エーストラストの手数料・審査・必要書類を詳しく解説
「手数料1%から、審査通過率90%以上なら使いやすそう。でも、自社の契約も同じ条件になるのか?」と迷う方もいるでしょう。
最小手数料と審査実績だけでは、費用と入金日を判断できません。エーストラストは2社間と3社間で公表手数料が異なり、通常申込とオンライン完結型の「INBUYS」では必要書類も違うからです。
公式情報を整理すると、3社間の手数料は1.0%〜4.9%、2社間は5%〜15%です。通常申込は本審査3点と契約時3点、INBUYSは請求書・通帳・代表者の身分証明書を使います。
入金の早さも同じ数字ではありません。通常申込は送金まで最短2時間、INBUYSの「最速約1時間」は契約までの目安です。希望日に間に合うかは、申込経路、書類の準備、審査、契約、送金までを分けて考えます。
| 知りたいこと | 公式情報から分かる答え |
|---|---|
| 手数料 | 3社間1.0%〜4.9%、2社間5%〜15%。振込手数料は利用者負担 |
| 審査 | 公式公表の審査通過率は90%以上。ただし個別契約の通過保証ではない |
| 通常申込の本審査書類 | 決算書、請求書、通帳 |
| INBUYSの必要書類 | 請求書、通帳、代表者の身分証明書 |
| 入金までの時間 | 通常申込は最短2時間。各工程の最短時間合計は約2時間10分 |
| 利用対象 | 原則法人。取引内容により個人事業主・フリーランスも相談可能 |
| 買取金額 | 売掛先1社につき5,000万円、審査により最大1億円 |
サービスを提供するのは、東京都港区西新橋に本社を置く株式会社エーストラストです。代表者、所在地、電話番号、事業内容はエーストラストの公式会社概要で確認できます。
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手数料は1%だけでなく契約方式で比べる
エーストラストの手数料は、一律1%ではありません。公式の利用条件では、3社間ファクタリングを買取対象債権の1.0%〜4.9%、2社間を5%〜15%と案内しています。
では、公式トップの「1%〜」はどの契約に当てはまるのでしょうか。
3社間は売掛先への通知と承諾が必要になる代わりに、手数料の公表範囲が低めです。2社間は利用者とエーストラストで契約し、売掛先への通知を行わずに進められますが、公表手数料は高くなります。

売掛金100万円へ公表手数料率を当てはめると、振込前の金額は次のようになります。
| 契約方式・手数料率 | 手数料の試算 | 手数料控除後の金額 |
|---|---|---|
| 3社間・1.0% | 1万円 | 99万円 |
| 3社間・4.9% | 4万9,000円 | 95万1,000円 |
| 2社間・5% | 5万円 | 95万円 |
| 2社間・15% | 15万円 | 85万円 |
公式利用条件は、振込手数料を利用者負担とし、登記費用、印紙代、交通費などの諸経費は取らないと案内しています。したがって、比較に使う数字は手数料率だけではなく、すべての費用を引いた最終振込額です。
手数料は、売掛先の信用力と支払サイトなどをもとに提示されます。自社の率を公開範囲から予測して決めつけず、同じ売掛債権について提示された見積額で判断します。
審査通過率90%以上は通過保証ではない
エーストラスト公式サイトは、審査通過率90%以上と公表しています。これは同社が示す契約実績であり、申込者10人のうち必ず9人が通るという保証ではありません。
公式サイトは、審査基準の配点や、90%以上を算出した期間・申込件数を公開していません。審査通過率を他社と厳密に比べるには、集計条件が足りない状態です。
一方、利用条件には赤字決算、税金滞納、融資のリスケ中でも利用できると記載されています。創業1年未満の法人も対象です。ただし、「申込みできること」と「希望額・希望手数料で契約できること」は別です。
本審査では決算書、請求書、通帳を提出します。公式利用条件は、手数料を売掛先の与信と支払サイトごとに提示すると説明しているため、申込者の赤字だけを見るのではなく、売掛債権の内容と入金実績を含めて確認する仕組みだと読めます。
売掛先、請求金額、支払期日、過去の入金が書類同士で一致しているかを申込前に見ます。不一致や説明不足がある場合は、追加確認によって審査時間が延びる可能性があります。
通常申込とINBUYSでは必要書類が違う
必要書類は、通常申込とINBUYSを混ぜずに準備します。通常申込は仮審査後の本審査と契約時で書類が分かれ、INBUYSは申込時に3点を登録します。

| 申込方法・段階 | 必要書類 |
