QuQuMoが個人事業主でも使えるか、利用条件と必要書類を示すアイキャッチ

ククモは個人事業主でも使える?利用条件と注意点を解説

QuQuMo(ククモ)は、個人事業主やフリーランスでも利用できます。

ただし、「個人で働いている」だけでは申込条件を満たしません。対象になるのは、事業で発生した未入金の請求書を持ち、その取引と入金予定を資料で説明できる人です。勤務先から受け取る給与や、支払期日を過ぎた請求書は同じように扱えません。

2026年7月23日時点の公式案内では、法人と個人事業主が利用対象です。個人事業主は、請求書と口座明細に加えて、開業届または確定申告書一式などの提出も必要になります。

FundBridgeのファクタリング会社比較では、QuQuMoを含む各社の公表条件を同じ項目から確認できます。

確認項目 個人事業主の利用条件 判断のポイント
申込者 個人事業主・フリーランスも対象 事業を示す書類を提出できるか
対象債権 事業で発生した未入金の請求書 金額と入金日が確定しているか
支払期日 期日前の請求書 すでに期限を過ぎていないか
基本資料 請求書、直近3か月の入出金明細 同じ取引先との関係を追えるか
個人事業主の追加資料 開業届または青色・白色の確定申告書一式など 申込前に欠けなく用意できるか
契約方式 オンライン完結の2社間契約 見積額と契約条件へ同意できるか
手数料 1%〜 最低料率ではなく実際の控除額で判断
入金速度 申込から最短2時間 書類がそろった最短例と考える

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QuQuMoは個人事業主とフリーランスも申込対象

QuQuMoは法人専用ではありません。
QuQuMoの現行サービス案内は、売掛金があれば法人と個人事業主のどちらも取引可能と明記しています。公式サイトの相談フォームでも、事業形態として「法人」と「個人事業主」を選べます。
QuQuMo公式サイトの相談フォームでも同じ区分を確認でき、屋号の入力欄が用意されています。

ここでいう個人事業主には、法人を設立せずに事業を営むフリーランスも含まれます。デザイナー、エンジニア、ライター、コンサルタント、建設業の一人親方など、職種よりも「事業上の売掛金があるか」が入口です。

ただし、申込対象であることと、請求書を買い取ってもらえることは別です。次の3つを分けて考えます。

段階 確認されること 個人事業主が用意するもの
本人・事業の確認 本人が実在し、事業を行っているか 本人確認書類、開業届または確定申告書
売掛債権の確認 取引先、金額、支払期日が確定しているか 請求書
取引・入金の確認 取引の継続性や入出金を確認できるか 保有口座の直近3か月の入出金明細

会社員が勤務先から受け取る給与は、事業上の売掛金ではありません。
金融庁のファクタリングに関する注意喚起は、給与債権を買い取る形で資金を交付し、本人を通じて回収する「給与ファクタリング」は貸付けに当たると説明しています。

「個人でも利用可能」という表示は、生活費の前借りではなく、個人事業主が事業で保有する請求書を資金化できるという意味です。

個人事業主は「書類2点」だけで終わらない

QuQuMoは「請求書と通帳の2点」を特徴として掲げていますが、個人事業主は本人と事業を確認する資料も必要です。
公式の申込手順では、次の資料が案内されています。

種類 公式案内の提出物 提出前に見る箇所
本人確認 運転免許証またはパスポートなど 氏名、住所、有効期限
入出金明細 保有する全銀行口座の直近3か月分 口座名義、対象期間、振込名義
請求書 請求金額と入金日が確定したもの 売掛先、金額、支払期日
事業確認 開業届、または青色・白色の確定申告書一式 氏名、屋号、事業内容、対象年
個人事業主の追加確認 健康保険証 氏名と必要箇所が読めるか

「2点」は、審査の中心となる請求書と口座明細を指す表現です。個人事業主が申込みから契約までを、2ファイルだけで終えられるという意味には読み替えられません。

国税庁の開業手続案内では、個人事業の開業・廃業等届出書と、青色申告を選ぶ場合の承認申請書を別の手続として掲載しています。QuQuMoへ提出する際も、「青色申告承認申請書」だけで開業届や確定申告書一式の代わりになると自己判断せず、指定された資料名を基準にします。

確定申告書を提出する場合の「一式」がどの帳票を指すかは、申告方法や申込状況で変わる可能性があります。表紙だけを先に送るのではなく、マイページの指定と担当者の案内に沿って不足分をそろえる方が、差し戻しを減らせます。

QuQuMoへ個人事業主が提出する書類を5種類に分けた図
請求書と口座明細に加え、本人確認と事業確認の資料も準備します。

買い取ってもらえる請求書かを先に確認する

個人事業主であることを証明できても、請求書が条件に合わなければ資金化できません。
QuQuMoの詳細案内は、請求金額と入金日が確定した請求書を対象とし、すでに入金日を過ぎたものは申し込めないとしています。

