個人事業主向けオンライン完結ファクタリング4社を比較
個人事業主も、来店せずにオンラインでファクタリングを利用できます。請求書などをデータで提出し、見積もりを確認してから電子契約へ進む会社なら、移動のために仕事を空けずに手続きを進められます。
ただし、「オンライン完結」でも電話のヒアリングが残る会社はあります。店舗へ行く時間を省きたいのか、通話も避けたいのかによって、選ぶ基準が変わります。
担当者に相談しながら進めたいならメンターキャピタル、申込から契約までオンラインで進めたいならQuQuMoが比較候補です。面談不要のペイトナーとラボルも含め、連絡方法と提出資料、費用を比べます。
公式情報確認日:2026年10月19日
個人事業主向けオンライン完結ファクタリング4社を比較
次の4社は、個人事業主が来店せずに手続きを進める候補です。担当者と相談する方式か、自分でWebから申請する方式かを分けると、仕事の合間に進めやすい会社を選べます。
表は横にスクロールできます
| 会社 | 手続きの進め方 | 主な料金 |
|---|---|---|
| メンターキャピタル | 対面と来社は不要。担当者の案内を受け、クラウド契約を選べる | 個別見積もり |
| QuQuMo | 申込から契約までオンライン完結。状況により電話確認あり | 1%から。審査後の見積もりで提示 |
| ペイトナー | 面談不要。スマートフォンで申請 | 一律10%+振込手数料330円 |
| ラボル | 面談不要。請求書と取引資料をWebから提出 | 一律10%。振込手数料なし |
出典:メンターキャピタル「対面と来社が不要な利用の案内」、同「完了までの流れ」、QuQuMo公式サイト、ペイトナー公式サイト、同「ご利用料金」、ラボル公式サイト
メンターキャピタルは、担当者に相談してクラウド契約で進めたい方に
メンターキャピタルは、2026年10月14日の公式案内で、対面や来社なしで利用できると説明しています。契約方法もクラウド、来社、訪問から選べるため、初回は必ず店舗に行くという条件ではありません。
一方、問い合わせ後には担当者のヒアリングと必要資料の案内があります。自動申請だけで完了させるより、請求書や通帳の準備を相談しながら進めたい方に合う窓口です。申込者が個人事業主でも利用できますが、売掛先が個人経営の場合は対象外です。
出典:メンターキャピタル「対面・来社不要でファクタリングのご利用が可能です」、同「個人事業者と売掛先の条件」
来店せずに、書類と入金予定日をメンターに相談
法人宛ての請求書があり、用意する資料や手続きの進め方を担当者と相談したい個人事業主向けです。通帳や請求書などの準備状況と資金が必要な日を伝え、クラウド契約で進める条件を確かめられます。

利用には審査があります。売掛先が個人経営の場合と、支払期日を過ぎた売掛金は対象外です。
QuQuMoは、資料提出から契約までオンラインで進めたい方に
QuQuMoは、申込から契約までオンライン完結で利用できます。対面の面談は不要ですが、状況に応じてサポート窓口から電話で簡単なヒアリングを行う場合があります。
請求書と全銀行口座の直近3か月分の入出金明細が主な見積資料です。個人事業主は、登録時の本人確認に加え、開業届または確定申告書一式などの事業確認資料も準備します。
用意した資料でQuQuMoの見積もりへ
申込から契約までのオンライン手続きを希望し、請求書と明細などをそろえられる方の比較候補です。
支払期日を過ぎた請求書は対象外です。買取額と手数料は審査後に提示されます。
ペイトナーは、面談なしで少額の請求書を申請したい方に
ペイトナーは、面談不要でスマートフォンから申請でき、1万円から利用できます。初回の書類は請求書、本人確認書類、直近3か月分の入出金明細です。
サービス手数料は一律10%で、別途330円の振込手数料がかかります。少額でもこの振込料が加わるため、申請する金額と実際に受け取る金額を分けて考える必要があります。
出典:ペイトナー「面談不要のスマホ申請」、同「ご利用料金」、同「必要な書類」
ラボルは、取引を示す資料をWebから提出できる方に
ラボルは面談不要で、本人確認書類、請求書、取引のエビデンスを提出して申し込めます。エビデンスとは、請求内容や取引が実際にあると分かる資料のことです。
1万円から申請でき、料金は一律10%で、振込手数料などの追加費用はかかりません。利用するのは法人宛ての請求書です。審査が終わった後の振込は24時間365日に対応していますが、審査を常時行っているという意味ではありません。
オンライン完結なら電話や面談も不要?
