ファクターズの必要書類は?審査・契約で準備するものを解説
「ファクターズは請求書と通帳だけで申し込めるのか、それとも謄本や住民票まで最初に必要なのか」。必要書類を調べると枚数が違って見えるのは、公式案内が審査時と契約時を分けているためです。
ファクターズ(ファクタープラン)の審査時に案内されているのは、過去3か月分の通帳の写しと、売掛先との契約書・請求書・発注書等です。審査通過後の契約では、会社謄本、法人の印鑑証明書、代表者個人の住民票、顔写真付きの代表者身分証明書を用意します。
つまり、申込み前にすべての公的証明書を取得する必要はありません。ただし、通帳と売掛債権を示す書類がつながらないと、取引の実在や入金履歴を確認できず、追加提出が生じる可能性があります。
| 最初に知りたいこと | 公式情報から分かる答え |
|---|---|
| サービス名は? | 公式ページでは「ファクターズ(ファクタープラン)」と案内されている |
| 審査時に必要なものは? | 過去3か月分の通帳の写し、売掛先との契約書・請求書・発注書等 |
| 契約時に必要なものは? | 会社謄本、法人の印鑑証明書、代表者住民票、顔写真付き身分証明書 |
| 決算書は必須? | 現在の公式FAQの必要書類一覧には記載がない。ただし追加書類の有無は案件ごとに確認が必要 |
| 個人事業主は利用できる? | 現在の公式トップは法人限定と案内している |
| 書類の有効期限は? | 会社謄本、印鑑証明書、住民票の発行期限は公式FAQに明記されていない |
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必要書類は審査時の2系統と契約時の4種類
必要書類は、審査で売掛金を確認する資料と、契約当事者を確認する公的書類に分かれます。請求書や通帳と、謄本や身分証明書を同じタイミングで提出するとは案内されていません。
ファクタープラン公式のよくある質問に掲載されている書類は次のとおりです。
記事タイトルの「ファクターズ」は旧案内だけの別会社名ではありません。公式のファクターズお問い合わせページでも、屋号を「ファクターズ(ファクタープラン)」、運営会社を株式会社ワイズコーポレーションと表示しています。

| 提出段階 | 必要書類 | 公式表記の範囲 |
|---|---|---|
| 審査時 | 通帳の写し | 過去3か月分 |
| 審査時 | 売掛先との取引資料 | 契約書、請求書、発注書等 |
| 契約時 | 会社謄本 | 必要部数と発行期限は要確認 |
| 契約時 | 印鑑証明書 | 法人分。必要部数と発行期限は要確認 |
| 契約時 | 代表者個人の住民票 | 記載項目と発行期限は要確認 |
| 契約時 | 代表者の身分証明書 | 顔写真付き |
「契約書、請求書、発注書等」は一つの書類名ではなく、売掛先との取引を示す資料のまとまりです。3種類すべてが必須なのか、請求書に加えてどの資料があれば足りるのかは公式FAQに書かれていないため、手元にない資料を自己判断で代用せず、申込時に提出範囲を確認します。
審査書類は売掛金と入金履歴をつなげる
審査用の書類は、枚数をそろえるだけでは足りません。請求書に記載された売掛先、金額、支払期日と、通帳に残る過去の入金履歴が同じ取引関係として読める状態にします。
| 書類 | 読み取れる内容 | 提出前に合わせる箇所 |
|---|---|---|
| 通帳の写し | 口座名義、過去の入出金、継続取引 | 金融機関名、口座名義、対象期間、入金元 |
| 請求書 | 売掛先、請求額、支払期日 | 法人名、金額、請求日、入金予定日 |
| 契約書 | 取引条件、当事者、業務内容 | 当事者名、契約期間、報酬条件 |
| 発注書等 | 注文された内容と金額 | 発注元、納品物、発注日、金額 |
