【2026年最新】2社間ファクタリングおすすめ会社12選!安心×お得で選ぶ完全ガイド
「取引先に知られずに資金調達したい…」
「今すぐ現金が必要だけど、銀行融資は間に合わない…」
このような資金繰りの悩みを抱えている経営者の方は多いのではないでしょうか。売掛金はあるのに手元に現金がなく、支払いや仕入れに困っているという状況は、事業を営む上で珍しいことではありません。
結論からお伝えすると、2社間ファクタリングを利用すれば、取引先に通知することなく、最短即日で売掛金を現金化することが可能です。銀行融資のように長い審査期間を待つ必要もなく、担保や保証人も不要なため、急な資金需要にも柔軟に対応できます。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
本記事で分かること
- 2社間ファクタリングおすすめ会社12社の徹底比較
- 手数料・入金スピード・信頼性で選ぶ会社の選び方
- 2社間ファクタリングの仕組みとメリット・デメリット
- 悪徳業者の見分け方と安全に利用するためのポイント
資金繰りでお困りの方が、安心してお得に2社間ファクタリングを利用できるよう、実用的な情報をお届けしていきます。
- 【結論】2社間ファクタリングおすすめ会社比較表
-
2社間ファクタリングおすすめ会社12選【2026年最新版】
- 1. QuQuMo(ククモ)|最短2時間・オンライン完結の業界最速
- QuQuMo(ククモ)
- 2. ビートレーディング|累計取扱高1,300億円超の大手
- ビートレーディング
- 3. 日本中小企業金融サポート機構|一般社団法人の安心感
- 日本中小企業金融サポート機構
- 4. ペイトナーファクタリング|フリーランス特化・最短10分審査
- ペイトナーファクタリング
- 5. OLTA(オルタ)|クラウドファクタリングのパイオニア
- 6. ラボル|個人事業主特化・1万円から利用可能
- labol(ラボル)
- 7. アクセルファクター|審査通過率93%の柔軟対応
- アクセルファクター
- 8. ベストファクター|10万円から利用可能・即日対応
- ベストファクター
- 9. PMG(ピーエムジー)|全国対応・高額案件に強い
- PMG(ピーエムジー)
- 10. FREENANCE(フリーナンス)|GMOグループ運営の安心感
- 11. みんなのファクタリング|土日祝対応・最短60分
- みんなのファクタリング
- 12. PAYTODAY|上限9.5%の明確な手数料体系
- PayToday
- そもそも2社間ファクタリングとは?仕組みをわかりやすく解説
- 2社間ファクタリングのメリット・デメリットを徹底比較
- 2社間ファクタリングの手数料相場と「見えないコスト」
- 2社間ファクタリングで即日入金を成功させる5つの条件
- 悪徳ファクタリング業者の見分け方【2026年最新手口】
- 2社間ファクタリングに関するよくある質問
- まとめ:2社間ファクタリングで安心×お得に資金調達する方法
【結論】2社間ファクタリングおすすめ会社比較表
2社間ファクタリングの利用を検討されている方にとって、まず知りたいのは「結局どの会社を選べばいいのか」ということではないでしょうか。ここでは、信頼性と手数料のバランスを重視して厳選した12社を比較表でご紹介していきます。
経済産業省では、中小企業の資金調達手段としてファクタリングの活用を推進しており、売掛債権を活用した資金調達は正当なビジネス手法として認められています。
ただし、会社選びを間違えると、法外な手数料を請求されたり、悪徳業者に騙されたりするリスクもあるため、慎重に比較検討することが大切です。
2社間ファクタリング会社12社の総合比較表
以下の比較表では、手数料率、入金スピード、買取可能額、個人事業主対応、債権譲渡登記の有無など、2社間ファクタリングを選ぶ際に重要な項目を一覧にまとめています。各社の公式サイトで最新情報をご確認の上、ご自身の状況に合った会社をお選びください。
| 会社名 | 手数料 | 入金スピード | 買取可能額 | 個人事業主 | 債権譲渡登記 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| QuQuMo | 1%〜14.8% | 最短2時間 | 制限なし | ○ | 不要 | オンライン完結・業界最速クラス |
| ビートレーディング | 2%〜12% | 最短2時間 | 制限なし | ○ | 原則不要 | 累計取扱高1,300億円超の実績 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜10% | 最短3時間 | 制限なし | ○ | 不要 | 一般社団法人運営の安心感 |
| ペイトナー | 一律10% | 最短10分 | 1万〜100万円 | ○ | 不要 | フリーランス特化・少額対応 |
| OLTA | 2%〜9% | 最短即日 | 制限なし | ○ | 不要 | クラウドファクタリングの先駆者 |
| ラボル | 一律10% | 最短60分 | 1万〜制限なし | ○ | 不要 | 個人事業主特化・1万円から |
| アクセルファクター | 2%〜20% | 最短即日 | 30万〜1億円 | ○ | 必要な場合あり | 審査通過率93%の柔軟対応 |
| ベストファクター | 2%〜20% | 最短即日 | 10万〜1億円 | ○ | 原則不要 | 少額から対応・即日可能 |
| PMG | 1%〜12.8% | 最短2時間 | 制限なし | ○ | 原則不要 | 全国対応・高額案件に強い |
| FREENANCE | 3%〜10% | 最短即日 | 1万〜1,000万円 | ○ | 不要 | GMOグループ運営 |
| みんなのファクタリング | 一律9.8% | 最短60分 | 10万〜5,000万円 | ○ | 不要 | 土日祝対応・明確な料金体系 |
| PAYTODAY | 1%〜9.5% | 最短30分 | 10万〜制限なし | ○ | 不要 | 上限9.5%の明確な手数料 |
