オッティの手数料・審査・必要書類を初めての方向けに解説
「オッティは手数料5%から、審査は最短3時間とある。自社もその条件で当日入金まで進めるのか?」と迷う方もいるでしょう。
最低手数料と最短時間だけでは、実際の振込額や着金日は決まりません。公式サイトの5%は下限で上限は公表されておらず、3時間は審査対応の最短時間です。申込みの後には、書類提出、条件提示、必要に応じた面談、契約、振込みが続きます。
初めて申し込む場合は、手数料率より先に「最終振込額」、3時間より先に「希望時刻までの全工程」を確認します。必要書類も、申込時に見せるものと面談・契約時の原本を分けると準備しやすくなります。
| 知りたいこと | 公式情報から分かる答え |
|---|---|
| 手数料 | 5%から。上限と個別の決定式は公表されていない |
| 主な契約方式 | 売掛先へ通知しない2社間ファクタリングが中心 |
| 審査時間 | 最短3時間。売掛金額などにより変わる |
| 入金時期 | 契約完了後は即日振込みと案内。ただし公式FAQには「早ければ翌日」の表記もある |
| 申込時に見せる書類 | 取引履歴が分かる通帳と、請求書・見積書・契約書のいずれか |
| 面談時の主な書類 | 履歴事項全部証明書、印鑑証明書、代表者の身分証明書、納税証明書など |
| 対象 | 法人・個人事業主。全国から相談可能 |
| 買取上限 | 公式サイトでは最大5,000万円と案内 |
サービスを運営するのは株式会社オッティです。代表者、所在地、電話番号、営業時間はオッティ公式の会社概要で確認できます。
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手数料5%は下限で、100万円なら最低5万円
オッティ公式サイトは、手数料を5%からと案内しています。一律5%ではなく、個別審査後に提示される最低水準です。
では、売掛金100万円を売却する場合、いくら振り込まれるのでしょうか。
5%なら手数料は5万円、手数料だけを引いた金額は95万円です。ただし、公式サイトは上限料率と、売掛先の信用力・支払期日・買取額をどの割合で評価するかを公表していません。5%で契約できる前提の資金繰りは組めません。

| 売掛金 | 仮の手数料率 | 手数料 | 手数料控除後の金額 |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 5% | 5万円 | 95万円 |
| 100万円 | 10% | 10万円 | 90万円 |
| 100万円 | 15% | 15万円 | 85万円 |
10%と15%は比較のための仮定で、オッティの提示料率を示すものではありません。100万円では、料率が5ポイント上がるごとに受取額が5万円減ります。見るべき数字は広告の下限ではなく、振込手数料や登記費用なども含めた見積書の最終振込額です。
オッティ公式のサービス比較ページには、手数料5%から、買取上限5,000万円、最短数時間から3日と掲載されています。同じページ内でも買取下限に20万円と30万円の表記が混在するため、少額債権は請求書の金額を伝えて対象か確認するのが安全です。
最低率だけで会社を選ぶと、審査後の見積額が資金繰りに届かないことがあります。売却したい同じ請求書で見積もりを取り、手数料率、控除額、最終振込額を1枚の書面でそろえて判断します。
審査は最短3時間でも、当日入金の保証ではない
オッティ公式の資金調達までの流れでは、売掛金の内容をヒアリングするスピード審査を最短3時間としています。審査後に条件提示と面談、契約があり、契約完了後は即日振込みという順番です。
つまり、3時間は申込みから着金までの保証時間ではありません。
| 工程 | 公式案内から分かる内容 | 時間が延びる主な要因 |
|---|---|---|
| 申込み・ヒアリング | 電話またはメールフォームで売掛金の内容を伝える | 連絡待ち、申告内容の不足 |
| スピード審査 | 最短3時間。売掛金額により変動 | 売掛先や債権内容の追加確認 |
| 条件提示・面談 | 審査後に買取条件を提示。必要に応じて出張または来店面談 | 日程調整、原本不足 |
| 契約 | 条件と必要書類を確認して締結 | 条項の確認、書類差し替え |
| 振込み | 契約完了後は即日振込みと案内 | 契約完了時刻、金融機関の処理 |
