イージーファクターの必要書類は3点だけ|法人・個人事業主別の準備方法と提出のコツ
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
「イージーファクターを使ってみたいけれど、どんな書類を準備すればいいんだろう?」
「他のファクタリング会社みたいに、決算書や登記簿謄本まで全部用意しないとダメなのかな…」
このような疑問を抱えてこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、イージーファクターに申し込む際の必要書類は、法人・個人事業主どちらの場合もたった3点だけです。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
この記事で分かること
- 法人と個人事業主それぞれの必要書類と、両者の決定的な違い
- なぜイージーファクターは業界最少水準の「3点」で審査できるのか
- 各書類の「なぜ必要か」「どこを見られているか」の専門的な解説
- 開業1年目や設立1年未満など、書類が揃わない場合の具体的な対応策
- スマホ撮影での不備を防ぐ提出のコツ
公式サイトとFAQに記載された一次情報をもとに、他のオンラインファクタリングサービスとの比較も交えながら、書類準備のすべてを丁寧にお伝えしていきます。
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- 【結論】イージーファクターの必要書類は法人・個人事業主とも「たった3点」
- なぜイージーファクターは「最少3点」で審査できるのか|他社との徹底比較
- 【書類別解説①】請求書|売掛債権の存在を証明する最重要書類
- 【書類別解説②】通帳のコピー|「直近3ヶ月分」が求められる理由
- 【書類別解説③】決算書(法人)/確定申告書(個人事業主)の違いと準備方法
- 法人と個人事業主では「書類1点」以外にも異なる実務上の3つのポイント
- 書類提出から最短60分振込までの流れと、不備でつまずかないコツ
- 必要書類が揃わない場合の対応策とおすすめの代替サービス
- イージーファクターの必要書類に関するよくある質問(FAQ)
- まとめ|書類最少3点だからこそ最短60分で資金化できる
【結論】イージーファクターの必要書類は法人・個人事業主とも「たった3点」
イージーファクター公式サイトに明記されているとおり、申し込み時に求められる書類は法人・個人事業主のいずれの場合も3点のみとなっています。一般的な対面型のファクタリング会社では5点〜7点ほどの書類が求められるケースも珍しくないため、この「3点」という設計は業界でもかなりシンプルな部類に入ります。
まずは法人・個人事業主それぞれの必要書類を整理していきましょう。
法人の必要書類3点
法人としてイージーファクターに申し込む場合、準備する書類は次の3点です。
- 直近の決算書(貸借対照表・損益計算書・勘定科目内訳明細書を含む一式)
- 資金化したい売掛金の請求書(取引先に発行済みのもの、または発行予定のもの)
- 通帳のコピー(直近3ヶ月分の入出金履歴がわかるもの)
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)、印鑑証明書、納税証明書、代表者の本人確認書類など、他社では追加で求められることが多い書類は、原則として不要です。これは株式会社No.1が運営する2社間ファクタリング専用ブランドとして、オンライン完結型に最適化されたフローを構築しているためです。
個人事業主の必要書類3点
個人事業主・フリーランスとして申し込む場合の必要書類は次の3点となります。
- 直近の確定申告書(青色申告決算書または収支内訳書を含む)
- 資金化したい売掛金の請求書
- 通帳のコピー(直近3ヶ月分)
法人と異なるのは「決算書」の代わりに「確定申告書」を提出する点だけで、それ以外の請求書・通帳のコピーは法人と共通です。
法人と個人事業主で異なる書類は「1点」だけ
法人と個人事業主の必要書類を比較表で整理すると、その違いがより明確になります。
| 必要書類 | 法人 | 個人事業主 |
|---|---|---|
| 事業実態を証明する書類 | 直近の決算書 | 直近の確定申告書 |
| 売掛債権の証明書類 | 請求書 | 請求書 |
| 入金実績を確認する書類 | 通帳のコピー(直近3ヶ月分) | 通帳のコピー(直近3ヶ月分) |
| 本人確認書類 | 原則不要(Zoom面談で確認) | 原則不要(Zoom面談で確認) |