この比較表を見ていただくと分かる通り、各社によって手数料率や入金スピード、対応可能な金額帯が異なります。ご自身の状況や優先事項に合わせて、最適な会社を選んでいただければと思います。
目的別おすすめ会社早見表
「比較表を見ても、結局どこを選べばいいか分からない」という方のために、目的別のおすすめ会社をご紹介していきます。
ファクタリングを利用する企業の主な目的は「即日の資金調達」「取引先への秘密保持」「銀行融資の補完」の3つに大別されます。
今日中に資金が必要な方には、QuQuMoやペイトナーがおすすめです。QuQuMoは最短2時間での入金実績があり、オンライン完結で手続きが簡単です。ペイトナーは最短10分という業界最速クラスの審査スピードを誇り、少額であれば驚くほど早く資金調達が可能です。
手数料を抑えたい方には、日本中小企業金融サポート機構やOLTA、PAYTODAYがおすすめです。日本中小企業金融サポート機構は一般社団法人として運営されており、手数料1.5%からという業界最安水準を実現しています。OLTAは手数料上限が9%と明確で、PAYTODAYも上限9.5%のため、予想外の高額手数料を請求される心配がありません。
個人事業主・フリーランスの方には、ラボルやペイトナー、FREENANCEがおすすめです。これらの会社は個人事業主やフリーランスに特化したサービスを提供しており、1万円からの少額利用にも対応しています。特にFREENANCEはGMOグループが運営しており、大手ならではの安心感があります。
2社間ファクタリング会社を選ぶ際の3つの判断基準
2社間ファクタリング会社を選ぶ際には、以下の3つの基準を確認することをおすすめします。
1つ目の基準は「手数料の上限が明確かどうか」です。手数料の下限だけでなく、上限も明示している会社を選びましょう。「1%〜」と下限だけ記載して、実際には20%以上の手数料を請求する業者も存在します。上限が明確な会社であれば、予想外の高額請求を防ぐことができます。
2つ目の基準は「債権譲渡登記の要否」です。債権譲渡登記とは、売掛債権の譲渡を公的に登記する手続きのことで、登記を行うと取引先に知られるリスクが高まります。2社間ファクタリングの最大のメリットは取引先に知られないことですので、債権譲渡登記が不要な会社を選ぶのがおすすめです。
3つ目の基準は「運営会社の信頼性」です。会社の設立年数、累計取扱高、運営母体の規模などを確認しましょう。一般社団法人や上場企業グループが運営している会社であれば、より安心して利用できます。
2社間ファクタリングおすすめ会社12選【2026年最新版】
ここからは、2社間ファクタリングに対応しているおすすめ会社12社を詳しくご紹介していきます。各社の特徴、手数料、入金スピード、利用条件などを丁寧に解説しますので、ご自身に合った会社を見つける参考にしていただければ幸いです。
1. QuQuMo(ククモ)|最短2時間・オンライン完結の業界最速
QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。最短2時間での入金実績があり、業界最速クラスのスピード対応が最大の特徴となっています。
QuQuMoの手数料は1%〜14.8%で、業界の中では比較的リーズナブルな水準です。必要書類は請求書と通帳のコピーの2点のみで、面倒な書類準備の手間を大幅に削減できます。オンラインで全ての手続きが完結するため、来店や郵送の必要がなく、忙しい経営者の方にも利用しやすいサービスとなっています。
買取可能額に上限の設定がないため、少額から高額まで幅広いニーズに対応可能です。個人事業主やフリーランスの方も利用でき、債権譲渡登記も不要なため、取引先に知られるリスクを最小限に抑えられます。「とにかく早く資金が必要」「オンラインで手軽に手続きしたい」という方に最適なサービスといえるでしょう。
2. ビートレーディング|累計取扱高1,300億円超の大手
ビートレーディングは、累計取扱高1,300億円を超える業界最大手のファクタリング会社です。2012年の創業以来、多くの企業の資金調達をサポートしてきた実績があり、信頼性の高さが魅力です。
ビートレーディングの手数料は2%〜12%で、取引実績に応じて手数料が下がる仕組みも用意されています。入金スピードは最短2時間と非常に早く、午前中に申し込めば当日中の入金も十分に可能です。東京、大阪、福岡に拠点を持ち、全国対応が可能な点も強みとなっています。
注文書ファクタリングにも対応しており、請求書が発行される前の段階でも資金調達が可能です。累計取引社数は5.8万社を超え、様々な業種・規模の企業に利用されています。「大手の安心感が欲しい」「実績のある会社を選びたい」という方におすすめのサービスです。
3. 日本中小企業金融サポート機構|一般社団法人の安心感
日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人として運営されているファクタリングサービスです。営利を目的としない法人形態であるため、利用者の立場に立ったサービス提供が期待できます。
手数料は1.5%〜10%と業界最安水準を誇り、コストを抑えたい方には最適な選択肢です。経営革新等支援機関として認定されており、ファクタリングだけでなく、資金繰りに関する総合的なアドバイスも受けられます。入金スピードは最短3時間で、即日対応も可能です。
郵送やオンラインでの手続きにも対応しており、全国どこからでも利用できます。個人事業主やフリーランスの方も歓迎しており、法人・個人を問わず幅広く対応しています。「手数料を抑えたい」「信頼できる機関を利用したい」という方に特におすすめです。
4. ペイトナーファクタリング|フリーランス特化・最短10分審査
ペイトナーは、フリーランスや個人事業主に特化したファクタリングサービスです。最短10分という驚異的な審査スピードが最大の特徴で、急な資金需要にも迅速に対応できます。
手数料は一律10%と明確で、初めてファクタリングを利用する方でも分かりやすい料金体系となっています。買取可能額は1万円〜100万円で、少額の請求書でも気軽に利用できる点が魅力です。オンライン完結で、スマートフォンからでも簡単に申し込みが可能です。