申込前には、次の順で確認します。

  1. 商品の納品やサービスの提供が終わっている
  2. 請求先の名称と請求金額が確定している
  3. 請求書に支払期日が記載されている
  4. 支払期日がまだ到来していない
  5. 同じ請求書を別の会社へ譲渡していない
  6. 請求書と口座明細から取引先との関係を説明できる

請求書を発行した直後で過去の入金がない場合や、請求先の名義と通帳上の振込名義が異なる場合は、追加確認が入る可能性があります。これは即座に利用不可という意味ではありません。契約書、発注書、納品記録、取引先とのメールなど、同じ取引を示す資料をすぐ出せる状態にしておきます。

一方、友人への立替金、個人間の貸し借り、勤務先への給与請求は、事業の請求書を買い取るQuQuMoの利用場面とは異なります。請求書の形式だけを作るのではなく、実際の取引と未回収の売掛金があることが前提です。

申込みから入金までは4段階

QuQuMoはスマートフォンやパソコンから申し込み、電子契約までオンラインで進められます。
公式案内を個人事業主向けに整理すると、流れは4段階です。

  1. 申込情報を登録し、本人確認を行う
  2. 請求書、口座明細、事業確認資料をアップロードする
  3. 審査後に提示された買取額と手数料を確認する
  4. 条件へ同意して電子契約を結び、指定口座への振込を待つ
個人事業主がQuQuMoへ申し込んで入金を受けるまでの4段階を示す図
本人確認、資料提出、見積確認、電子契約を経て振込へ進みます。

公式表示の「申込から最短2時間」は、書類がそろい、審査、見積確認、契約が滞りなく進んだ場合の最短例です。
QuQuMo公式サイトのFAQも、最短2時間には必要書類がそろっていることが前提だと説明しています。

個人事業主は事業確認資料が追加されるため、請求書と通帳だけを先に送っても最短時間どおりに進むとは限りません。支払期限が迫っている場合は、着金希望時刻から逆算し、すべての資料を同時に提出できる状態で申し込みます。

個人事業主が使いやすい三つの理由

QuQuMoの条件で個人事業主と相性がよいのは、オンライン完結、債権譲渡登記不要、少額から相談できるという三点です。

場所を問わずオンラインで進められる

申込み、資料提出、見積確認、契約をオンラインで進められるため、営業や制作を一人で担う個人事業主でも移動時間を抑えられます。
ただし、公式FAQは、状況により電話で簡単なヒアリングをする場合があるとしています。オンライン完結は、連絡が一切ないという意味ではありません。

債権譲渡登記を求めない

QuQuMoは、取引先への通知を原則行わない2社間契約と、債権譲渡登記不要を案内しています。
法務省の債権譲渡登記制度の概要によると、債権譲渡登記で譲渡人になれるのは法人に限定されています。

個人事業主はこの登記制度を利用できないため、登記を契約条件とするサービスでは対象外になり得ます。QuQuMoが登記不要としていることは、個人事業主も申込対象にできる条件の一つです。

買取額の共通上限を設けていない

QuQuMoのサービス案内は、買取金額に上限を設けず、少額から高額まで柔軟に対応するとしています。
ただし、希望額がそのまま承認される保証ではありません。個別の買取可否と買取額は、請求書と審査結果によって決まります。

契約前に手取り額と回収条件を確認する

個人事業主は資金繰りと生活資金が近くなりやすいため、最短時間だけで契約を決めないことが大切です。見積もりでは、請求書額からいくら差し引かれ、いつ何をしなければならないかまで確認します。

QuQuMo公式サイトが案内する手数料は1%〜です。請求書50万円を売却し、手数料以外の控除がないと仮定した計算例では、受取額は次のように変わります。

仮の手数料率 控除額 仮の受取額
1% 5,000円 49万5,000円
5% 2万5,000円 47万5,000円
10% 5万円 45万円

5%と10%は計算例であり、QuQuMoが提示する共通料率ではありません。実際の手数料は審査後の見積もりで確定します。必要な支払いが48万円なら、50万円の請求書を売却できても、料率によっては不足します。

QuQuMoは、売掛先が倒産した場合に利用者へ返済義務を求めないノンリコース契約を案内しています。
ただし、架空の請求書、二重譲渡、虚偽申告、契約上の表明保証違反まで免責されるわけではありません。

金融庁も、契約名やノンリコースという表記だけでなく、売掛先が支払わなかった場合の買戻し義務や、利用者が自己資金で支払う条件など、取引の実態を確認するよう注意を促しています。高額な手数料によって資金繰りが悪化する危険にも言及しています。

契約前には次の5点を数字と期限で確定させます。

  • 請求書額、買取対象額、手数料、実際の振込額
  • 契約後の振込予定日と予定時刻
  • 売掛先から自分の口座へ入金された場合の送金先
  • 回収した売掛金をQuQuMoへ送る期限
  • 売掛先が支払わない場合と、契約違反がある場合の責任範囲