| 登記簿謄本 | 不要 | ─ |
| 印鑑証明書 | 不要 | 不要 |
| 納税証明書 | 不要 | 不要 |
このように、書類そのものの違いは「決算書 vs 確定申告書」の1点だけです。ただし、後ほど詳しく解説しますが、書類以外の部分(本人確認の対象や通帳の性質など)では、法人と個人事業主で実務上の違いがいくつかあります。
なぜイージーファクターは「最少3点」で審査できるのか|他社との徹底比較
「他社では5点も7点も書類を求められるのに、なぜイージーファクターだけ3点で済むのか?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、その背景にある仕組みと、他社サービスとの具体的な比較を見ていきましょう。
フィンテック活用による業務効率化の仕組み
イージーファクターは「Zoom(Web会議システム)」と「クラウドサイン(弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約サービス)」を組み合わせ、申込から契約完了まで全てオンラインで完結できるよう設計されています。
紙ベースの契約や対面面談を前提とすると、本人確認書類・印鑑証明書・登記簿謄本などの「物理的な書類による本人性・法人実在性の証明」が必要になります。一方、Zoom面談では担当者が画面越しに本人確認を行うことができ、クラウドサインでは電子証明書付きの電子署名で契約の真正性が担保されるため、紙の書類による証明を省略しても安全性が確保されているのです。
なお、ファクタリング自体については経済産業省が「売掛債権の活用」を中小企業の資金調達手段として推奨しており、合法的な金融サービスとして位置付けられていることも、近年のオンライン完結型サービスの普及を後押ししています。
他社のオンラインファクタリングとの必要書類比較表
イージーファクターの「3点」がどれほどシンプルなのかを、主要なオンラインファクタリング各社と比較してみましょう。
| サービス名 | 必要書類数 | 主な必要書類 |
|---|---|---|
| イージーファクター | 3点 | 決算書or確定申告書、請求書、通帳3ヶ月分 |
| OLTA | 4点 | 請求書、通帳、本人確認書類、決算書 |
| ペイトナーファクタリング | 2点 | 本人確認書類、請求書 |
| ラボル | 3点 | 本人確認書類、請求書、取引の証憑 |
| QuQuMo | 2点 | 請求書、通帳 |
| ビートレーディング | 4点 | 通帳3ヶ月分、請求書、契約書、本人確認書類 |
| PayToday | 4点 | 請求書、本人確認書類、通帳、決算書or確定申告書 |
| 対面型ファクタリング会社(一般) | 5〜7点 | 決算書、請求書、通帳、登記簿謄本、印鑑証明、納税証明、身分証 |
このように、ペイトナーファクタリングやQuQuMoなどフリーランス特化型サービスを除くと、決算書・確定申告書まで含めて3点で済むイージーファクターは、業界でもかなりシンプルな部類に入ります。
特に注目したいのが、買取上限が5,000万円までという比較的大型の取引にも対応するサービスでありながら、書類が3点に抑えられている点です。少額専門のサービスは書類が少ないことが多いのですが、イージーファクターは中規模・大規模の取引でもシンプルさを維持しています。
「3点だけ」は本当に最低限?追加書類が求められるケース
公式サイトの「ご利用の流れ」にも記載がありますが、債権の内容によっては追加書類の提出を求められる場合があります。とはいえ、これは「3点では足りない」という意味ではなく、「特定の状況下では補足書類があると審査がスムーズになる」という性質のものです。
追加書類が求められやすいケースを具体的に挙げると、次のような状況が想定されます。
- 請求書の金額が高額(数千万円規模)で、売掛先の支払い能力をより詳細に確認したい場合 → 売掛先との基本契約書や発注書
- 通帳の入金履歴に、当該売掛先からの過去の入金実績が確認できない初回取引の場合 → メールのやり取りや業務報告書など、取引実態を裏付ける書類
- 決算書や確定申告書の内容に不明点がある場合 → 月次の試算表や事業計画書
ただしこれらはあくまで「場合によっては」のものであり、申込時点で先回りして準備する必要はありません。基本の3点だけ揃えてフォームから申し込み、必要に応じて担当者から案内が入る流れになります。
【書類別解説①】請求書|売掛債権の存在を証明する最重要書類
ここからは、必要書類3点について1つずつ詳しく解説していきます。まずは最も重要な「請求書」からです。