公式FAQは、原則として納品または役務提供が完了している請求書を対象とし、未完工、前受金、個人向けの売掛金は取り扱えない場合が多いと説明しています。請求書が発行済みでも、仕事が終わっていない、売掛先が個人であるといった条件では、書類の不足ではなく債権の内容が判断を分けます。
通帳は入金部分だけを切り抜かず、金融機関名、口座名義、対象期間、明細が分かる形にします。ネット銀行なら、これらが同じPDFまたは連続した画面で確認できるようにすると、入金履歴の持ち主を説明しやすくなります。
契約時の公的書類は取得先と有効期限を先に確認する
審査が通ると、法人と代表者を確認する4種類の書類が必要です。取得に時間がかかる可能性があるため、急ぎの場合は審査結果を待つだけでなく、発行期限と必要部数を担当者へ先に確認します。
会社謄本と法人の印鑑証明書は、登記所や法務局証明サービスセンターの窓口だけでなく、オンラインでも交付請求できます。法務局の登記事項証明書等のオンライン請求案内では、会社・法人の登記事項証明書と印鑑証明書をオンラインで請求し、郵送または指定窓口で受け取れると説明しています。
| 契約書類 | 主な取得・準備先 | 申込前に確認すること |
|---|---|---|
| 会社謄本 | 法務局 | 証明書の種類、発行期限、必要部数 |
| 法人の印鑑証明書 | 法務局 | 発行期限、必要部数、登録印との一致 |
| 代表者個人の住民票 | 市区町村 | 必要な記載項目、マイナンバー記載の要否 |
| 顔写真付き身分証明書 | 代表者本人 | 使用できる証明書、表裏の提出範囲、有効期限 |
ファクタープラン公式FAQは、これらの発行日を「3か月以内」などと限定していません。古い証明書を先に取得して再発行になるのを避けるには、審査中の段階で期限と部数を聞くほうが確実です。
身分証明書にマイナンバーカードを使えるかは、公式FAQに明記されていません。使えると案内された場合も、裏面には個人番号が記載されています。個人情報保護委員会のマイナンバーに関する相談事例では、法令上の目的がない事業者による裏面コピーの収集が問題になった例を掲載しているため、必要と言われていない裏面を自己判断で送らないようにします。
再提出を防ぐ書類チェック
最短即日を希望していても、画像が読めない、名義が違う、期間が欠けると確認は止まります。提出前は「書類があるか」ではなく「一続きの取引として読めるか」を確認します。

- 通帳は金融機関名、口座名義、過去3か月の期間、入出金明細が見える
- 請求書と契約書等で売掛先の法人名表記が一致している
- 請求額、発注額、支払期日の関係を説明できる
- 複数ページの契約書や通帳にページ欠けがない
- 写真は四隅まで入り、反射や手ぶれで文字が消えていない
- 身分証明書と申込情報の氏名、住所、有効期限が一致している
ファクタープラン公式トップページは、スマートフォンで申込みと書類アップロードを進められると案内しています。スマートフォン撮影は提出手段になりますが、文字が読めなければ確認資料として機能しません。撮影後の画像を拡大し、日付と金額まで読めることを確かめます。
書類がないときは代用品を決めずに不足理由を伝える
契約書がない、通帳を紙で発行していない、設立直後で過去3か月の入出金がない場合でも、存在しない書類を作るわけにはいきません。何がなく、代わりにどの資料なら提出できるかを先に伝えます。
たとえば契約書がない取引でも、請求書、発注書、納品書、業務完了を示すメールなど、取引の流れを補う資料が残っていることがあります。ただし、どれを正式な代替資料として扱うかはファクターズ側の判断です。公式FAQの「等」を、どの書類でもよいという意味には広げられません。
現在の公式トップページは法人限定と案内し、50万円以上の売掛金をスピード診断の条件として表示しています。一方、旧来のファクターズ案内には30万円からという記載も残っています。申込みの可否は古いページの数字だけで決めず、現在の受付条件と必要書類を同じ窓口で確認します。
申込みから入金までのどこで書類を使う?