ペイトナーは2019年のサービス開始以来、多くのフリーランスや個人事業主に利用されており、累計申込件数は増加を続けています。請求書の写真をアップロードするだけで申し込みが完了するシンプルさも、多忙な個人事業主の方に支持されている理由です。「少額から利用したい」「手続きを簡単に済ませたい」という方におすすめです。
5. OLTA(オルタ)|クラウドファクタリングのパイオニア

OLTAは、「クラウドファクタリング」という言葉を広めたパイオニア的存在のサービスです。オンライン完結型のファクタリングサービスを早くから提供しており、多くの銀行やフィンテック企業と提携している点が特徴です。
OLTAの手数料は2%〜9%で、上限が9%と明確に設定されています。これにより、予想外の高額手数料を請求される心配がありません。AIを活用した審査システムにより、最短即日での入金が可能です。必要書類も最小限で、手続きの手間を大幅に削減できます。
提携金融機関は全国に広がっており、地方銀行やネット銀行との連携も進んでいます。これにより、すでに取引のある金融機関経由でOLTAのサービスを利用できるケースもあります。「IT企業が運営するサービスを使いたい」「上限手数料が明確な会社を選びたい」という方に適しています。
6. ラボル|個人事業主特化・1万円から利用可能
ラボルは、フリーランスや個人事業主に特化したファクタリングサービスで、1万円から利用できる少額対応が特徴です。株式会社ラボルが運営しており、東証プライム上場企業のグループ会社という安心感があります。
手数料は一律10%と分かりやすく、金額による変動がないため、事前に手取り額を正確に計算できます。入金スピードは最短60分と非常に早く、急な資金需要にも対応可能です。24時間365日申し込みを受け付けており、土日祝日でも利用できる点が便利です。
オンラインで全ての手続きが完結し、必要書類は請求書と本人確認書類のみです。売掛先が法人であれば個人間取引の請求書でも買取対象となるため、幅広いケースに対応できます。「1万円からの少額で利用したい」「24時間いつでも申し込みたい」という方におすすめです。
7. アクセルファクター|審査通過率93%の柔軟対応
アクセルファクターは、審査通過率93%を誇る柔軟な審査が特徴のファクタリング会社です。他社で断られた方や、赤字決算、税金滞納がある方でも、売掛債権の内容次第で利用できる可能性があります。
手数料は2%〜20%で、売掛債権の内容や金額によって変動します。入金スピードは最短即日で、30万円〜1億円までの幅広い金額に対応しています。東京、大阪、名古屋、仙台に拠点を持ち、対面での相談にも応じてくれます。
アクセルファクターの強みは、柔軟な審査基準にあります。創業間もない企業や、財務状況が厳しい企業でも、売掛先の信用力が高ければ利用できる場合があります。「他社で断られた」「赤字決算だけど資金調達したい」という方は、一度相談してみる価値があるでしょう。
8. ベストファクター|10万円から利用可能・即日対応
ベストファクターは、10万円から利用できる少額対応と即日入金が特徴のファクタリング会社です。株式会社アレシアが運営しており、柔軟な審査と丁寧な対応に定評があります。
手数料は2%〜20%で、売掛債権の内容によって変動します。最短即日での入金が可能で、10万円〜1億円までの幅広い金額に対応しています。個人事業主やフリーランスの方も歓迎しており、開業して間もない方でも利用できる場合があります。
ベストファクターでは、審査通過率が92%を超えると公表しており、幅広い企業の資金調達をサポートしています。オンラインでの手続きも可能ですが、対面での相談にも対応しているため、初めてファクタリングを利用する方でも安心です。「少額から始めたい」「対面で相談したい」という方におすすめです。
9. PMG(ピーエムジー)|全国対応・高額案件に強い
PMGは、全国対応と高額案件への強さが特徴のファクタリング会社です。東京、大阪、福岡に拠点を持ち、全国どこからでも利用できる体制を整えています。
PMGの手数料は1%〜12.8%で、業界の中では比較的リーズナブルな水準です。入金スピードは最短2時間と非常に早く、買取可能額に上限がないため、数千万円〜数億円規模の大型案件にも対応可能です。建設業や運送業など、売掛金額が大きくなりがちな業種に強みを持っています。
PMGでは、注文書ファクタリングや医療ファクタリングなど、多様なサービスを提供しています。経験豊富なスタッフが対応してくれるため、複雑な案件でも相談しやすい環境が整っています。「高額の売掛金を現金化したい」「建設業・運送業で利用したい」という方に適しています。
10. FREENANCE(フリーナンス)|GMOグループ運営の安心感

FREENANCEは、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス向けの総合サービスです。ファクタリング機能の「即日払い」のほか、請求書作成や損害賠償保険なども提供しています。
即日払いの手数料は3%〜10%で、利用回数を重ねるほど手数料が下がる仕組みがあります。入金スピードは最短即日で、1万円〜1,000万円までの請求書に対応しています。GMOグループという大手企業が運営しているため、セキュリティ面でも安心して利用できます。
FREENANCEの特徴は、ファクタリング以外のサービスも充実している点です。無料で加入できる損害賠償保険や、報酬の即日払い機能など、フリーランスの活動を総合的にサポートしてくれます。「大手の安心感が欲しい」「ファクタリング以外のサービスも利用したい」という方におすすめです。
11. みんなのファクタリング|土日祝対応・最短60分
みんなのファクタリングは、土日祝日でも対応可能な点が特徴のファクタリングサービスです。平日は忙しくて手続きができないという方でも、週末に申し込んで資金調達ができます。
手数料は一律9.8%と明確で、金額による変動がありません。入金スピードは最短60分と非常に早く、10万円〜5,000万円までの幅広い金額に対応しています。オンライン完結で、面談や来店の必要がありません。