オンライン完結と、電話での連絡がないことは別です。Webから書類を送って電子契約を結べても、その途中で担当者が内容を聞く方式があります。
| 表示 | 区別すること |
|---|---|
| 来店不要 | 店舗へ行く必要がない。電話やWeb会議の扱いは別に確認 |
| 面談不要 | 面談を省く案内。本人確認や資料の追加確認までなくなるわけではない |
| 電話なし | 申込者への電話を指すのか、取引先への連絡を指すのかを区別 |
QuQuMoは状況に応じた電話ヒアリングを明記し、メンターも担当者が状況を聞く手順を案内しています。仕事中に通話が難しい場合は、電話が可能な時間帯や、メールで対応できる範囲が会社選びの条件になります。
出典:QuQuMo「面談の有無」、メンターキャピタル「お問い合わせからヒアリング」
ペイトナーとラボルは面談不要と案内していますが、申請内容によって追加資料を求める場合があります。電話の有無だけでなく、メールやマイページの連絡を確認できる状態も必要です。
出典:ペイトナー「申込内容による追加書類」、ラボル「申請内容による提出資料」
電話やWeb会議を避けたい場合の違いは、電話と面談なしで利用できる範囲にも整理しています。
個人事業主がオンライン申込で用意する書類
来店せずに進めるためには、本人と売掛金を確認できるデータが必要です。スマートフォンから送れるように、会社が指定する形式の画像やPDFを準備します。
- 本人確認書類:申込者本人の有効な書類。画面で指定される種類を準備
- 請求書:自分が仕事の代金を受け取るため発行したもの。請求先、金額、支払期日が分かる状態
- 入出金明細や取引資料:会社によって、対象期間や必要な資料が異なる
メンターは、表紙付きの直近3か月分の通帳コピーや、請求書と契約書などを資料の例に挙げています。QuQuMoは全銀行口座の直近3か月分の明細を案内し、個人事業主には開業届または青色、白色の確定申告書一式なども求めています。
出典:メンターキャピタル「必要資料のご案内」、QuQuMo「ご準備いただく書類および資料」
ペイトナーは初回に請求書、本人確認書類、直近3か月分の明細を求めます。ラボルは本人確認書類と請求書に、取引エビデンスを加える方式です。オンラインでも、提出書類は会社ごとに異なります。
出典:ペイトナー「必要な書類はなんですか?」、ラボル「利用に必要な書類」
屋号と本名が資料ごとに分かれている場合は、その対応を説明できる状態にします。紙の通帳がない場合の準備はネット銀行の明細などを使う方法、書類の枚数を減らしたい場合は請求書のみで使える条件と初回書類で確認できます。
スマホ申込から入金までの流れ
登録が終わっても、申込と契約がすべて終わったわけではありません。主な手続きは、本人確認、資料提出、見積もり、契約と振込の順に進みます。

- 登録と本人確認:氏名、事業情報、振込先などを入力し、指定の本人確認を行います。
- 資料の提出:請求書と会社指定の明細などを送ります。スマホで撮影する場合は、文字と四隅が読める画像を用意します。
- 見積もりの確認:買取額、費用、実際の受取額、入金予定日、売掛金の送金条件を確認します。
- 契約と振込:条件に同意して契約を結び、買取代金を受け取ります。
取引先からの代金を受け取った後にファクタリング会社へ送金する契約では、その送金まで手続きが残ります。電子契約書も、後から費用や送金期限を見直せる形で保存しておきます。
出典:メンターキャピタル「完了までの流れ」、QuQuMo「ご契約と送金」
出典:ペイトナー「サービス手数料の支払い時期」、ラボル「ご利用の流れ」
オンラインで即日入金を目指すときの確認
受付時間、審査時間、振込時間を分ける
夜間にフォームへ入力できても、その場で審査と契約まで進むとは限りません。ペイトナーとラボルの365日振込は、審査が完了した場合の対応で、365日ずっと審査を行うという案内ではありません。
