請求書買取(ファクタリング)の審査が甘い会社12選!通過率・必要書類・入金スピードで徹底比較【2026年最新】
「赤字決算だから、ファクタリングも断られるのでは」「できるだけ少ない書類で、今日中に請求書を資金化したい」。資金が必要な時ほど、広告の「審査が甘い」という言葉に目が向きます。
ただし、審査なしで必ず通るファクタリングはありません。請求書の実在性や売掛先の支払能力を確かめずに買い取れば、ファクタリング会社が回収不能のリスクを負うためです。
比較すべきなのは、通過を保証する言葉ではなく、必要書類、対象者、買取条件、審査から入金までの時間です。この記事では、公式サイトで現在の条件を確認できた12社を同じ軸で整理します。
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審査が甘い会社はある?先に知っておく結論
| 知りたいこと | 先に知っておく答え |
|---|---|
| 審査なしで利用できるか | できません。少なくとも請求書と取引実態の確認があります |
| 赤字や借入があると落ちるか | 利用者の財務だけで決まらず、売掛先と債権の内容も審査されます |
| 通過率が高い会社なら通るか | 保証されません。公表値は集計期間や分母が統一されていません |
| 早く審査を進める方法 | 請求書、入出金明細、取引を示す資料の内容を一致させます |
ファクタリングの審査は、融資の審査と同じではありません。利用者自身の信用力に加え、売掛先が期日に支払えるか、請求書が実際の取引から生じたものか、二重譲渡ではないかが確認されます。
そのため、赤字決算や借入があるだけで一律に否決されるとは限りません。一方で、売掛先の支払遅延、請求内容と通帳の不一致、取引を裏付ける資料の不足があれば、財務状況に問題がなくても買い取られない場合があります。
請求書買取の審査条件を比較しやすい12社
下表は、2026年7月24日に各社公式サイトで確認した内容です。「最短」は、必要書類が揃い、審査と契約が順調に進んだ場合の表示であり、同じ時間での入金を保証するものではありません。
| 会社・サービス | 公式の通過率表示 | 審査時の主な書類 | 入金までの公式表示 | 対象・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ビートレーディング | 非公表 | 口座の入出金明細、売掛金に関する書類 | 最短2時間 | 法人・個人事業主。2点から審査可能 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 非公表 | 直近3か月の入出金履歴、請求書・契約書など | 最短3時間 | 法人・個人事業主。オンライン契約 |
| QuQuMo | 非公表 | 請求書、通帳 | 最短2時間 | 法人・個人事業主。2社間契約 |
| アクセルファクター | 93%超 | 売掛債権に関する資料、直近2か月の通帳 | 最短2時間 | 現在の案内は法人向け |
| ベストファクター | 非公表 | 本人確認書類、通帳、請求書・契約書など | 最短即日 | 申込内容により追加書類あり |
| PAYTODAY | 非公表 | 本人確認書類、請求書、入出金明細、決算書など | 最短30分 | 法人・個人事業主。オンライン完結 |
| labol | 非公表 | 本人確認書類、請求書、取引の証拠資料 | 最短30分 | フリーランス・個人事業主向け |
| ペイトナー | 非公表 | 請求書、口座入出金明細、初回は顔写真付き身分証 | 最短即日 | 個人事業主・一人法人。1万円から |
| OLTA | 非公表 | 本人確認書類、請求書、直近4か月の入出金明細、決算書 | 契約後、即日または翌営業日 | 法人・個人事業主。上限・下限なし |
| 株式会社No.1 | 95%以上 | 決算書、請求書、通帳コピー | 最短30分 | 全国対応。オンライン契約可 |
| PMG | 非公表 | 請求書、口座入出金明細 | 最短即日 | 追加で試算表・納品書などを求める場合あり |
| FREENANCE即日払い | 非公表 | 請求書、入出金履歴や契約書などの証拠資料 | 最短当日 | フリーランス・個人事業主向け |
公表通過率があるのは、今回確認した範囲ではアクセルファクターと株式会社No.1です。ただし、各社の「申込件数」「審査を開始した件数」「必要書類が揃った件数」のどれを分母にするかは統一されていません。93%と95%を、そのまま審査の難易度差として比べることはできません。
書類の少なさで比べるなら、請求書等と入出金明細の2種類から審査できる会社が候補になります。個人事業主やフリーランスは、法人専用サービスを除外したうえで、最低買取額と個人間取引への対応を先に見ると、申込先を絞りやすくなります。
審査で確認されるのは利用者より売掛金の回収可能性
最も重く見られるのは、買い取った売掛金を期日に回収できるかです。審査項目は会社ごとに異なりますが、次の5点は共通して確認されやすい要素です。
- 売掛先が実在し、事業を継続しているか
- 請求書が契約・納品・役務提供を伴う実在の債権か
- 過去に同じ売掛先から期日どおり入金されているか
- 支払期日までの期間が会社の買取条件に合うか
- 同じ債権を別の会社へ譲渡していないか
たとえば、請求書の金額と契約書の金額が違う、通帳に過去の入金がない、メールや納品書で取引を説明できない場合は、確認に時間がかかります。会社を変える前に書類の不一致を解消したほうが、審査結果を改善できる可能性があります。