みんなのファクタリングでは、個人事業主やフリーランスの方も歓迎しており、法人・個人を問わず幅広く対応しています。土日祝日でも審査・入金が可能なため、週末に急な資金需要が発生した場合でも対応できます。「土日祝に資金調達したい」「明確な手数料の会社を選びたい」という方に最適です。
12. PAYTODAY|上限9.5%の明確な手数料体系
PAYTODAYは、手数料上限9.5%という明確な料金体系が特徴のファクタリングサービスです。Dual Life Partners株式会社が運営しており、オンライン完結型のサービスを提供しています。
手数料は1%〜9.5%で、上限が明確に設定されているため、予想外の高額請求を心配する必要がありません。入金スピードは最短30分と業界最速クラスで、急な資金需要にも迅速に対応できます。AIを活用した審査システムにより、スピーディーな判断が可能です。
PAYTODAYでは、買取可能額の下限が10万円と比較的低く設定されており、少額の請求書でも利用しやすくなっています。上限は特に設定されていないため、高額案件にも対応可能です。「手数料の上限が明確な会社を選びたい」「AI審査でスピーディーに利用したい」という方におすすめです。
そもそも2社間ファクタリングとは?仕組みをわかりやすく解説
2社間ファクタリングという言葉を聞いたことはあっても、具体的にどのような仕組みなのか、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、2社間ファクタリングの基本的な仕組みから、3社間ファクタリングとの違い、そしてどちらを選ぶべきかの判断基準まで、丁寧に解説していきます。
ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権(売掛金)をファクタリング会社に売却し、支払期日前に現金化する資金調達方法です。経済産業省では、売掛債権を活用した資金調達として、ファクタリングの普及を推進しています。銀行融資とは異なり、借入ではなく債権の売買であるため、負債として計上されない点が大きな特徴です。
2社間ファクタリングの仕組みと流れ
2社間ファクタリングとは、利用者(売掛債権を持つ企業)とファクタリング会社の2者間で取引を行う方式のことです。e-Gov法令検索で確認できる民法第466条に基づき、債権譲渡は当事者間の合意によって成立するため、売掛先への通知や承諾は法的には必須ではありません。
2社間ファクタリングの流れは以下のようになります。まず、利用者がファクタリング会社に申し込みを行い、売掛債権の情報を提出します。次に、ファクタリング会社が売掛先の信用調査を行い、買取の可否と手数料を決定します。審査に通過すると、利用者とファクタリング会社の間で債権譲渡契約を締結し、手数料を差し引いた金額が利用者に入金されます。
その後、売掛金の支払期日が到来すると、売掛先は通常通り利用者に代金を支払います。利用者は受け取った代金をファクタリング会社に送金することで、取引が完了します。このように、2社間ファクタリングでは売掛先が取引に関与しないため、取引先に資金繰りの状況を知られることなく資金調達が可能なのです。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの最大の違いは、売掛先が取引に関与するかどうかという点です。
両者にはそれぞれメリット・デメリットがあり、状況に応じて使い分けることが推奨されています。
| 比較項目 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
|---|---|---|
| 取引の当事者 | 利用者・ファクタリング会社 | 利用者・ファクタリング会社・売掛先 |
| 売掛先への通知 | 不要(知られない) | 必要(知られる) |
| 手数料相場 | 5%〜18%程度 | 1%〜9%程度 |
| 入金スピード | 最短即日〜数日 | 数日〜1週間程度 |
| 審査の厳しさ | やや厳しい | 比較的緩やか |
| 売掛金の回収 | 利用者が回収・送金 | ファクタリング会社が直接回収 |
3社間ファクタリングでは、売掛先に債権譲渡の通知を行い、承諾を得る必要があります。これにより、売掛先が直接ファクタリング会社に代金を支払う仕組みとなるため、ファクタリング会社のリスクが軽減され、手数料が安くなる傾向があります。しかし、売掛先に資金繰りの状況を知られてしまうため、取引関係に影響を与える可能性があるというデメリットがあります。
一方、2社間ファクタリングでは売掛先への通知が不要なため、取引関係を維持しながら資金調達が可能です。ただし、売掛金の回収を利用者が行い、その後ファクタリング会社に送金するという手順が必要となるため、ファクタリング会社にとってはリスクが高くなります。そのため、手数料は3社間よりも高めに設定されています。
あなたはどっち?2社間・3社間の選び方フローチャート
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングのどちらを選ぶべきか迷っている方のために、判断のポイントをご紹介していきます。資金調達方法の選択は企業の状況や目的によって最適解が異なります。
まず、「取引先に知られたくない」という方は、迷わず2社間ファクタリングを選びましょう。取引先との関係性を維持しながら資金調達できることは、2社間ファクタリングの最大のメリットです。特に、取引先から「資金繰りが厳しいのでは」と心配されたくない場合や、今後の取引に影響を与えたくない場合は、2社間一択となります。
次に、「できるだけ手数料を抑えたい」という方は、売掛先との関係性を考慮した上で判断しましょう。売掛先が理解のある大企業や官公庁であれば、3社間ファクタリングの説明をしても取引関係に影響が出にくい場合があります。この場合は、手数料が安い3社間ファクタリングを検討する価値があります。
