ライフの手数料・審査・必要書類を初めての方向けに解説
ライフは、売掛債権を買い取って支払期日より前に資金化するファクタリング会社です。
公式サイトでは、手数料を「買取対象債権の1%~」と案内し、売掛先1社あたり30万円から2,000万円、買取上限総額1億円までとしています。
ただし、1%がすべての取引に適用されるわけではありません。
売掛先や支払サイトによって提示率が変わり、振込手数料や印紙代などの実費も発生するため、表示率だけで受取額を判断しないことが大切です。
この記事では、ライフの公式ページで確認できる条件をもとに、手数料の計算方法、審査の対象、必要書類、申込みの流れを初めて利用する方にも分かるように整理します。
会社に投稿された口コミを確認したい場合は、FundBridgeのライフ会社DBをご覧ください。
サービス全体を比較するときは、FundBridgeトップから他社の会社DBも確認できます。
| 確認項目 | 公式サイトで確認できる内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ライフ |
| 利用対象 | 健全な事業を営み、売掛債権を持つ法人 |
| 契約形態 | 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング |
| 手数料 | 買取対象債権の1%~。売掛先と支払サイトごとに提示 |
| 買取金額 | 売掛先1社につき30万円~2,000万円、総額上限1億円 |
| 対象地域 | 日本全国 |
| 通知と登記 | 原則として通知留保、登記保留で契約可能とFAQに記載 |
| 対象外 | 個人事業主、個人経営の売掛先、支払遅延債権、給料ファクタリング |
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ライフの基本条件を公式サイトから確認
最初に、公式のファクタリングページとFAQに記載された条件を一覧にしました。
上表は「申込みできる条件」と「契約できる条件」を同じ意味で扱っていません。
公式サイトの案内に該当していても、売掛債権の内容や売掛先の信用状況によって審査結果と提示条件は変わります。
| 条件の見方 | 確認すること |
|---|---|
| 利用会社 | 法人であるか、売掛債権を保有しているか |
| 売掛先 | 個人経営ではなく、支払遅延がないか |
手数料1%~でも受取額は別に計算する
ライフの手数料は、売掛先と支払サイトごとに提示される「1%~」です。
下限だけが公表され、上限や一律の料率は公式ページに掲載されていません。
公式ページは手数料を「買取対象債権の1%~」と案内しています。
500万円で試算する計算例
たとえば、額面500万円の売掛債権に提示された料率を当てはめると、手数料だけの差額は次のようになります。
| 提示された料率 | 手数料の計算 | 手数料だけを差し引いた金額 |
|---|---|---|
| 1% | 500万円×1% | 495万円 |
| 3% | 500万円×3% | 485万円 |
| 5% | 500万円×5% | 475万円 |
| 10% | 500万円×10% | 450万円 |
これは手数料だけを差し引いた試算です。
実際の受取額には、次の費用と「掛目」が関係します。
- 振込手数料
- 印紙代、交通費、登記費用などの実費
- 額面の10%~20%を原則として非買取対象金額とする掛目
- 買取手数料と事務手数料
公式ページでは、売掛先から決済された後に、非買取対象金額から買取手数料と事務手数料を差し引いて入金すると説明しています。
したがって、見積書を受け取ったら「手数料率」だけでなく、契約時に振り込まれる金額、売掛先の支払い後に戻る金額、諸経費を分けて確認します。
掛目を含めた見積書の読み方
掛目は、売掛債権の額面の全額を最初に買い取るのではなく、一部を非買取対象として残す仕組みです。
たとえば額面500万円で掛目が10%なら、50万円が非買取対象として残る計算になります。
ただし、初回入金の時期と決済後の精算方法は契約書で確認が必要です。
見積書に「買取額」「手数料」「事務手数料」「非買取対象金額」「振込手数料」が別々に記載されているかを確認し、記載がない費用は担当者へ質問します。
審査で見られるのは売掛先と債権の状態
ライフは、融資のように利用会社の財務内容だけで判断するのではなく、売掛先の信用を重視して審査すると公式ページで説明しています。
公式FAQには、創業1年未満、債務超過、銀行融資を断られた場合、赤字決算、税金の滞納がある場合でも利用できると記載されています。
これは審査通過を約束する意味ではありません。
売掛債権の存在と支払見込みを確認できなければ、利用会社の事情とは別に買取対象から外れる可能性があります。
審査の前に、次の点を整理しておくと確認が進みやすくなります。
