用情報の照会がなくても買取審査がある。
- 通常の手数料は10%。必要額に届くかと、回収金を送った後の残額が利用判断の基準になる。
- 請求先や費用の条件が合わないなら、その条件が異なる会社や、買取を使わない方法を検討する。
- 申請後に止まっているなら、追加資料、買取不可、結果未通知を分け、届いた案内に沿って対応する。
審査の評判だけで決めず、請求書と支払い予定を並べて、今回の不足に合う方法を選ぶことが大切です。サービス全体の条件は、FundBridgeのラボルの基本情報でも確認できます。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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