最後に、「今日中に資金が必要」という緊急性の高い方は、2社間ファクタリングが適しています。3社間ファクタリングでは売掛先への通知と承諾が必要なため、どうしても時間がかかります。即日入金を希望する場合は、2社間ファクタリングを選択し、オンライン完結型のサービスを利用することで、最速での資金調達が可能になります。
2社間ファクタリングのメリット・デメリットを徹底比較
2社間ファクタリングの利用を検討する際には、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、2社間ファクタリングのメリットとデメリットを詳しく解説し、デメリットを最小化するための対策もご紹介していきます。
2社間ファクタリングの5つのメリット
2社間ファクタリングには、銀行融資にはない多くのメリットがあります。中小企業がファクタリングを選ぶ理由として最も多いのが「スピードの速さ」と「審査の通りやすさ」です。
1つ目のメリットは「取引先に知られない」という点です。2社間ファクタリングでは売掛先への通知が不要なため、取引先に資金繰りの状況を知られることなく資金調達が可能です。取引関係に影響を与えることなく、安心して利用できます。
2つ目のメリットは「最短即日で入金可能」という点です。銀行融資では審査に数週間〜数ヶ月かかることも珍しくありませんが、ファクタリングであれば最短即日での入金が可能です。急な資金需要にも柔軟に対応できます。
3つ目のメリットは「信用情報に影響しない」という点です。CICなどの信用情報機関に登録されることがないため、将来の銀行融資やローンの審査に影響を与えません。ファクタリングは借入ではなく債権の売買であるため、負債として計上されないのです。
4つ目のメリットは「担保・保証人が不要」という点です。銀行融資では不動産担保や保証人を求められることが多いですが、ファクタリングでは原則として担保も保証人も必要ありません。売掛債権自体が担保のような役割を果たすため、追加の担保提供は不要です。
5つ目のメリットは「赤字決算・税金滞納でも利用可能」という点です。ファクタリングの審査では、利用者の財務状況よりも売掛先の信用力が重視されます。そのため、赤字決算や税金滞納がある企業でも、売掛先が信用力の高い企業であれば利用できる可能性があります。
2社間ファクタリングの3つのデメリット
一方で、2社間ファクタリングにはデメリットも存在します。利用を決める前に、これらのデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。
1つ目のデメリットは「手数料が3社間より高い」という点です。法務省が管轄する債権譲渡登記を行わない場合、ファクタリング会社にとってはリスクが高くなるため、その分手数料が上乗せされます。2社間ファクタリングの手数料相場は5%〜18%程度で、3社間(1%〜9%程度)と比較すると高めです。
2つ目のデメリットは「債権譲渡登記が必要な場合がある」という点です。一部のファクタリング会社では、リスク軽減のために債権譲渡登記を求める場合があります。債権譲渡登記を行うと、登記簿を閲覧すれば債権譲渡の事実が分かるため、完全に秘密にすることが難しくなります。ただし、最近では債権譲渡登記不要のサービスも増えています。
3つ目のデメリットは「売掛先の信用力が重視される」という点です。ファクタリングの審査では、売掛先が支払いを行う能力があるかどうかが最も重要視されます。そのため、売掛先が新興企業や個人事業主の場合は、審査に通りにくい傾向があります。大手企業や官公庁への売掛債権であれば、審査に通りやすくなります。
デメリットを最小化するための対策
2社間ファクタリングのデメリットは、適切な対策を講じることで最小化できます。ファクタリングを賢く活用している企業は、複数社の比較や事前の情報収集を徹底しています。
手数料を抑えるための対策としては、複数のファクタリング会社に相見積もりを取ることが有効です。同じ売掛債権でも、会社によって提示される手数料は異なります。最低3社程度に見積もりを依頼し、条件を比較した上で決定することをおすすめします。また、手数料の上限が明確な会社を選ぶことで、予想外の高額請求を防ぐことができます。
債権譲渡登記のリスクを避けるためには、登記不要のファクタリング会社を選ぶことが重要です。本記事で紹介した12社の中では、QuQuMo、日本中小企業金融サポート機構、ペイトナー、OLTA、ラボル、FREENANCE、みんなのファクタリング、PAYTODAYが債権譲渡登記不要となっています。
売掛先の信用力に不安がある場合は、審査通過率の高いファクタリング会社を選ぶか、複数の売掛債権を組み合わせて申し込むことを検討しましょう。大手企業への売掛債権と中小企業への売掛債権を組み合わせることで、審査に通りやすくなる場合があります。
2社間ファクタリングの手数料相場と「見えないコスト」
2社間ファクタリングを利用する際に、多くの方が気になるのが手数料ではないでしょうか。ここでは、2社間ファクタリングの手数料相場から、表面上は見えにくい追加コスト、そして実際にいくら手元に残るのかのシミュレーションまで、詳しく解説していきます。
2社間ファクタリングの手数料相場【2026年最新】
2社間ファクタリングの手数料相場は、一般的に5%〜18%程度といわれています。実際の手数料は売掛債権の内容や金額、売掛先の信用力によって大きく変動します。
手数料が低くなる条件としては、売掛先が上場企業や官公庁である場合、売掛金額が大きい場合(500万円以上など)、支払期日までの期間が短い場合(30日以内など)、継続利用の実績がある場合などが挙げられます。これらの条件を満たす場合は、5%前後の低い手数料で利用できることもあります。
逆に、手数料が高くなる条件としては、売掛先が中小企業や新興企業である場合、売掛金額が少額である場合(100万円以下など)、支払期日までの期間が長い場合(60日以上など)、初回利用である場合などがあります。これらの条件に該当する場合は、15%〜18%程度の手数料が提示されることもあります。