申込前に揃える4種類の資料
必要書類が「2点」と書かれていても、1ファイルだけで済むとは限りません。請求書に加えて、同じ取引を説明する契約書や発注書を求められる場合があるためです。申込前に次の4種類を一つのフォルダへ揃えておくと、追加確認へ対応しやすくなります。
- 売掛金を示す資料:請求書、発注書、契約書、納品書
- 取引履歴を示す資料:売掛先からの入金が分かる通帳・入出金明細
- 本人・事業者を示す資料:本人確認書類、登記事項証明書、開業届など
- 事業状況を示す資料:決算書、確定申告書、試算表など
画像は四隅と文字が読める状態で保存し、黒塗りや途中のページ抜けを避けます。請求書の宛名、金額、支払期日、振込先と、契約書・通帳の内容が一致しているかも申込前に見比べてください。
審査に落ちやすい5つの状態と直し方
| 審査で問題になりやすい状態 | 申込前にできる対応 |
|---|---|
| 請求書と契約内容が一致しない | 金額、役務、支払期日を契約書・発注書と照合する |
| 売掛先からの入金実績を示せない | 通帳明細に加え、メール、納品書、発注書を用意する |
| 支払期日が遠い、またはすでに遅延している | 各社の買取対象期間を確認し、別の売掛金も検討する |
| 申告内容と提出資料が食い違う | 概算で答えず、資料に基づいて正確に入力する |
| 二重譲渡が疑われる | 同じ売掛金を複数社へ譲渡しない |
審査に落ちた理由が分からないまま同じ書類を別会社へ送っても、結果は変わらないことがあります。書類不足、対象外の売掛金、支払期日、売掛先の信用のどこに問題があったのかを切り分けることが先です。原因別の対処は、ファクタリング審査に落ちる主な理由に整理しています。
「審査なし」「必ず通る」という勧誘は避ける
請求書を確認せず、誰でも必ず買い取ると説明する業者は候補から外します。正規の債権売買でも、手数料が高すぎれば、将来入る売上を大きく減らし、翌月の資金繰りを悪化させます。
金融庁のファクタリングに関する注意喚起では、高額な手数料のほか、売主による買戻しや、売掛先が支払わない場合に売主自身の資金で支払う契約などについて、貸金業に該当するおそれがあると案内しています。契約名ではなく、実際に誰が不払いリスクを負うのかを確認する必要があります。
- 手数料の総額と追加費用が契約前に示されない
- 売掛先が支払わない場合の買戻しを求められる
- 審査前に保証金や手付金を振り込むよう求められる
- 契約書を渡さない、質問しても説明しない
- 実在する会社名、所在地、固定電話を確認できない
このいずれかに当てはまる場合は、入金の早さより契約の安全性を優先します。契約の実態が分からない時は、署名や送金の前に弁護士などの専門家へ確認するほうが安全です。
ファクタリングの審査に関するよくある質問
赤字決算でも審査に通る可能性はありますか?
可能性はあります。融資と異なり、売掛先の信用力と売掛金の実在性も審査されるためです。ただし、赤字なら必ず利用できるという意味ではありません。請求書、取引履歴、支払期日、希望額を含めて個別に判断されます。
複数社へ同時に申し込んでもよいですか?
見積もりを比較すること自体と、同じ売掛金を複数社へ譲渡することは別です。契約前に条件を比べる場合でも、他社への申込状況を尋ねられたら正確に答えます。同じ債権を二重に売却してはいけません。
審査通過率が高い会社を選べば安心ですか?
通過率だけでは決められません。集計対象と期間が会社ごとに違い、申込者の条件も異なるためです。手数料の総額、買戻し義務の有無、必要書類、入金条件を同じ見積書で比べたほうが、契約後の負担を判断できます。
通りやすさは会社名より売掛金と書類の整合性で変わる
「審査が甘い」という一言で会社を選ぶと、対象外のサービスへ申し込んだり、手数料の高い契約を急いだりするおそれがあります。先に売掛金と書類の状態を整え、その条件を受け付ける会社だけを比較するのが現実的です。
- 審査なし、100%通過を保証する正規サービスはない
- 公表通過率は分母と期間が統一されておらず、単純比較できない
- 請求書、入出金明細、契約資料の内容一致が審査の土台になる
- 個人事業主は法人専用サービスを除外し、最低買取額も確認する
- 手数料だけでなく、買戻し義務と追加費用を契約前に確認する
「100%通る」という広告の見分け方と、通過率表示の読み方は、100%通るファクタリングはあるかで詳しく確認できます。申込先を増やす前に、保証できない数字と実際の審査条件を分けて考えられます。
監修範囲について
本記事の2026年4月17日時点の原文は、坂根崇真税理士に監修いただきました。2026年7月24日の再公開にあたり、FundBridge編集部が会社情報、比較表、構成を更新しています。更新部分は監修者による再確認を受けたものではありません。
この記事の監修者
秋田税理士事務所|税理士
監修者 坂根崇真|税理士
3年連続創業融資サポート通過率100%、自身も日本政策金融公庫等から借入を行っている創業融資に強い秋田税理士事務所。
メディア実績:Yahoo!ニュース、livedoorニュース、SmartNews、幻冬舎GOLD ONLINEほか。
著書:『相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本』(秀和システム)。
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