|---|---|
| 通常申込・本審査 | 決算書(確定申告・勘定科目を含む)、請求書(発注書・納品書・請負書などを含む)、通帳 |
| 通常申込・契約時 | 履歴事項全部証明書、印鑑証明、住民票 |
| INBUYS・申込時 | 請求書、通帳、代表者の身分証明書 |
通常申込の書類は、公式の申込から送金までの流れに掲載されています。請求書だけで本審査が終わるわけではなく、決算書と入金実績が分かる通帳も必要です。
オンラインファクタリングINBUYSは、請求書、通帳、代表者の身分証明書を登録し、クラウド上で契約します。INBUYSで契約できるのは2社間ファクタリングだけです。
書類名が同じでも、対象期間やページ範囲は個別に指定される場合があります。通帳のどの期間が必要か、請求書を補う発注書・納品書を求められるかは、提出前に担当者へ確認します。
最短2時間の内訳と申込日の考え方
「最速約1時間」と「最短2時間」は、どちらを申込日の予定に使えばよいのでしょうか。
通常申込の「最短2時間」は、問い合わせから送金までがすべて最短で進んだ場合の目安です。公式の工程別時間を合計すると、約2時間10分になります。
この表記は、公式トップの最短2時間と、工程別の最短時間を分けて読むと理解できます。
| 工程 | 公式の最短時間 | 何をするか |
|---|---|---|
| 問い合わせ・申込み | 15分 | 電話またはフォームから連絡 |
| 仮審査 | 20分 | 契約方式、売却希望額などをヒアリング |
| 本審査・結果報告 | 1時間 | 必要書類をもとに審査 |
| 契約 | 20分 | 条件を確認して契約締結 |
| 送金 | 15分 | 契約後に指定口座へ振込み |
各時間は保証ではありません。公式も、最短即日を希望する場合は必要書類を事前に用意し、早い時間に申し込むよう案内しています。
INBUYSは、契約まで最速約1時間です。「1時間で入金完了」ではありません。INBUYSの公式案内も、申込み、見積もり、契約・送金を分けて記載しています。
支払期限当日に初めて書類を集めると、追加確認や銀行の振込受付時間により間に合わない可能性があります。希望入金時刻から逆算し、本審査書類をそろえた状態で申し込める日を選びます。
利用条件と2社間・3社間の違い
エーストラストの主な利用対象は、売掛金を持つ法人です。創業期間は問わず、創業1年未満、ベンチャー、スタートアップも対象と案内されています。
これらの利用条件は、公式の利用対象・買取条件に掲載されています。サービスを提供する法人の代表者、所在地、連絡先は、株式会社エーストラストの会社概要で照合できます。
公式FAQでは、原則法人限定としつつ、フリーランスや個人事業主も取引内容によって利用できる場合があるとしています。個人事業主が「対象外」と決めつける必要はありませんが、申込み前の相談が必要です。
| 項目 | 公表条件 |
|---|---|
| 対象 | 健全な事業を営み、売掛金を持つ法人。個人事業主は取引内容により相談可能 |
| 買取金額 | 売掛先1社につき5,000万円、審査により最大1億円 |
| 対象債権 | 商取引で生じた売掛金、工事請負代金債権、運送料債権など |
| 契約期間 | 原則最長6か月。延長相談可 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 売掛先不払い時 | 公式FAQでは償還請求権のない契約と案内 |
2社間は売掛先へ通知せず、申込者とエーストラストで契約します。入金を早めやすい一方、公表手数料は5%〜15%です。
3社間は売掛先へ通知し、承諾を得て契約します。公表手数料は1.0%〜4.9%ですが、売掛先の対応が必要なため、即日契約や即日入金が難しい場合があります。公式の2社間・3社間の説明も、この速度と通知の違いを示しています。
取引先へ知らせず速さを優先するなら2社間、通知への同意が得られ費用を抑えたいなら3社間が候補です。最低手数料だけで決めると、必要な通知と希望日が合わなくなります。
契約前は振込額と不払い時の責任を見る
申込条件が合っていても、見積書と契約書を読む前に利用を決めることはできません。確認するのは、契約方式、費用控除後の金額、不払い時の責任、債権譲渡登記の扱いです。
公式がノンリコースと案内していれば、契約書を読まなくてもよいのでしょうか。個別契約の買戻し、保証、表明保証の範囲までは、署名前の書面で確かめる必要があります。
| 確認項目 | 見る内容 | 判断の境界 |
|---|---|---|
| 契約方式 | 2社間か3社間か | 売掛先への通知と手数料範囲が希望に合うか |