書類は、申込み直後の審査と、条件提示後の契約で使います。審査書類がそろっても、見積条件を確認せず公的書類だけ提出すれば契約が完了するわけではありません。
- 電話、メール、LINEなどから問い合わせる
- 希望額、売掛先、入金希望日を伝える
- 過去3か月分の通帳と取引資料を提出する
- 審査後に買取額、手数料、振込額の提示を受ける
- 会社謄本、印鑑証明書、代表者住民票、身分証明書を用意する
- 契約条項を確認して締結し、指定口座への入金を受ける
公式サイトは最短即日入金を案内していますが、これはすべての案件の所要時間を保証するものではありません。通帳の不足期間や取引資料の不整合が見つかれば、審査や契約に追加時間が必要です。
契約書で書類以外に確認すること
必要書類がそろった後は、契約書と見積書の内容を確認します。書類の準備が早くても、手数料、買戻し、売掛金回収後の送金期限が不明なまま契約を急ぐと、資金繰りの判断を誤ります。
金融庁のファクタリング利用に関する注意喚起は、売掛債権の買取代金が債権額に比べて著しく低い取引や、売掛先の不払い時に利用者が債権を買い戻す取引へ注意を促しています。ファクタープラン公式FAQも、買戻し・償還請求の有無、二重譲渡の禁止、返品・値引き時の精算、手数料以外の諸費用、将来債権の包括譲渡等を契約前に確認するよう案内しています。
見積書と契約書では次の項目を対応づけます。
- 売掛金額、買取対象額、手数料、その他費用、最終振込額
- 売掛先が支払わなかった場合の責任と買戻しの有無
- 債権譲渡登記の有無と費用負担
- 2社間で売掛金を回収した後の送金期限
- 返品、値引き、入金遅延が起きた場合の精算方法
必要書類は審査と契約を進める材料であり、有利な条件を保証するものではありません。最終判断には、提出書類と同じ数字が見積書と契約書へ反映されているかまで確認する必要があります。
ファクターズの必要書類に関するよくある質問
決算書は提出しなくてもよいですか?
現在の公式FAQにある審査時の必要書類一覧には、決算書が含まれていません。ただし、「一覧にないのでどの案件でも不要」とまでは公表されていません。追加資料の有無は売掛金と取引内容で変わる可能性があるため、決算書を用意できない場合はその旨を申込時に伝えます。
通帳は何か月分必要ですか?
過去3か月分です。ファクタープラン公式の必要書類回答がこの期間を明記しています。入金部分だけでは口座名義と期間を確認できないため、金融機関名、口座名義、対象期間、入出金明細が一続きで分かる写しまたはPDFを準備します。
必要書類はスマートフォンで撮影して提出できますか?
公式トップページはスマートフォンによる書類アップロードを案内しています。ただし、すべての公的証明書についてコピーや撮影画像だけで契約できるかは明記されていません。提出形式、原本確認の有無、ファイル形式は担当者の案内に合わせます。
個人事業主でも申し込めますか?
現在のファクタープラン公式トップは「法人限定」「法人のみお申込可能」と案内しています。旧ページに個人事業主へ言及する情報が残っていても、現行の受付条件を優先して確認する必要があります。個人事業主は法人として入力せず、必要書類が少ないファクタリング会社の比較から対象サービスを絞れます。
提出段階ごとに書類を分けて準備する
ファクターズの必要書類は、審査用の取引資料と、審査通過後に使う公的書類へ分けると整理できます。最短時間より先に、売掛先、金額、支払期日、入金履歴が書類同士で一致しているかを確かめます。
- 審査時は過去3か月分の通帳と、契約書・請求書・発注書等を提出する
- 契約時は会社謄本、法人の印鑑証明書、代表者住民票、顔写真付き身分証明書を用意する
- 公的書類の発行期限と必要部数は公式FAQに明記がなく、取得前の確認が必要
- 取引資料は売掛先名、金額、支払期日、過去の入金履歴がつながる状態にする
- 契約前は手数料だけでなく、買戻し、その他費用、最終振込額を確認する
利用者が実際に提出した書類や審査時の対応は、ファクターズの口コミページが担当しています。公式FAQの基本書類を基準にし、口コミは担当者へ聞く追加質問を整理する材料として使えます。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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