請求書がファクタリング審査の主役である理由
ファクタリングは「売掛債権(売掛金)の売買契約」です。e-Gov法令検索で確認できる民法第466条で債権譲渡の自由が認められており、これがファクタリングの法的根拠となっています。
そして、この「売却される債権」の存在を直接証明する書類こそが請求書です。請求書には「誰が誰に対して、いくらの代金請求権を持っているのか」「いつまでに支払われる予定なのか」という、債権の核心的な情報がすべて記載されています。
イージーファクターでは公式サイトのスピード見積もりフォームから請求書をアップロードするだけで、最短10分で見積結果がメールで届く仕組みになっています。つまり請求書1枚あれば、まずはサービスを使えるかどうかの初期判断が得られるということです。これが「最短10分見積」を実現している最大の理由でもあります。
審査で見られる請求書の必須記載項目
提出する請求書には、以下の項目が記載されている必要があります。これは一般的なビジネス慣行に基づくもので、特別な様式は求められません。
- 請求書の発行日
- 請求書番号(連番管理されているもの)
- 請求元(自社・自身の事業者情報)
- 請求先(売掛先企業の正式名称)
- 取引内容(業務内容や納品物の明細)
- 請求金額(税込・税抜の内訳)
- 支払期日
- 振込先口座情報
特に重要なのが支払期日です。すでに支払期日を過ぎている請求書は、原則としてファクタリングの対象外となります。これは過ぎた期日の債権が「不良債権化のリスクが高い」と判断されるためです。
請求書をまだ発行していない場合の対応
「業務は完了しているけれど、まだ請求書を発行していない」という状況の場合、まずは請求書を作成して売掛先に送付してから申し込むのが基本となります。請求書の発行自体は自社の判断で行えるため、特段の手続きは不要です。
ただし、案件の性質上どうしても発行が間に合わない場合や、請求書ではなく注文書・発注書しかない段階で資金化したい場合は、別の選択肢があります。請求書発行前の発注書段階で資金化できる「注文書ファクタリング」を提供している会社もあるため、こうしたケースでは別のサービスを検討することになります。詳しくはFundBridgeのファクタリング会社一覧から、注文書対応のサービスをご確認ください。
請求書提出時の注意点
請求書を提出する際、特に気をつけたい点が2つあります。
1つ目は、売掛先が法人であることです。イージーファクターのFAQでは売掛先1社あたり5,000万円までの買取が可能と明記されていますが、ここでいう「売掛先」は法人企業を前提としています。請求先が個人や個人事業主である場合は、原則として対象外となるためご注意ください。
2つ目は、請求書の鮮明さです。スマホで撮影してアップロードする場合、文字がぼやけていたり一部が切れていたりすると審査が滞る原因になります。詳しい撮影のコツは後ほどの章で解説していきます。
【書類別解説②】通帳のコピー|「直近3ヶ月分」が求められる理由
続いて、通帳のコピーについて解説していきます。一見すると「なぜ通帳まで見る必要があるの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はファクタリング審査において非常に重要な役割を果たしています。
通帳コピーで審査担当者が確認している3つのポイント
通帳のコピーから、審査担当者は次の3つを総合的に確認しています。
①売掛先からの継続的な入金実績
最も重要なのがこのポイントです。「過去にもこの売掛先から定期的に入金があるか」を確認することで、今回の請求書が架空のものではなく、実態のある取引であることが裏付けられます。
②金額の整合性
通帳に記録されている過去の入金額と、提出された請求書の金額に大きな乖離がないかを確認します。例えば普段は月10万円の取引なのに、今回だけ500万円の請求書が出てきた場合、追加の説明を求められることがあります。
③事業全体のキャッシュフロー
入出金の頻度や金額から、事業活動が継続的に行われているかどうかも見ています。これは融資審査のような厳格なものではなく、あくまで事業実態の補足確認という位置づけです。
必要なページと範囲
提出する通帳のコピーは、次のページが基本となります。
- 表紙(金融機関名・支店名・口座番号がわかるページ)
- 見開きの最初のページ(口座名義人氏名が記載されたページ)
- 直近3ヶ月分の入出金履歴