メンターの手順では、資料提出後の結果連絡が最短30分、初回の契約は申込から最短翌日とされています。QuQuMoの最短2時間も、必要書類がそろっていることが前提です。資金が必要な日が決まっているなら、審査後の契約まで含めて間に合うかが判断点になります。
出典:メンターキャピタル「初回の手続き」、QuQuMo「入金までの時間」、ペイトナー「365日振込の注記」、ラボル「振込と審査の時間」
必要額は、手数料を引いた後の金額で比べる
オンラインで手続きが終わっても、請求書の額面がそのまま振り込まれるわけではありません。手数料のほかに振込料がある場合は、それも差し引きます。
20万円 − 手数料2万円(10%) − 振込手数料330円 = 受取額17万9,670円
公式料金を当てはめた計算例です。利用には審査があり、申請額どおりに利用できることを保証するものではありません。
20万円の支払いに充てるなら、この申請だけでは2万330円不足します。「最短」と「手数料の下限」だけで選ばず、必要な日に入る金額で比べると、申込後の食い違いを減らせます。
出典:ペイトナー「ご利用料金」
また、高額な費用を払って早期に現金化すると、その後の資金繰りを圧迫する場合があります。金融庁も高額な手数料や、ファクタリングを装う貸付けへの注意を促しています。契約前には受取額と、売掛先が支払わない場合の責任まで確認してください。
個人事業主のオンライン完結ファクタリングでよくある質問
取引先も個人事業主の請求書は使えますか?
会社ごとに異なります。ペイトナーは法人と個人事業主宛ての請求書に対応しますが、一般の個人消費者宛ては対象外です。メンターは売掛先が個人経営の場合を対象外とし、ラボルは法人宛てを案内しています。自分が個人事業主でも使えるという条件と、請求先の条件を分けて判断します。
出典:ペイトナー「取引先が個人の請求書」、メンターキャピタル「対象の売掛債権」、ラボル公式サイト
スマートフォンだけでも申し込めますか?
スマートフォンから申請できるサービスがあります。ペイトナーは面談不要のスマホ申請を、QuQuMoは申込から契約までのオンライン完結を案内しています。請求書や明細のファイルをスマホから提出できる状態にし、本人確認や電子契約は申込先の画面に沿って進めます。
出典:ペイトナー「スマホで申請完了」、QuQuMo公式サイト
オンラインで見積もりを依頼すると、契約も自動で進みますか?
QuQuMoとメンターの公式手順では、審査や見積もりの後に契約の段階があります。QuQuMoは見積内容などに同意して契約を結ぶ流れです。申請画面への入力と契約への同意を混同せず、表示された受取額と費用、送金条件を確認してから、自分で契約するかを判断できます。
出典:QuQuMo「ご契約と送金」、メンターキャピタル「ご契約」
他社を利用したことがあれば、初回の本人確認を省けますか?
他社の利用経験だけで、その会社への初回手続きを省けるとは考えないでください。ペイトナーは自社への初回申請時に本人確認書類を求め、QuQuMoも登録時の本人確認を案内しています。以前の利用先と今回の申込先が異なる場合は、新規登録で指定される資料を準備します。
出典:ペイトナー「初回の本人確認書類」、QuQuMo「アカウント登録」
個人事業主は連絡方法と提出書類から選ぶ
来店を省きたい個人事業主には、オンラインで進められる選択肢があります。通話できる時間と、手元で提出できる資料を組み合わせると、申込先を具体的に絞れます。
- メンターは対面と来社が不要で、担当者の案内とクラウド契約を選べる
- QuQuMoはオンライン完結でも、状況によって電話ヒアリングがある
- 初回には本人確認や取引資料が必要で、365日振込と常時審査は別の条件
オンライン以外の金額や費用の条件も広く見たい場合は、個人事業主向けファクタリング会社一覧に、各社の条件と口コミをまとめています。
この記事の監修者
FundBridge ファクタリングスペシャリスト
監修者 FundBridge編集部
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