- 売掛先は法人などの事業者か
- 請求書の支払期日は過ぎていないか
- 請求の根拠となる契約、納品、検収の記録があるか
- 売掛先との取引が継続しているか
- 同じ債権を他社へ譲渡していないか
公式FAQでは、通常の商取引による遅延のない売掛債権が対象で、個人や屋号で経営する売掛先の債権は対象外としています。
個人事業主と給料ファクタリングは対象外
ライフの公式FAQは、個人事業主への対応を行っていないと明記しています。
法人が利用会社であっても、売掛先が個人経営の場合は対象にならないと案内されています。
個人事業主が発行した請求書を買い取ってもらえるという説明を、ライフの公式条件と取り違えないようにしてください。
また、公式サイトは給料ファクタリングを取り扱っていないと説明しています。
給与を受け取る権利を現金化するサービスを探している場合は、企業間取引の売掛債権を対象とするライフとはサービスの対象が異なります。
必要書類は固定リストではなく事前に確認する
ライフの公式ファクタリングページは、本審査で「必要書類をご提示いただき、審査を行う」と案内しています。
一方で、ページ上にすべての申込者へ共通する書類の固定リストは掲載されていません。
そのため、次の表は公式の必須書類一覧ではなく、問い合わせ前に準備しやすい資料の例として確認してください。
| 準備しやすい資料 | 確認に使われる内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 請求書 | 金額、支払期日、売掛先 | 契約や納品の記録と一致させる |
| 契約書、発注書、納品書 | 取引の根拠と履行状況 | 請求書だけで判断できない場合に追加されることがある |
| 通帳や入出金明細 | 過去の入金実績と取引の継続性 | 対象期間を担当者へ確認する |
| 法人確認書類 | 申込者と売掛先の法人情報 | 履歴事項全部証明書などを求められる場合がある |
| 決算書や試算表 | 事業の状況 | 公式FAQでは赤字でも利用可能とするが、提出要否は個別確認 |
追加書類の有無は、請求額、売掛先、取引の種類によって変わります。
必要な資料の範囲を先に確認する場合は、公式お問い合わせから質問できます。
審査を早めたい場合でも、書類を加工したり、売掛先の情報を省略したりせず、担当者に必要な範囲を確認します。
申込みから契約までの流れ
公式サイトに記載された流れは、問い合わせ、仮審査、本審査と結果報告、契約の4段階です。
申込みから契約までを4ステップで確認すると、書類をそろえる時期と条件を質問する時期が分かります。
- 問い合わせで希望額と売掛先を伝える
- 仮審査のヒアリングに回答する
- 必要書類を提出して条件の提案を受ける
- 契約書で受取額と諸経費を確認する
| 段階 | 行うこと | 申込み前に用意すること |
|---|---|---|
| 1 問い合わせ | 電話またはメールで相談 | 会社名、希望額、売掛先、支払期日を整理 |
| 2 仮審査 | 担当者の連絡とヒアリング | 請求の根拠と入金予定を説明 |
| 3 本審査 | 必要書類を提出し、結果とプランの提案を受ける | 請求書、契約や納品の記録、入出金資料 |
| 4 契約 | 条件を確認して契約 | 買取額、手数料、諸経費、掛目、精算条件を確認 |

メールでの問い合わせは公式の問い合わせページで案内されており、フォームは24時間送信できます。
ただし、フォームを24時間送信できることと、24時間審査や即時入金が保証されることは別です。
審査結果の所要時間や入金日時は、売掛先と書類の内容を伝えたうえで個別に確認してください。
2社間と3社間で通知条件が変わる
ライフは2社間と3社間の両方を扱っています。
2社間は売掛先に知らせずに利用できると公式ページが説明し、FAQでも原則通知留保としています。
3社間は売掛先を手続きに含めるため、通知や承諾の扱いが変わります。
「原則通知留保」は、どの契約でも通知がないという意味ではありません。
契約書で通知の有無、売掛先への連絡条件、債権譲渡登記の扱いを確認し、社内や取引先への影響を把握してから契約します。
登記の制度上の意味は、法務省の債権譲渡登記制度の説明も参照してください。
会社概要は公式プロフィールで確認する
運営会社の情報は、公式サイトの会社概要ページに次のように掲載されています。
| 項目 | 公式プロフィールの掲載内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ライフ |
| 所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-15-13 |
| 電話 | 0120-077-039、03-6709-9717 |
| FAX | 03-6709-9718 |