3ヶ月分というのは、季節要因や月によるブレを考慮しつつ、継続的な取引実態を確認するのに必要な期間として設定されています。多くのファクタリング会社が同様の運用を行っており、業界標準とも言える期間です。
ただし、売掛先との取引が3ヶ月以内に開始されたばかりの場合は、入金履歴が1〜2ヶ月分しかないこともあるかと思います。その場合でも、まずは現状の通帳を提出して、必要に応じて担当者と相談していくのがスムーズな進め方となります。
ネット銀行の場合の代替方法
近年、PayPay銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行といったインターネット専業銀行をメインで使う事業者が増えています。これらの銀行では物理的な通帳が発行されないため、代わりに取引明細のPDFファイルを提出することになります。
各ネット銀行のウェブサイトにログインし、「入出金明細」や「取引履歴」のメニューからPDF形式でダウンロードできるのが一般的です。指定期間(直近3ヶ月)を選択して出力し、そのままアップロードすれば問題ありません。
なお、スクリーンショットではなく正式なPDF出力を提出することをおすすめします。スクリーンショットは画質が荒くなったり、URLバーや個人情報が映り込んだりするリスクがあるためです。
個人事業主が事業用通帳を持たない場合の対応
個人事業主の方の中には、屋号付きの事業用口座を作らず、プライベートの個人口座で売掛金の入出金をされている方もいらっしゃいます。この場合でも審査は可能ですが、いくつか注意点があります。
事業に関係ない私的な入出金(クレジットカードの引き落とし、家賃の支払い、給与受取など)が混在していると、審査担当者が事業の入出金を区別しづらくなり、追加の説明が必要になることがあります。可能であれば、提出前に「どの入金が今回の売掛先からのものか」を簡単なメモで補足しておくとスムーズです。
長期的にファクタリングを継続利用する予定であれば、屋号付きの事業用口座を開設しておくと、毎回の手続きが格段に楽になります。
【書類別解説③】決算書(法人)/確定申告書(個人事業主)の違いと準備方法
3点目の書類は、法人と個人事業主で大きく異なるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。
法人の場合|直近1期分の決算書一式
法人が提出する決算書は、直近1期分が基本です。「決算書一式」には次のような書類が含まれます。
- 貸借対照表(B/S)
- 損益計算書(P/L)
- 株主資本等変動計算書
- 個別注記表
- 勘定科目内訳明細書
審査担当者がこれらの書類で確認しているのは、事業の実態と継続性です。具体的には、売上規模・主要な取引先・売掛金の科目残高などが見られています。
注意したいのが、「赤字決算」「債務超過」でも申込みが拒絶されるわけではないという点です。公式FAQには「赤字決算でもご利用可能な場合があります」、「債務超過の状態でもご利用可能な場合があります」と明記されており、ファクタリングの審査では売掛先企業の信用力が重視されるためです。決算内容に自信がない場合でも、まずは申し込んでみる価値があります。
個人事業主の場合|直近1〜2年分の確定申告書
個人事業主の方は、国税庁のe-Taxなどで提出した確定申告書の控えを準備します。提出するのは、表紙にあたる「確定申告書 第一表」と、付随する以下のいずれかの書類です。
- 青色申告の場合:青色申告決算書(一般用、不動産所得用、農業所得用など)
- 白色申告の場合:収支内訳書
青色申告と白色申告で審査の難易度に直接的な差が出るわけではありませんが、青色申告のほうが事業の損益や資産状況が詳細に把握できるため、審査担当者にとっては判断材料が多くなる傾向があります。
提出する年度は基本的に直近1年分で問題ありませんが、事業規模や取引内容によっては2年分の提出を求められることもあります。
個人事業主で確定申告書がない場合
「開業したばかりで、まだ確定申告の経験がない」「副業として始めたばかりで申告対象になっていない」というケースもあるかと思います。この場合、イージーファクターでの利用は難しい可能性があるため、別のサービスを検討することになります。
確定申告書を必要としないサービスとしては、ペイトナーファクタリングやラボルなど、本人確認書類と請求書のみで利用できるフリーランス特化型のサービスがあります。これらはAI審査を活用しているため、事業実績がまだ薄い段階でも利用しやすい設計になっています。詳しくはFundBridgeの個人事業主向けファクタリングランキングをご覧ください。