手数料の内訳としては、買取手数料(売掛債権の買取に対する費用)が大部分を占めますが、事務手数料や審査手数料が別途発生する会社もあります。見積もりを取る際には、総額でいくらになるのかを必ず確認するようにしましょう。
手数料以外にかかる可能性のある費用一覧
2社間ファクタリングでは、手数料以外にも追加の費用が発生する場合があります。登記情報提供サービスを利用して確認できる債権譲渡登記の費用など、事前に把握しておくべきコストをご紹介します。
債権譲渡登記費用は、債権譲渡登記を行う場合に発生する費用で、登録免許税7,500円に加え、司法書士への報酬(2万円〜5万円程度)が必要となります。ただし、債権譲渡登記不要のファクタリング会社を選べば、この費用は発生しません。
振込手数料は、ファクタリング会社から利用者への振込にかかる費用です。多くの会社では振込手数料を負担してくれますが、一部の会社では利用者負担となる場合があります。数百円程度の費用ですが、事前に確認しておくと安心です。
その他、契約書の印紙代(契約金額に応じて200円〜数万円)や、対面での契約を希望する場合の交通費などが発生する場合があります。オンライン完結型のサービスを選べば、印紙代や交通費を節約できることが多いです。
見積もりを依頼する際には、手数料だけでなく「総費用」を確認することが重要です。「手数料5%」と聞いて安いと思っても、事務手数料や登記費用を合わせると10%を超えてしまうケースもあります。必ず総額で比較検討するようにしましょう。
【シミュレーション】100万円を2社間ファクタリングした場合の手取り額
ここでは、100万円の売掛債権を2社間ファクタリングで現金化した場合の手取り額をシミュレーションしてみましょう。ファクタリングの手数料は消費税の課税対象外(非課税)となっています。
ケース1:手数料10%の場合
- 売掛債権額:100万円
- 手数料(10%):10万円
- 振込手数料:0円(会社負担)
- 債権譲渡登記:不要
- 手取り額:90万円
ケース2:手数料15%+登記費用ありの場合
- 売掛債権額:100万円
- 手数料(15%):15万円
- 債権譲渡登記費用:3万円
- 振込手数料:660円
- 手取り額:約82万円
ケース3:手数料5%の優良案件の場合
- 売掛債権額:100万円
- 手数料(5%):5万円
- 振込手数料:0円(会社負担)
- 債権譲渡登記:不要
- 手取り額:95万円
このシミュレーションからも分かるように、手数料率や追加費用の有無によって、手取り額は大きく変わります。ケース1とケース2では、同じ100万円の売掛債権でも手取り額に約8万円の差が生じています。複数社に見積もりを取り、総費用で比較することの重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。
2社間ファクタリングで即日入金を成功させる5つの条件
「今日中に資金が必要」という緊急性の高い状況では、即日入金が可能かどうかが最も重要なポイントになります。ここでは、2社間ファクタリングで即日入金を成功させるための5つの条件を詳しく解説していきます。
条件1:午前中に申込を完了させる
即日入金を実現するためには、申込のタイミングが非常に重要です。ファクタリングの即日入金を目指す場合は、できるだけ早い時間帯に申し込むことが鉄則です。
多くのファクタリング会社では、銀行の営業時間内(15時まで)に審査と契約を完了させる必要があります。そのため、午前中、できれば10時頃までに申し込みを完了させることが理想的です。午後からの申し込みでは、審査に時間がかかった場合に当日の入金が間に合わなくなる可能性があります。
特に初めて利用する場合は、書類の確認や契約内容の説明に時間がかかることがあります。余裕を持って午前中に申し込むことで、仮に書類に不備があっても修正する時間を確保できます。前日の夜にオンラインで仮申込をしておき、翌朝すぐに本審査に進むという方法も有効です。
条件2:必要書類を事前に揃えておく
即日入金の大きなハードルとなるのが、書類の準備です。国税庁が発行する確定申告書や、通帳のコピーなど、すぐに用意できない書類もあるため、事前の準備が重要となります。
2社間ファクタリングで一般的に必要となる書類は以下の通りです。本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)、売掛債権の証明書類(請求書、発注書、契約書など)、通帳のコピー(過去3〜6ヶ月分)、確定申告書または決算書(直近1〜2期分)、印鑑証明書(法人の場合)などです。
ただし、最近ではオンライン完結型のサービスを中心に、必要書類が大幅に削減されているケースも増えています。QuQuMoやペイトナーでは、請求書と通帳のコピーの2点のみで申し込みが可能です。即日入金を希望する場合は、必要書類が少ないサービスを選ぶことも有効な戦略といえます。
条件3:オンライン完結型の会社を選ぶ
即日入金を実現するためには、手続きのスピードが重要です。経済産業省が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れを受け、ファクタリング業界でもオンライン完結型のサービスが増加しています。
対面での契約が必要なファクタリング会社では、来店のための移動時間や、担当者との面談時間が必要となります。特に地方在住の方は、都市部の拠点まで足を運ぶ必要があり、それだけで数時間を要することもあります。一方、オンライン完結型のサービスであれば、自宅やオフィスから一歩も出ることなく、申込から入金まで完了させることができます。
オンライン完結型のサービスでは、書類のアップロードや電子契約が可能なため、郵送による時間のロスも発生しません。本記事で紹介した12社の中では、QuQuMo、ペイトナー、OLTA、ラボル、FREENANCE、みんなのファクタリング、PAYTODAYがオンライン完結に対応しています。
条件4:売掛先の信用力が高い請求書を使う
ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が最も重視されます。帝国データバンクや東京商工リサーチなどの信用調査会社の情報をもとに、売掛先の支払い能力が審査されます。