同じ公式サイトのFAQには、資金調達は「早ければ翌日」、審査は「最短3時間」と別々に記載されています。これは3時間を着金時間として扱えない根拠でもあります。希望日が決まっている場合は、申込時に「審査結果の時刻」ではなく「契約と振込みまで完了できる見込み時刻」を聞きます。
審査では、申込者の決算だけでなく、買い取る売掛金の実在性と売掛先の支払能力が確認されます。オッティ公式FAQは、創業直後でも、売掛先との取引が継続して6か月以上あり、売掛先の信用情報に問題がなければ資金調達できると案内しています。
赤字決算、債務超過、税金滞納でも相談可能とされていますが、審査通過や希望額を保証する条件ではありません。請求書の金額・支払期日と通帳の入金履歴がつながり、継続取引を説明できるかが申込前の確認点です。
必要書類は申込時と面談時で分ける
必要書類は、一度に同じ形で出すわけではありません。申込時は売掛債権と取引履歴の確認資料、面談・契約時は法人と代表者を確認する原本が中心です。

オッティ公式の必要書類Q&Aでは、次のように案内しています。
| 段階 | 主な必要書類 | 書類で確認する内容 |
|---|---|---|
| 申込時 | 取引履歴が分かる通帳 | 売掛先からの過去の入金、継続取引 |
| 申込時 | 請求書・見積書・契約書のいずれか | 売掛金の金額、支払期日、取引の根拠 |
| 面談時 | 上記資料の原本 | 写しと原本の一致 |
| 面談時 | 履歴事項全部証明書、印鑑証明書 | 法人情報と契約権限 |
| 面談時 | 代表者の身分証明書、納税証明書 | 本人確認と申告内容 |
| 個別に追加 | 債権状況に応じて指定される資料 | 取引や売掛債権の補足 |
必要書類を掲載するオッティ公式フローには、履歴事項全部証明書と印鑑証明書は発行から3か月以内、法人税確定申告書・決算報告書は直近3期分と記載されています。売買契約書、取引基本契約書、注文書、請求書、納品書なども取引の根拠資料として挙げられています。
個人事業主も対象であることはオッティ公式サイトの利用案内で確認できます。ただし、個人事業主は法人の履歴事項全部証明書を用意できないため、法人と同じ一覧をそのまま当てはめられません。本人確認書類、確定申告書、通帳、請求書など、代わりに必要となる資料と対象期間を申込時に確認します。
通帳は「通帳があるか」だけでは足りません。どの口座の何か月分を提出するか、Web明細で代用できるかを聞くと、差し戻しを減らせます。必要書類をそろえる目的は枚数を満たすことではなく、請求書、契約、過去の入金が同じ取引を示す状態にすることです。
2社間が中心で、売掛先への通知と回収方法が変わる
オッティ公式サイトは、売掛先に知られず進められる2社間ファクタリングを中心に案内しています。利用者とオッティが契約し、売掛先から利用者へ入金された売掛金を、契約に従ってオッティへ送る仕組みです。
3社間ファクタリングも公式の説明ページに掲載されていますが、売掛先への譲渡通知または承諾が必要です。売掛先が支払先を変更し、オッティが直接回収する流れになるため、通知なしの速さを優先する2社間とは手続きが異なります。
| 比較項目 | 2社間 | 3社間 |
|---|---|---|
| 契約当事者 | 利用者・オッティ | 利用者・オッティ・売掛先 |
| 売掛先への通知・承諾 | 原則なし | 必要 |
| 売掛金の入金先 | いったん利用者へ入金後、契約に従い送金 | オッティが直接回収 |
| 向く状況 | 売掛先へ知らせず、早さを優先したい | 売掛先の協力を得られる |
オッティの公式サービス案内は「償還請求なしの完全買取」としています。売掛先が回収困難になっても利用者へ保証を求めない説明ですが、個別契約の買戻し、保証、表明保証の範囲は契約書で確認する必要があります。
金融庁のファクタリング利用に関する注意喚起は、売掛先が支払わない場合に利用者が買い戻す、または自己資金で支払う契約は、経済的な実態によって貸付けに当たるおそれがあると説明しています。契約名称より、売掛先不払い時に誰が損失を負う条項かを見るのが判断の境界です。
2社間契約で債権譲渡登記を求められる場合は、登記の有無と費用も確認します。法務省の債権譲渡登記制度の概要によると、この登記は法人の金銭債権譲渡について第三者への対抗要件を備える制度であり、登記だけで債権の存在や譲渡の有効性が公的に証明されるわけではありません。