手数料、必要書類、営業時間、土日対応をまとめて確認する場合は、QuQuMoの審査・必要書類・手数料ガイドに分けて整理しています。

QuQuMoが向く個人事業主・向かない状況

QuQuMoが向くのは、「事業の請求書があり、オンラインで資料を提出でき、見積もり後の手取り額で必要な支払いを賄える人」です。反対に、個人事業主という属性だけで利用先を決めると、請求書や必要日の条件が合わない場合があります。

状況 利用判断 理由
法人の取引先へ発行した期日前の請求書がある 検討しやすい 取引先、金額、入金日を説明しやすい
開業届または確定申告書一式を提出できる 手続きを進めやすい 個人事業の確認資料をそろえられる
来店せずオンラインで契約したい 条件に合う 申込から契約までオンラインで進められる
初めての取引で入金実績がない 追加確認を想定 契約書や納品記録で取引を補う必要がある
支払期日を過ぎた請求書しかない 対象外 公式案内で申込不可とされている
給与を前倒しで受け取りたい 利用場面が違う 事業上の売掛金買取ではない
最低料率でなければ必要額に届かない 見積もり前提では危険 実際の料率は審査後に決まる
今日中の着金を絶対条件にしている 代替策も必要 最短2時間は保証ではない

QuQuMoだけでなく個人事業主向けサービスを横断して比べる場合は、個人事業主・フリーランス向けファクタリング会社一覧で、対象、入金速度、少額対応の違いを確認できます。

QuQuMoと個人事業主に関するよくある質問

開業したばかりの個人事業主でも利用できますか?

QuQuMoは個人事業主を申込対象にしていますが、開業直後の審査通過を保証してはいません。
公式案内では、個人事業主に開業届または確定申告書一式の提出を求めています。確定申告前なら開業届を用意し、請求書に至る契約、発注、納品の資料から取引実態を説明できる状態にします。

フリーランスでもQuQuMoを利用できますか?

QuQuMoの現行サービス案内によると、事業上の売掛金があり、個人事業主として必要資料を提出できるフリーランスは申込対象です。
職種名ではなく、本人と事業、請求書、取引、入金予定を確認できるかが基準になります。勤務先から受け取る給与の前倒しは、事業の請求書買取とは別です。

個人事業主の必要書類は請求書と通帳だけですか?

2点だけではありません。
公式の詳細手順では、本人確認書類、保有する全銀行口座の直近3か月の入出金明細、請求書に加え、個人事業主は開業届または青色・白色の確定申告書一式と健康保険証を提出すると案内しています。

売掛先が個人でも申し込めますか?

QuQuMoの公開ページでは、すべての個人宛て請求書を一律に買い取るとは確認できません。申込者が個人事業主であることと、売掛先が個人であることは別の条件です。
売掛先が個人や個人事業主の場合は、申込みの前に対象になるかを問い合わせ、契約書、発注書、納品記録など取引を示す資料を用意します。

確定申告が赤字でも利用できますか?

QuQuMo公式サイトは、赤字の個人事業主が必ず利用できるとも、赤字だけで対象外になるとも公表していません。
ファクタリングは請求書の買取ですが、本人、事業、売掛債権について審査があります。赤字という一項目から結果を推測せず、請求書、入出金明細、事業確認資料を正確に提出し、個別の審査結果で判断します。

個人事業主は事業書類までそろえて申し込む

QuQuMoは個人事業主やフリーランスも利用対象ですが、判断の境界は「個人か法人か」だけではありません。

  • 事業で発生した期日前の請求書がある
  • 請求金額と入金日が確定している
  • 本人確認書類と直近3か月の入出金明細を出せる
  • 開業届または確定申告書一式などで事業を示せる
  • 見積もり後の手取り額と回収条件へ納得できる

この5点がそろえば、個人事業主でもQuQuMoを検討できます。
会社情報と利用者の評価はQuQuMoの口コミDBにまとめていますが、口コミは個別の体験なので、自分の買取額、手数料、入金時刻は見積もりと契約書で確定させます。

この記事の監修者

FundBridge編集部

FundBridge ファクタリングスペシャリスト

監修者 FundBridge編集部

FundBridge編集部は、国内165社のファクタリング会社を実際に調査し、手数料・入金スピード・審査通過率・対応金額・必要書類数などを独自の基準で収集・データベース化しています。調査結果はファクタリング会社カオスマップ2026として公開しており、業界全体を俯瞰できる一次データに基づいて記事の執筆・監修を行っています。また、実際にファクタリングを利用した方から寄せられた口コミも収集・掲載しており、利用者のリアルな声を反映した情報提供を心がけています。各社の公式情報だけでなく、現場の体験談も踏まえた多角的な視点で、信頼性の高いコンテンツ制作に取り組んでいます。

※各コンテンツページは、FundBridge編集部が運営・記事制作を行っています。コンテンツページの詳細は、コンテンツ制作ポリシーをご覧ください。

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