売掛先が上場企業、大手企業、官公庁、自治体などの場合は、支払いの確実性が高いと判断され、審査がスムーズに進む傾向があります。このような売掛債権であれば、手数料も低く抑えられ、即日入金の可能性も高まります。具体的には、東証プライム上場企業や国・地方自治体への売掛債権であれば、5%前後の低い手数料で利用できることも珍しくありません。
一方、売掛先が設立間もない企業や、財務状況が不透明な企業の場合は、審査に時間がかかったり、追加の書類を求められたりすることがあります。売掛先の業歴が浅い場合や、過去に支払い遅延の履歴がある場合は、審査が厳しくなる傾向にあります。複数の売掛債権をお持ちの場合は、最も信用力の高い売掛先への請求書を使って申し込むことをおすすめします。
条件5:複数社に同時申込で比較検討
即日入金を成功させるためには、万が一の審査落ちに備えて、複数のファクタリング会社に同時に申し込むことも有効な方法です。
ファクタリングの申し込みは、銀行融資とは異なり、複数社に同時に申し込んでも問題ありません。信用情報機関への照会も行われないため、申込履歴が記録されることもありません。3社程度に同時に申し込み、最も条件の良い会社と契約するという方法がおすすめです。
ただし、実際に契約するのは1社だけにしてください。同じ売掛債権を複数のファクタリング会社に売却する「二重譲渡」は、詐欺罪に該当する可能性がある違法行為です。複数社から見積もりを取り、比較検討した上で、最終的に1社を選んで契約するようにしましょう。
悪徳ファクタリング業者の見分け方【2026年最新手口】
ファクタリングは正当な資金調達手段ですが、残念ながら悪徳業者も存在します。ここでは、悪徳業者の特徴や見分け方、そして被害に遭った場合の相談窓口について詳しく解説していきます。安全にファクタリングを利用するために、ぜひ参考にしてください。
正規のファクタリングと偽装ファクタリング(ヤミ金)の違い
金融庁では、ファクタリングを装った違法な貸付行為について注意喚起を行っています。正規のファクタリングと偽装ファクタリングの違いを理解することが、被害を防ぐ第一歩です。
正規のファクタリングは、売掛債権の「買取」です。債権の所有権がファクタリング会社に移転し、売掛先が支払いを行えなかった場合でも、利用者が代金を返還する義務(償還請求権)はありません。これを「ノンリコース」といいます。手数料は買取代金から差し引かれ、金利という概念は存在しません。
一方、偽装ファクタリングは、形式上はファクタリングを装っていますが、実態は高金利の貸付です。売掛先が支払いを行えなかった場合に利用者が代金を返還する義務(償還請求権)があり、実質的には売掛債権を担保とした借入と同じ構造になっています。このような取引は貸金業法の規制対象となり、貸金業登録のない業者が行えば違法となります。
悪徳業者の典型的な5つの特徴
警察庁では、ヤミ金融に関する相談窓口を設けており、ファクタリングを装った違法業者についても注意を呼びかけています。悪徳業者には以下のような特徴があります。
1つ目の特徴は「償還請求権あり(リコース契約)」です。売掛先が支払わなかった場合に買戻し義務があると説明される場合は要注意です。これは実質的に貸付であり、正規のファクタリングではありません。
2つ目の特徴は「法外な手数料」です。手数料が30%、40%、あるいはそれ以上という業者は危険です。正規のファクタリングであれば、2社間でも通常20%を超えることはほとんどありません。
3つ目の特徴は「契約前の費用請求」です。審査手数料、事務手数料などの名目で、契約前に費用を請求する業者は避けましょう。正規のファクタリング会社では、契約が成立するまで費用は発生しないのが一般的です。
4つ目の特徴は「会社情報が不明確」です。会社の所在地、代表者名、電話番号などが不明確な業者は危険です。ウェブサイトに会社概要がない、携帯電話番号しか記載されていない、といった業者は避けるべきです。
5つ目の特徴は「執拗な勧誘」です。断っても何度も電話やメールで勧誘してくる業者、「今日中に契約しないと利用できなくなる」などと急かす業者は要注意です。正規の業者であれば、強引な勧誘は行いません。
契約前に必ず確認すべき10のチェックリスト
以下のチェックリストを活用して、安全にファクタリングを利用してください。
- 会社の所在地、代表者名、電話番号が明記されているか
- 手数料の上限が明確に提示されているか
- 償還請求権がない(ノンリコース)契約か
- 契約前に費用を請求されていないか
- 契約書の内容を十分に説明してくれるか
- 不明点に丁寧に回答してくれるか
- 契約を急かされていないか
- 口コミや評判に極端な悪評がないか
- 金融庁の注意喚起リストに掲載されていないか
- 契約書の控えを受け取れるか
これらの項目に1つでも不安がある場合は、契約を見送ることをおすすめします。急いで資金が必要な状況であっても、悪徳業者と契約してしまうと、さらに深刻な資金難に陥る可能性があります。
被害に遭った場合の相談窓口
万が一、悪徳業者の被害に遭ってしまった場合は、すぐに相談窓口に連絡してください。
金融庁の「金融サービス利用者相談室」(0570-016811)では、金融サービスに関する相談を受け付けています。ファクタリングを装った違法な貸付行為についても相談可能です。
警察の「#9110」(警察相談専用電話)では、犯罪被害に関する相談を受け付けています。悪質な業者による詐欺や恐喝に遭った場合は、迷わず警察に相談してください。
消費者ホットライン「188」(いやや!)では、消費生活に関する相談を受け付けています。契約内容に疑問がある場合や、クーリングオフについて知りたい場合は、こちらに相談することをおすすめします。
2社間ファクタリングに関するよくある質問
ここでは、2社間ファクタリングに関してよく寄せられる質問にお答えしていきます。初めてファクタリングを利用する方や、利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
Q1. 個人事業主でも2社間ファクタリングは利用できますか?