なお、開業届を提出していて事業を開始していれば、その年の途中であっても「開業届の控え」を補足資料として提示することで、事業実態を示せるケースもあります。
設立1年未満の法人で決算書がない場合
法人の場合、設立直後でまだ決算期を迎えていないと、当然ながら決算書は存在しません。一見ハードルが高そうに思えますが、イージーファクター公式FAQでは「設立1年未満でもご利用可能です」と明記されています。
これは、ファクタリングの審査が自社の経営実績よりも売掛先企業の信用力を重視するためです。決算書の代わりに、月次の試算表や開業時の事業計画書、定款など、事業実態を示せる書類で代替できる可能性が高いといえます。具体的にどの書類を準備すればよいかは、申込後の担当者とのやり取りの中で確認するのが確実です。
法人と個人事業主では「書類1点」以外にも異なる実務上の3つのポイント
ここまで法人と個人事業主の必要書類を整理してきましたが、実は「決算書 vs 確定申告書」以外にも、両者で実務的に異なるポイントがいくつかあります。これは他のメディアではあまり語られていない部分なので、押さえておくと申込時にスムーズに進められます。
違い①|本人確認の対象
法人の場合、本人確認の対象は基本的に代表取締役です。Zoom面談に登場するのは代表者、もしくは代表者から正式に委任を受けた担当者となります。一方、個人事業主の場合は事業主本人が本人確認の対象となり、第三者が代理で面談に出ることは原則としてできません。
これは犯罪収益移転防止法(犯収法)に基づく取引時確認の要請に関係しています。法人の場合は「法人の事業内容と代表者の確認」、個人事業主の場合は「事業主個人の確認」という位置づけになるためです。Zoom面談時には、運転免許証やマイナンバーカードといった顔写真付き本人確認書類を画面越しに提示することになるので、手元に準備しておくとスムーズです。
違い②|通帳の性質
法人の場合、提出する通帳は基本的に「法人口座」となります。代表者個人の口座を提出することは原則として認められません。これは法人格と代表者個人を明確に区別する商取引の原則によるものです。
一方、個人事業主の場合は、屋号付き事業用口座でも、屋号なしの個人口座でも提出可能です。ただし前述のとおり、私的な入出金が混在する個人口座では、事業の入出金を識別しづらくなる場合があるため、可能なら屋号付き口座を用意するのが望ましいといえます。
違い③|審査で見られるポイントの重みづけ
法人の決算書を見るときと、個人事業主の確定申告書を見るときでは、審査担当者がフォーカスするポイントに微妙な違いがあります。
法人の場合は、貸借対照表上の売掛金残高、損益計算書の売上推移、勘定科目内訳明細書の取引先構成などが重点的に確認されます。要するに「会社全体としての売上規模と、売掛先との取引関係」が重視される傾向にあります。
個人事業主の場合は、所得金額・経費構成・売上の推移といった「事業主個人の所得稼得能力」が重点的に見られます。法人ほど書類のボリュームが多くないため、確定申告書から読み取れる情報を最大限活用して判断される形になります。
このような違いを理解しておくと、自分の状況をより的確に説明できるようになります。
書類提出から最短60分振込までの流れと、不備でつまずかないコツ
必要書類を準備したら、いよいよ申込のステップに進みます。ここでは申込から入金までの流れと、書類の不備でつまずかないためのコツをお伝えします。
申込フォームからの請求書アップロード手順
イージーファクターの申込は、公式サイトのスピード見積もり依頼フォームから行います。フォームに会社名・氏名・電話番号・メールアドレスを入力し、資金化したい請求書をアップロードします。
この時点で必要なのは「請求書のみ」で、決算書や通帳のコピーは後ほどメールで送付する流れとなります。フォーム送信後、最短10分で見積結果がメールで届くため、まずは請求書だけ手元にあれば気軽にお問い合わせを始められます。
Zoom面談での確認内容と所要時間
見積結果に納得できれば、次のステップとしてZoom面談が設定されます。所要時間は通常15〜30分程度で、内容は次のような流れです。
- 担当者が画面越しに本人確認(本人確認書類の提示)
- 提出書類の内容確認
- 売掛先との取引経緯のヒアリング
- 手数料・契約条件の説明
「面談」と聞くと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、堅苦しい審問のようなものではありません。事業内容と取引内容を簡潔に説明できれば問題なく進みます。
クラウドサインでの電子契約