| 費用 | 手数料、振込手数料、その他の名目 | 率ではなく最終振込額を確認できるか |
| 不払い時の責任 | 償還請求、買戻し、保証、表明保証 | 売掛先の不払いを自社資金で負担する条項がないか |
| 債権譲渡登記 | 登記の有無、費用、通知との関係 | 公式説明と個別契約の条項が一致するか |
| 入金と回収 | 振込日、売掛先からの回収方法 | 資金繰り予定と無理なく接続できるか |
金融庁のファクタリング注意喚起は、高額な手数料によって資金繰りが悪化する危険性を示しています。契約書が債権譲渡でも、売掛先が支払わない場合に利用者が買い戻す、または自己資金で支払う仕組みなら、経済的な実態によって貸付けに該当するおそれがあるとも説明しています。
エーストラストの公式FAQは、売掛先が倒産しても利用者へ補償を求めない、償還請求権のない契約と案内しています。ただし、個別の契約書で買戻し、保証、表明保証の範囲を確認し、公式説明との違いがないかを見ます。
法務省の債権譲渡登記制度の概要によると、債権譲渡登記は法人の金銭債権譲渡について、債務者以外の第三者に対する対抗要件を備える制度です。登記そのものが、債権の存在や譲渡の有効性を公的に証明するわけではありません。
公式利用条件は登記費用を取らないと案内しています。見積書でも登記費用が0円か、そもそも登記を行う契約かを確認すると、後から想定外の費用や手続きが生じるリスクを減らせます。
エーストラストの手数料・審査・必要書類に関するよくある質問
個人事業主やフリーランスも利用できますか?
原則は法人向けです。ただし、公式FAQはフリーランスや個人事業主でも、取引内容によって利用できる場合があると案内しています。
この条件はエーストラスト公式FAQで確認できます。売掛先、請求金額、支払期日、事業としての取引を示す書類を用意し、申込前に対象になるかを相談します。利用可能という回答を得ても、希望額と手数料は審査後の見積もりで判断してください。
審査通過率90%以上なら必ず通りますか?
必ず通るわけではありません。90%以上はエーストラストが公式サイトで公表する審査実績で、個別の審査結果を保証する数字ではありません。
公式サイトの審査通過率表記には、集計期間、申込件数、対象者の条件が併記されていないため、他社の数字とも単純比較できません。請求書、通帳、決算書の内容をそろえ、売掛債権の実在と入金履歴を説明できる状態で申し込みます。
INBUYSなら1時間で入金されますか?
公式の「最速約1時間」は契約までの時間です。INBUYSの案内は、申込み、見積もり、契約・送金を別の工程としているため、1時間以内の着金保証と読むことはできません。
INBUYSの公式フローも、契約までの時間と送金工程を分けています。書類の不足、追加確認、契約内容の確認、銀行の振込受付時間によって送金時刻は変わります。希望日が決まっている場合は、必要書類をそろえて早い時間に申し込みます。
売掛先が倒産したら買い戻す必要がありますか?
エーストラストの公式FAQは、償還請求権のない契約なので、売掛先が倒産しても利用者へ補償を求めないと案内しています。
この説明はエーストラスト公式FAQで確認できます。ただし、金融庁の注意喚起は契約の名称だけでなく、買戻し義務や自己資金での支払いを含む経済的な実態で判断すると説明しています。署名前に、償還請求、買戻し、保証、表明保証の条項を読み、公式説明と個別契約が一致するかを確認してください。
最小手数料ではなく自社の見積条件で決める
エーストラストは、通常申込とINBUYS、2社間と3社間で、必要書類、時間、手数料の条件が変わります。申込み前に経路を選び、自社の売掛債権へ提示された条件で判断します。
- 手数料は3社間1.0%〜4.9%、2社間5%〜15%で、振込手数料は利用者負担
- 審査通過率90%以上は公式公表の実績であり、個別の通過や希望条件を保証しない
- 通常申込の本審査は決算書・請求書・通帳、INBUYSは請求書・通帳・代表者の身分証明書
- 通常申込は送金まで最短2時間、INBUYSは契約まで最速約1時間
- 契約前は最終振込額、売掛先不払い時の責任、債権譲渡登記の扱いを確認する
利用者が申告した審査時間、入金時間、手数料の体験は、エーストラストの口コミ・評判にまとめています。体験談は条件を予測する材料ではなく、見積もり時に質問する項目を探すために使えます。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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