サービスを運営する株式会社オッティの代表者、所在地、電話番号、営業時間は公式会社概要で照合できます。契約書の会社名、所在地、振込先名義が公式情報と一致することも、署名前の確認項目です。
初めて申し込むときの4段階
初回申込みは、必要額だけを伝えて終わりではありません。請求書の確認から契約後の送金までを4段階に分けると、聞き漏らしを減らせます。
1. 売却する請求書と必要額を決める
売掛先、請求金額、支払期日、過去の入金口座を確認します。必要額が100万円でも、手数料を引いた後に100万円必要なら、100万円の請求書では届きません。最終振込額から逆算して売却対象を決めます。
2. 書類の対象期間を確認する
申込時の通帳と債権資料を用意し、面談時の原本も発行日を確認します。法人税確定申告書は直近3期分、証明書は発行3か月以内という公式案内がありますが、個別契約で追加資料を求められる場合があります。
3. 見積書で費用と時間をそろえる
手数料率、手数料金額、その他の費用、最終振込額、契約方式、振込予定時刻を同じ見積書で確認します。「5%から」「最短3時間」という別々の広告表示を、実際の契約条件へ置き換える段階です。
4. 契約書で回収と不払い時の責任を見る
2社間では、売掛先から入金された資金をいつ、どの口座へ送るかを確認します。売掛先が支払わなかった場合の買戻し、保証、表明保証、債権譲渡登記の費用も、口頭説明ではなく契約書の条項で判断します。
オッティの手数料・審査・必要書類に関するよくある質問
手数料は必ず5%になりますか?
必ず5%になるわけではありません。公式サイトの「5%から」は下限で、上限と個別の決定式は公表されていません。
オッティ公式サイトの手数料案内を入口にしつつ、契約判断には審査後の見積書を使います。手数料率だけでなく、控除される全費用と最終振込額が書面で一致しているかが判断基準です。
最短3時間で入金されますか?
3時間は審査対応の最短時間で、着金までの保証ではありません。公式フローは、審査の後に条件提示、必要に応じた面談、契約、振込みが続くと案内しています。
公式の資金調達フローでは契約完了後の即日振込みと案内しています。希望日がある場合は、審査完了ではなく契約と着金の見込み時刻を個別に確認します。
個人事業主でも利用できますか?
個人事業主も対象です。オッティ公式サイトは法人と個人事業主の双方に対応し、全国から来店不要で申し込めると案内しています。
ただし、法人向けの履歴事項全部証明書や法人印の印鑑証明書は個人事業主には当てはまりません。本人確認書類、確定申告書、通帳、請求書など、個人事業主として必要な書類と対象期間を申込時に確認します。
赤字決算や税金滞納でも審査に通りますか?
申込みは可能と案内されていますが、通過は保証されません。オッティ公式FAQは赤字決算、債務超過、税金滞納でも利用可能とする一方、売掛先との継続取引と信用状態も条件として示しています。
審査では「赤字だから即不可」と決めるのではなく、売掛債権の実在、売掛先の支払能力、過去の入金履歴を含めて判断されます。請求書と通帳の内容をそろえ、継続取引を説明できる状態にします。
最終振込額と着金時刻がそろってから契約を決める
オッティを初めて検討する場合、広告の最低値を自社の確定条件として扱わないことが出発点です。審査後の見積書と契約書まで進んで初めて、費用、時間、責任の範囲を判断できます。
- 手数料は5%からで、上限と個別の決定式は公表されていない
- 100万円を5%で売却する仮定なら、手数料5万円、控除後95万円
- 最短3時間は審査の時間であり、着金までの保証ではない
- 申込時は通帳と債権資料、面談時は法人・代表者の確認書類を分けて準備する
- 契約前は最終振込額、振込予定時刻、売掛先不払い時の責任を同じ書面で確認する
利用者の体験談や評価は、オッティ(OTTI)の口コミページが担当しています。新しい口コミが集まった場合も、個別の手数料や審査結果を予測するのではなく、見積もり時に確認する質問を探す材料として使えます。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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