面談で双方が合意できれば、契約手続きはクラウドサインを使った電子契約で完結します。クラウドサインは弁護士ドットコム株式会社が運営する電子契約サービスで、電子証明書付きの電子署名により契約の真正性が担保されます。
紙の契約書のように郵送のやり取りや印鑑の押印が不要で、スマホやパソコンから数クリックで署名が完了するため、契約締結のスピードも非常に速いのが特徴です。契約完了後、指定口座に最短60分で振込が行われます。
スマホ撮影でやりがちな不備と回避方法
書類提出時に最も多いトラブルが「スマホ撮影による不備」です。書類が読み取れないと審査が一時停止されるため、以下のNGパターンには注意してください。
- ❌ 部屋の蛍光灯が映り込んで一部が反射している
- ❌ 撮影者の影が書類にかかっている
- ❌ 書類の四隅が画角から見切れている
- ❌ ピントが合っておらず文字がぼやけている
- ❌ 縦横が逆転している、またはひどく傾いている
これらを避けるには、明るい場所(できれば日中の窓際)で、書類を平らな場所に置き、真上から撮影するのが基本です。撮影後はスマホの画面で文字が鮮明に読めるかを必ず確認してから送信しましょう。可能であれば、PDF化アプリ(Adobe ScanやMicrosoft Lensなど)を使うと、自動で台形補正やコントラスト調整がかかってきれいな書類になります。
必要書類が揃わない場合の対応策とおすすめの代替サービス
ここまで読んで「自分の場合、書類が揃わなさそう…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。でも、ご安心ください。状況別に取れる選択肢をご紹介します。
確定申告書がない個人事業主向け|本人確認書類+請求書のみで利用できるサービス
開業1年目で確定申告の経験がない方や、事業を開始したばかりで実績が浅い方には、本人確認書類と請求書のみで利用できるフリーランス特化型のサービスが向いています。
代表的なのがペイトナーファクタリングとラボルです。両社ともAI審査を活用しており、必要書類が最小限に絞られているため、書類準備のハードルが低い設計になっています。手数料は一律10%とイージーファクターより高めですが、書類が揃わない状況での緊急の資金調達手段として有力な選択肢です。
詳しくはFundBridgeの個人事業主向けファクタリング会社ランキングで各社の詳細を比較いただけます。
通帳が用意できない場合|銀行API連携で自動化されるサービス
「通帳のコピーを取るのが面倒」「ネット銀行のPDFダウンロードもやり方がわからない」という方には、銀行APIで自動的に取引履歴を連携できるOLTAなどのAIファクタリングサービスがおすすめです。
これらのサービスでは、利用者がオンラインバンキングのID・パスワードを入力すると、システム側で自動的に取引履歴が取得されるため、通帳のコピーを手動で準備する必要がありません。ただし、API連携に対応していない地方銀行などもあるため、自分の利用銀行が対応しているかは事前確認が必要です。
詳しくはFundBridgeのAIファクタリング会社ランキングからご確認ください。
それでも難しい場合|一括見積もりで自分に合うサービスを探す
「イージーファクターでは無理かも…」と感じた場合でも、ファクタリング会社は全国に100社以上あり、それぞれ得意な領域や審査基準が異なります。
FundBridgeでは、複数のファクタリング会社に一括で見積もりを依頼できるサービスを提供しているので、自分の状況にマッチする会社を効率的に探したい方はぜひご活用ください。書類が揃いやすいサービス、入金スピードを重視したサービスなど、目的別の比較も行えます。
イージーファクターの必要書類に関するよくある質問(FAQ)
最後に、必要書類に関してよく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q1. 必要書類は原本ですか?コピーやスマホ撮影でも大丈夫ですか?
A: 原本提出は不要で、コピー・スキャンデータ・スマホ撮影画像のいずれでも問題ありません。
イージーファクターはオンライン完結型のサービスなので、書類は基本的にPDFや画像ファイルでアップロードする形となります。文字が鮮明に読み取れることが条件なので、スマホ撮影の場合は明るい場所で真上から撮影し、文字が鮮明に写っているかを送信前に確認しましょう。
Q2. 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード)は必要ありませんか?