A: はい、個人事業主でも2社間ファクタリングは利用できます。
本記事で紹介した12社はすべて個人事業主に対応しており、特にペイトナー、ラボル、FREENANCEは個人事業主・フリーランスに特化したサービスを提供しています。ただし、売掛先が法人である請求書に限定される場合が多いため、事前に確認することをおすすめします。
Q2. 売掛先に通知されずに利用できますか?
A: はい、2社間ファクタリングでは売掛先に通知されません。
2社間ファクタリングの最大のメリットは、売掛先に知られることなく資金調達できる点です。利用者とファクタリング会社の2者間で取引が完結するため、売掛先への通知や承諾は不要です。ただし、債権譲渡登記を行う場合は、登記簿を閲覧されると債権譲渡の事実が判明する可能性があります。完全に秘密にしたい場合は、債権譲渡登記不要のサービスを選ぶことをおすすめします。
Q3. 赤字決算や税金滞納があっても利用できますか?
A: 売掛先の信用力が高ければ、利用できる可能性があります。
ファクタリングの審査では、利用者の財務状況よりも売掛先の信用力が重視されます。そのため、赤字決算や税金滞納がある企業でも、売掛先が上場企業や官公庁などの信用力の高い企業であれば、審査に通る可能性があります。アクセルファクターやベストファクターなど、審査通過率の高い会社であれば、より柔軟に対応してもらえる場合があります。
Q4. 審査に落ちることはありますか?
A: はい、審査に落ちる可能性はあります。
ファクタリングの審査では、売掛先の信用力、売掛債権の内容、利用者の事業実態などが確認されます。売掛先が新興企業や財務状況の不安定な企業の場合、売掛債権の信憑性に疑義がある場合、利用者の事業実態が確認できない場合などは、審査に落ちる可能性があります。審査に落ちた場合は、別の売掛債権で申し込むか、別のファクタリング会社に相談することをおすすめします。
Q5. 2社間ファクタリングは違法ではないですか?
A: いいえ、2社間ファクタリングは正当な取引であり、違法ではありません。
民法第466条では、債権の譲渡は原則として自由に行えると定められています。ファクタリングは、この債権譲渡に基づく正当な取引であり、違法性はありません。ただし、償還請求権がある「リコース契約」の場合は、実質的に貸付とみなされ、貸金業法の規制対象となる可能性があります。正規のファクタリングを利用する限り、法的な問題はありません。
Q6. 確定申告でどのように処理しますか?
A: ファクタリングの手数料は「売上債権売却損」または「支払手数料」として処理します。
ファクタリングは債権の売買であり、借入ではありません。そのため、会計処理上は売掛金を消滅させ、手数料は「売上債権売却損」または「支払手数料」として費用計上します。なお、ファクタリングの手数料は消費税の課税対象外(非課税)となります。詳しい処理方法については、顧問税理士にご確認ください。
Q7. 債権譲渡登記とは何ですか?
A: 売掛債権の譲渡を公的に登記する手続きのことです。
法務省が管轄する債権譲渡登記は、動産・債権譲渡登記制度に基づいて行われます。登記を行うことで、ファクタリング会社は第三者に対して債権譲渡の事実を主張できるようになり、リスクを軽減できます。ただし、登記を行うと登記簿を閲覧した人に債権譲渡の事実が分かってしまうため、取引先に知られるリスクが高まります。2社間ファクタリングでは、債権譲渡登記不要のサービスを選ぶことをおすすめします。
Q8. 複数の会社に同時に申し込んでも問題ありませんか?
A: 申し込み自体は問題ありませんが、契約は1社だけにしてください。
ファクタリングの申し込みは、複数の会社に同時に行っても問題ありません。信用情報機関への照会も行われないため、申込履歴が記録されることもありません。むしろ、複数社に見積もりを取り、条件を比較することは賢い方法といえます。ただし、同じ売掛債権を複数の会社に売却する「二重譲渡」は詐欺罪に該当する違法行為です。比較検討の上、最終的に契約するのは1社だけにしてください。
まとめ:2社間ファクタリングで安心×お得に資金調達する方法
本記事では、2社間ファクタリングのおすすめ会社12社の比較から、仕組み、メリット・デメリット、悪徳業者の見分け方まで、詳しく解説してきました。最後に、ご自身の状況に合った会社の選び方と、確実に資金調達するためのポイントをまとめていきます。
今日中に資金調達したい方
→ QuQuMo、ペイトナー、PAYTODAYがおすすめです
- オンライン完結で最短即日入金が可能
- 必要書類が少なく、手続きがスムーズ
- 債権譲渡登記不要で取引先に知られない
手数料を抑えたい方
→ 日本中小企業金融サポート機構、OLTA、PAYTODAYがおすすめです
- 手数料上限が明確で予想外の請求がない
- 一般社団法人や実績ある企業が運営
- 継続利用で手数料が下がる仕組みあり
個人事業主・少額利用の方
→ ラボル、ペイトナー、FREENANCEがおすすめです
- 1万円から利用可能な少額対応
- 個人事業主・フリーランスに特化したサービス
- シンプルな料金体系で分かりやすい
確実に資金調達するための3つのポイント
- 複数社に相見積もりを取る:同じ売掛債権でも会社によって手数料が異なります。最低3社に見積もりを依頼し、条件を比較した上で決定しましょう。
- 手数料の上限を確認する:手数料の下限だけでなく、上限も必ず確認してください。上限が明確な会社を選ぶことで、予想外の高額請求を防げます。
- 償還請求権なし(ノンリコース)を選ぶ:売掛先が支払えなかった場合に買戻し義務がない契約を選びましょう。償還請求権ありの契約は実質的に貸付であり、正規のファクタリングではありません。
2社間ファクタリングは、正しく利用すれば非常に便利な資金調達手段です。本記事の情報を参考に、安心してお得にファクタリングをご活用いただければ幸いです。