| メール | info@life-financial.jp |
| 事業内容 | 経理、財務、経営コンサルティング、企業再生、リスク調査、担保不動産の調査と評価、ファクタリングなど |
公式プロフィールには、代表者、設立日、資本金、営業時間の記載を確認できませんでした。
同名の法人情報や第三者サイトの数値を、ファクタリング事業者の公式情報として補うことは避けます。
問い合わせる際は、会社概要に掲載されたドメインと電話番号が、申込み先の案内と一致しているかを確認してください。
契約前に確認したい5つの項目
ファクタリングは売掛債権の売買ですが、契約書の条項によって実際の負担とリスクが変わります。
以下が、申込み前に確認するチェックリストです。
- 適用手数料と事務手数料の合計
- 掛目と決済後の精算額
- 振込、印紙、交通、登記などの実費
- 買戻し義務や保証人の条項
- 売掛先への通知と登記の条件
| 確認項目 | 担当者へ確認する質問 |
|---|---|
| 受取額 | 初回振込額と、売掛先の支払い後に精算される額はいくらか |
| 手数料 | 適用率は何%か。事務手数料を含む総額はいくらか |
| 諸経費 | 振込、印紙、交通、登記などで追加される費用は何か |
| 債権の扱い | 買戻し義務、償還請求権、保証人、担保の条項はないか |
| 通知と登記 | 売掛先への連絡と債権譲渡登記が必要になる条件は何か |

ライフは公式ページで償還請求権がないノンリコースの買取を説明しています。
それでも、契約書に売掛先の支払い状況に関係なく利用会社が補填する条項がないかは、個別に確認する必要があります。
金融庁も、ファクタリングを装った違法な貸付けや、高額な手数料で売掛金を担保に取る取引への注意を促しています。
説明と契約書の内容が合わない場合は、その場で契約せず、総額と返済義務の有無を確認してください。
口コミは会社DB、条件はこの記事で確認する
ライフの会社DBでは、FundBridgeに投稿された口コミを一覧できます。
この記事は公式ページに掲載された手数料、対象法人、審査の考え方、書類と契約条件を整理する役割です。
口コミの印象と公式条件は別の情報なので、利用を判断するときは両方を分けて確認してください。
公式サイトの条件を確認してから相談する場合は、ライフの公式案内へ進むことができます。
ライフの手数料・審査・必要書類に関するよくある質問
ライフの手数料は1%で決まりますか?
決まりません。
公式サイトの「1%~」は下限の案内で、売掛先と支払サイトごとに提示されます。
上限や一律の料率は公式ページに掲載されていないため、適用率と諸経費を含む見積書で確認してください。
個人事業主でも利用できますか?
公式FAQでは、個人事業主への対応を行っていないとしています。
法人の売掛債権を対象とするサービスなので、個人事業主向けの別サービスと混同しないようにします。対象条件は公式FAQにも掲載されています。
赤字決算や税金の滞納があっても審査できますか?
公式FAQは、赤字決算や税金の滞納がある場合でも利用可能と案内しています。
ただし、これは自動的な買取や審査通過の保証ではありません。
売掛先、債権の支払期日、取引の根拠などが確認されるため、審査結果と条件は個別に提示されます。詳しい扱いは公式FAQで確認できます。
売掛先に知られずに利用できますか?
公式ページとFAQでは、2社間の場合は原則として通知を留保できると説明しています。
契約形態や取引の状況によって扱いが変わる可能性があるため、通知条件と登記条件を契約書で確認してください。原則留保の案内は公式ページとFAQにあります。
必要書類は何ですか?
公式ページは、本審査で必要書類を提示すると案内していますが、全員共通の固定リストは掲載していません。
請求書と取引の根拠、入出金明細、法人確認資料などを準備し、決算書や追加資料の要否を公式お問い合わせで確認してください。必要書類を提示する流れは公式ファクタリングページにも記載されています。
ライフを申し込む前に条件と受取額を確認する
利用可否を判断するときは、次の3点を見積書と公式条件に照らして確認します。
- ライフは法人の通常の売掛債権を対象に、1%からの手数料で2社間と3社間を扱います。
- 個人事業主、個人経営の売掛先、支払遅延債権、給料ファクタリングは公式FAQで対象外です。
- 手数料率だけでなく、掛目、諸経費、通知と登記、買戻しや保証の条項を見積書と契約書で確認します。
公式条件と口コミを分けて確認するなら、ライフの会社DBで投稿内容を確認したうえで、必要な資料をそろえて相談してください。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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