A: 申込時の必須書類としては不要ですが、Zoom面談の際に画面越しに提示することになります。
公式サイトに「必要書類は3点」と明記されており、本人確認書類はその3点には含まれていません。ただし、犯罪収益移転防止法の要請からZoom面談では本人確認が行われるため、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを手元に準備しておきましょう。
Q3. 売掛先との契約書は提出が必要ですか?
A: 通常は不要ですが、初回取引や高額案件の場合は補足資料として求められることがあります。
ファクタリング契約自体は請求書ベースで行われるため、売掛先との基本契約書は申込時の必須書類には含まれていません。ただし、過去の取引実績がない初回取引の場合や、請求金額が高額な場合には、取引実態を裏付ける補足書類として契約書の提出を求められることがあります。
Q4. 法人の場合、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)は必要ですか?
A: 原則として不要です。
イージーファクターの公式記載では、法人の必要書類は「決算書・請求書・通帳のコピー」の3点のみで、登記簿謄本は含まれていません。法人の実在性確認は決算書とZoom面談で十分行えるためです。法人番号の確認が必要な場合は、国税庁の法人番号公表サイトで公的に確認できるため、わざわざ謄本を取得する必要はありません。
Q5. 書類提出後に追加書類を求められることはありますか?
A: ケースによっては追加書類を依頼されることがあります。
公式サイトにも「債権内容によっては、追加書類が必要になる場合があります」と記載されています。具体的には高額案件の場合の取引契約書、初回取引の場合の発注書・業務報告書などが該当します。基本の3点をまず揃えて申し込み、必要に応じて担当者の案内を受ける流れが効率的です。
Q6. 個人事業主で青色申告ではなく白色申告ですが、利用できますか?
A: 白色申告でも問題なく利用できます。
青色申告か白色申告かで審査の合否が決まるわけではありません。白色申告の場合は「収支内訳書」を確定申告書とあわせて提出する形になります。ただし、青色申告のほうが事業の損益情報が詳細であるため、審査担当者が状況を把握しやすいというメリットはあります。
Q7. 売掛先が個人の請求書でも審査してもらえますか?
A: 売掛先が個人の請求書は、原則として対象外となります。
イージーファクターは法人を売掛先とする取引を前提に設計されています。売掛先が個人や個人事業主の場合は、別のサービスを検討することになります。売掛先個人の請求書にも対応しているサービスについては、FundBridgeのファクタリング会社一覧から個別に確認可能です。
まとめ|書類最少3点だからこそ最短60分で資金化できる
イージーファクターの必要書類は、法人・個人事業主のいずれの場合も以下の3点のみです。
法人の準備チェックリスト
- ☐ 直近の決算書(一式)
- ☐ 資金化したい売掛金の請求書
- ☐ 通帳のコピー(直近3ヶ月分)
個人事業主の準備チェックリスト
- ☐ 直近の確定申告書(青色申告決算書または収支内訳書を含む)
- ☐ 資金化したい売掛金の請求書
- ☐ 通帳のコピー(直近3ヶ月分)
法人と個人事業主で異なる書類は1点だけで、それ以外の請求書・通帳は共通です。「3点だけ」というシンプルな設計だからこそ、最短10分で見積、最短60分で振込というスピード感が実現されています。
イージーファクターが向いている方
- 法人または個人事業主で、決算書または確定申告書を準備できる方
- 売掛先が法人企業で、請求書がすでに発行済み(または発行予定)の方
- 業界最低水準の手数料2〜8%で資金調達したい方
- 来店せず、オンライン完結で手続きを済ませたい方
- 設立1年未満・赤字決算・税金滞納など、銀行融資が難しい状況の方
イージーファクターが向いていない方
- ✗ 開業したばかりで確定申告書がない個人事業主の方 → 個人事業主向けランキング
- ✗ 売掛先が個人または個人事業主の方 → 一括見積もりサービスで対応可能な会社を検索
- ✗ 土日祝に資金化が必要な方(受付は平日9〜19時のみ) → 土日対応のファクタリング会社
書類が揃わない場合や、イージーファクター以外の選択肢も検討したい場合は、FundBridgeの一括見積もりサービスから複数社にまとめて問い合わせることで、自分の状況にマッチした最適なサービスを効率的に見つけられます。資金繰りでお困りの場面は誰にでもあるものです。焦らず、自分に合ったサービスをじっくり選んでいきましょう。
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